自作真空管アンプ製作日記

オーディオ用、真空管アンプの製作に挑戦。 簡素な装置で、メーカー製に負けない、デザインのアンプに挑戦しています。

前回の続き、電源分離型ライン(コントロール)アンプの紹介

2015年02月11日 | オーディオ
今回の電源分離型のコントロールアンプです。
シールド線は極力使わず、信号線を極力短くするためリレー切り替え、ゲイン調整はトランス型アッテネーター使用による
生きた音を目指しました。
その為に、電源分離、左右電源別々によるクロストローク向上による定位の安定を狙っています。


また、現在の外部機器を便利に使用する目的で

入力5回路
レコードプレーヤー(ダブルアーム)対応でMC入力2回路。
ライン入力のバランス入力2回路、アンバランス入力1回路です。

出力3回路
バランス出力2回路、アンバランス出力1回路を設けました。

で制作しました。


上部がコントロール部で、下部が電源部





今回紹介のコントロール部です
左より、電源スイッチ、入力切替(バランス、アンバランス)、ゲイン切り替え、MCカートリッジのインピーダンス切り替え、入力セレクター、
右側にコイル式アッテネーター L、R です。





後ろ側の入出力端子です。
右側より、フォノ①、フォノ②、ライン入力(アンバランス)、ライン入力①(バランス)、ライン入力②(バランス)
出力バランス①、出力バランス②、アンバランス、アース端子、その下に電源コネクターです。





内部の写真です。
左上部がトランス型アッテネーター左右1組です。 右側がライン用の出力トランス、その横がMCトランスです。
左下部がラインアンプ部に入力トランス、左側の緑色基盤がイコライザーアンプで中央にオイルコンデンサーです。

組みだすと大変です。故に、各ユニットを最初に組んで、組み込みとしています。




イコライザーの回路図です。 前回発表の基盤を移行しました。 SRPP回路で構成しています。





フラットアンプ回路です。 これもSRPP回路で真空管はパラ接続にし、極力インピーダンスを下げ、強力にドライブする事を目的としています。
ラインの出力トランスは、10KΩで600Ωです。 この出力より、トランス型アッテネーターを使用しました。
小音量でも、シッカリとした音質が出ています。




入力トランスとセレクタ回路のリレーです。 このリレーを採用した事により、信号線を極力短くしシールド線の排除により
音質劣化を防いでいます。
また、LR別々の回路でクロストロークの向上を狙っています。




フロントパネルの裏側です。 配線前のスイッチ関係で、竹の集成材でパネルを制作していますので、アース関係も含めて銅テープを張っています。
左側は、トランス型アッテネーター設置用のスペースです。




マニアの方が自作したトランス型のアッテネーターを購入した物です。




ロータリスイッチに配線をして、フロントパネルに取り付けました。(上部の3端子は、入出力の端子です)





フロントパネルの裏側の左側、切り替えスイッチ群で、全部リレーの操作スイッチとしていますので、信号線は来ていません。





最後に配線するための端子と、端子名です。




電源回路の12Pコネクターです。 約1.5M  12芯キャブタイヤーケーブルを使用しました。(雄、雌を付けています)






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