マホロミ 3巻

個人的に大好きな漫画家さん、冬目景さんの新刊！
2巻の感想
帯コメントには、
「そのひとには、開いてはいけない扉がある。
　建築家の大学生・土神の建物をめぐる奇妙な冒険ーーー」
とのこと。
もう、この巻は石蕗くんの回ですねｗ

建物の調査の件で石蕗に話を持ちかけるも、
むしろ近代建築に興味ない！とにべもなく断る石蕗。
...そんな石蕗くん、いいトコのお坊ちゃまな訳ですが。

そんな彼に、なんと庶民の感覚と味わい社会勉強をするように、
と学生寮に住まう指令が出されるｗｗ
始めは廃屋同然なボロ屋敷に辟易して帰る気満々だったものの、
周囲にほだされてなんだかんだでいることにｗｗ


庶民的な食べ物を食べた事が無い！という彼の驚きっぷりはすごい！
お好み焼きで宇宙に到達ｗｗしかも「味皇か」のつっこみがｗｗ

話は色々同時進行。
卯が気に掛ける真百合の表情にも色々過去がありそうだし

というかこの辺は巻末の場面で思わずグッときてしまいました...
こういう陰のある女性って好きです。

土神くんとこの所長も、過去に色々あった鳥浜岬という女性が登場。
...もうね、この二人のやりとり見てるだけでも過去のやりとり色々推察できちゃうし、
こういう微妙な関係の二人っていいよね・・・凄く好きです。
それはそうと

この場面のセリフ、ほんとに深いと思う。
これって「建築」を仕事とか絵とか、他の事ばに変えたとしても
そのまま意味が通じると思うんだよね・・・

という訳で。
イエスタデイをうたってほどじゃないによせｗ
ゆったりしていた時の流れが徐々に動きだしてきました。
そして人間関係も・・・
個人的には特に真百合さんのことが気になりますね。
4巻も楽しみ！

マホロミ 3: 時空建築幻視譚 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

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冬目 景
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