和歌山市の水道水から異臭が発生し、「かび臭い」などと訴える苦情電話が4月22日から2日にかけて、市水道局に殺到している。このところの暑さで、水源の紀の川下流で植物プランクトンが異常発生し、浄水場を消毒したためとみられるが、市は2日から広報車を市内で巡回させるなどし、安全を強調する広報活動に力を入れている。
苦情電話は、2日だけでも499件(午後5時現在)。4月22日から2日夕までに寄せられた苦情は市内全域で計849件に達した。
市水道局によると、異常発生した植物プランクトンに対処するため、市内4カ所の浄水場を消毒した結果、水道管を通じてにおいが流れ込んだという。水道局は、原因を特定できた4月28日から活性炭などを使ってにおいを取り除く作業を続けているが、1日の雨で再びにおいが強くなったという。広報車は「ご迷惑をかけていますが、健康に問題はありません」と呼びかけている。
水道局は2日になって電話殺到の事実や異臭の原因などを公表した。遅れた理由について「原因究明と活性炭の効果を見極めるのに時間がかかったため」としている。
朝日和歌山
苦情電話は、2日だけでも499件(午後5時現在)。4月22日から2日夕までに寄せられた苦情は市内全域で計849件に達した。
市水道局によると、異常発生した植物プランクトンに対処するため、市内4カ所の浄水場を消毒した結果、水道管を通じてにおいが流れ込んだという。水道局は、原因を特定できた4月28日から活性炭などを使ってにおいを取り除く作業を続けているが、1日の雨で再びにおいが強くなったという。広報車は「ご迷惑をかけていますが、健康に問題はありません」と呼びかけている。
水道局は2日になって電話殺到の事実や異臭の原因などを公表した。遅れた理由について「原因究明と活性炭の効果を見極めるのに時間がかかったため」としている。
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