雪害の記録 2006 Apocalypse

君死にたもうことなかれ

(機械好き)迫力の「フォグスクリーン」

2005年05月02日 | 雪害の記録04-05
 「水と緑のパビリオン」。グローバル・ハウスのすぐ隣、ちょうど、緑化壁のバイオラングとの間にある。総面積が約260平方メートルという小さなパビリオンだが、その名前通り、水と緑の大切さを分かりやすく伝えている。グローバル・ハウスが人類の進化や技術の進歩を示すスケールの大きな展示館とすれば、水と緑のパビリオンは、身近な環境を守ることの重要さを改めて感じさせてくれる。

 このパビリオンは、博覧会協会と、国土交通省中部地方整備局や東海地方の建設会社などでつくる「21世紀の社会資本を考える実行委員会」が協力して運営している。

 企業館や、外国館が入るグローバル・コモンのように、遠くからでも見えるという建物ではない。このため、グローバル・ハウスに入るための整理券をもらった人が、入館時間が来るまでの間に入ったり、バイオラングを見た人が、そのまま入館したりしている。入り口から進むと、床に2面のスクリーンがある。雨や雪が降り、河川から海に戻るという水循環の仕組みを美しい自然の映像とともに紹介している。

 来館者を驚かせるのが、「フォグスクリーン」。細かい霧がスクリーンとなり、万博のマスコット、モリゾーとキッコロが映る。家族連れが、霧に向かって手を差し出したり、記念写真を撮ったりしている。館の奥にある3Dシアターでは、木曽川水系の治水の歴史などが迫力ある立体映像で紹介される。

 1日、滋賀県彦根市から訪れた会社員金綱敏男さん(60)は、グローバル・ハウスの見学が本来の目的だったという。「私の持っているガイドマップには、水と緑のパビリオンはなかったが、立体映像は迫力があったし、自然の大切さが改めてわかった。思いがけずいい展示を見て得した気分です」と笑顔で話していた。

読売
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