タクシーに乗って充電、あなたのケータイ-。温室効果ガスの削減目標を定めた「京都議定書」の発祥地・京都のタクシー会社が、走行による風力発電で乗客の携帯電話を充電するサービスを始め、評判になっている。今のところ1台だけの導入だが、今後、導入台数を増やし、地道な環境貢献を果たす考えだ。
この会社は、「エコロタクシー」(五十嵐道和社長、京都市中京区)。風力発電タクシーは、直径約20センチのプロペラを車体上部のあんどん(車屋灯)に内蔵して発電、車内の専用バッテリーに蓄電する仕組み。充電は無料で、先月導入した。
利用は1日平均3人程度だが、乗り合わせた乗客のほとんどが装置について質問するほど関心は高い。1日約30件だった同社のホームページへのアクセスも、開始1週間で約2万5600件に上り、環境問題に取り組む大学やNPO(民間非営利団体)からは、装置導入を歓迎する意見が寄せられているという。
同社は、大手タクシー会社に勤務していた運転手7人が独立して平成14年に設立。社名の「エコロ」が示す通り、会社として環境問題に取り組んでおり、所有するタクシー全20台に、停車時にエンジンを切るアイドリングストップ装置を搭載している。
五十嵐社長は「反響の大きさに環境問題への関心の高さをあらためて教えてもらった」と話している。問い合わせは同社(TEL075・803・2228)。
サンケイ
この会社は、「エコロタクシー」(五十嵐道和社長、京都市中京区)。風力発電タクシーは、直径約20センチのプロペラを車体上部のあんどん(車屋灯)に内蔵して発電、車内の専用バッテリーに蓄電する仕組み。充電は無料で、先月導入した。
利用は1日平均3人程度だが、乗り合わせた乗客のほとんどが装置について質問するほど関心は高い。1日約30件だった同社のホームページへのアクセスも、開始1週間で約2万5600件に上り、環境問題に取り組む大学やNPO(民間非営利団体)からは、装置導入を歓迎する意見が寄せられているという。
同社は、大手タクシー会社に勤務していた運転手7人が独立して平成14年に設立。社名の「エコロ」が示す通り、会社として環境問題に取り組んでおり、所有するタクシー全20台に、停車時にエンジンを切るアイドリングストップ装置を搭載している。
五十嵐社長は「反響の大きさに環境問題への関心の高さをあらためて教えてもらった」と話している。問い合わせは同社(TEL075・803・2228)。
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