竹心の魚族に乾杯

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登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

23/03/08 エビるんならテンヤでいいんじゃない?

2023年03月08日 22時25分23秒 | 番外編「海」
太刀魚釣り2023年第8戦目。

昨日はデスアダー(4インチ、チビアダー)での初釣果となり、戦略の引き出しを1つ増やすことが出来ました。

ジグヘッドはドリフトアックスの8g(2フック仕様に加工)。前フックはカルティバST-26の#10で、後フックはヴァンフックの#8だったんですけど、写真撮影後の首振り一発で簡単に外れてしまいましたので、今日は前後ともカルティバST-26の#10で行くことにしました。

単純にフックサイズを下げるだけでも、エビになる確率は低くなるわけですが、これだけではまだ対応としては不充分です。
他にも、エビ対策の有力な候補として、例えばマーズストライクヘッドなども検討したのですが、風が強い時などはどんなにサミングで頑張ってみてもやはりかなりの頻度でエビが発生するだろうと思われ、焼け石に水、感が否めません。

そこでテンヤです。

ジグヘッドで太刀魚を釣る場合、下向きに装着したアシストフックに太刀魚を掛けるわけですが、その際スプリットリングを介してアシストフックを装着する方式ですと、多かれ少なかれエビ問題が起きます。
その一方、テンヤは最初から下向きのフックが鋳込まれていますから、アシストフックを装着する必要はないわけです。
デスアダーをジグヘッドではなくテンヤにセットすれば、当然のことながらエビるということはほぼ完全になくなるわけです。もちろん、デスアダー本来の動きはいくらか犠牲になってしまうわけですが、それでも、その代償を上回るメリットがもしあれば、戦略の幅が広がることになるわけで、今後我が陣営の貴重な戦力になってくれるだろうと。

テンヤにセットするのであれば、大きさ的に4インチよりも5インチの方がマッチすると思います。4インチで釣れるのですから、5インチでも問題なく食ってくるはずです。
そこで本日は、急遽デスアダー(5インチ)をテンヤにセットした上での出撃となりました。




現着18時半
引き続き強い南風が吹いていますが、これから風向きが変わってくる予報となっております。風向きが変わるタイミングで弱まってくれるか。


そこら辺を勘案し、敢えて風当たりの強い面に入堤します。


本日のタックル。


本日のリグ。

昨日の反省点を踏まえ、エビ対策としてテンヤにセットしたデスアダーを携行。



18時50分開始。

さっそく、最初からデスアダーを投げていきます。

ここでまたしても問題が発覚。

万全を期したはずのテンヤですが、なんと想定外の事態が。
キャストのたびにデスアダーがズレて斜めってしまいます。

どういうメカニズムでこうなるのか不明なんですが、何度やっても同じ状態になります。これでは、エビった状態とたいして変わりありませんね。
ジグヘッドではエビるのが不回避のため、テンヤにデスアダーをセットしているわけですが、目論見は失敗でした。

ということで、仕方なくいつも使っているダート用のジグヘッド+ワームの組み合わせにチェンジします。


風が強く、表層がゴンゴン流れている状況です。
ラインが引っ張られるため、ジグヘッドを重くしたくなります。18gで行きたいところですが、デルタ形状のヘッドなら14gでもなんとかぎりぎりラインテンションをキープできるようです。


そして回遊時刻の19時半
何事も起こらず。



19時45分。パワーダートヘッド14g+パワーダートミノー90 #010パールグロウでかすかな違和感。

そこですかさずドリフトアックス8gにセットしたデスアダーを投げます。

ショートバイトあり。
しかし、食わせるところまで行きません。
昨日は前#10、後#8というフックのセッティングだったんですが、エビが多発するため、今日は前後とも#10のST-26にしています。



21時
ようやく風が収まってきました。ですが、流れの方もピタリと止まってしまっているんですよね。時既に遅しといった感じです。
潮位が低いのでジグヘッドを重くしたいところですが、海面が静かなので軽いジグヘッドで頑張ってみる他ないようです…


22時半
もう最後ということで、再びテンヤにセットしたデスアダーを取り出します。今度は、デスアダーを無理矢理引っ張ってズレないようにテンヤにセットしてみます。

アクションも先ほどまでとは異なり、オーソドックスな曳き釣りのアクションでやってみます。
するとデスアダーのツンツンアクションでプルプルッとバイトあり。
沖の方には居るみたいですね。目測40mぐらいでしょうか。
次も同じように誘っていきますが、ダメです。
すぐに来そうなものですが、何故かあとが続きません…

足元に寄ってるかも知れないと考え、グラスミノーにチェンジしてみますが反応がありません。

…もはや打つ手がない状態。


テンヤを使用したデスアダーの曳き釣りアクションで反応が得られたことは収穫でしたね。満足して終了としました。




今日、いろいろやってみて分かったことは、一般的なテンヤ曳き釣りのスタイルは、一定のタナを集中的に曳いてるように見えるんですが、これは錯覚なのだと。遠投してラインが水平に近い角度になるため、横に曳いているようなイメージを持ってしまうのですが、それは違うのだと。どちらかというとメタルジグでフォールのアタリを取って行く釣り方に近いのだということが判明。
「カウント何秒」とかいうのは、魚が見ているタナを言い表しているというよりも、表層から何秒まではスキップしていいよ、フリーフォールで落として大丈夫だよ、という風に解釈した方が良いということを今さらながら理解。テンヤの曳き釣りは表層から丁寧に釣っていく釣り方なんですね。
釣りのスタイルは完全に異なりますが、結果的には巻きの釣りで落としながら巻くスタイルがありますがアレと通じるものがあるのではないかと感じた次第です。

これは硬めの竿(Sephia XTune S902M)を使ってみないと分からないことでしたね。
低活性の魚を釣るのに硬い竿、太い糸を使うという点がちょっと意外な感じもしますが、これはこれで理に適ってるんでしょうね。
太刀魚って、強めのアクションを入れてやらないと口を使って来ない状況も結構あるんですよね(2020年11月5日、11月8日、2022年11月14日、11月28日)。
また長い竿は足場の高い場所でも風の強い日でも有利みたいですね。

反対に、着水直後の泳ぎ出しが決定的となるシチュエーションであったりとか、姿勢をコントロールしつつ潮流に乗せてドリフトさせるような状況ですと、やはり柔らかめのロッドが有利のような気がしています。リグが流されていく感触が分かるかどうかが釣果の明暗を分けるような状況も多々あると思いますので。







[日時]2023年3月8日(水)
[天候]晴、風あり
[水温]11°C。澄み
[時間]18時〜24時
[釣果]0
[バイト]3
[ルアーロスト]_
[カウント]_
[胃の内容物]_
Rod: SHIMANO Sephia XTune S902M
Reel: SHIMANO 2006 Sephia 2500S
Line: Fireline Original 1/.25lb (3ポンド 0.5号)
Leader: タカミヤ リアルメソッド エギングリーダー(フロロカーボン)2号(2m)
Bite leader: none
Jig: _
Hook: _
Worm: _
[小遣い]千円(タバコ、コーヒー他)
[感想]テンヤ作戦は失敗…

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