
8巻の感想
帯コメントには、
「「二度と会わない」
突然告げられた別れの言葉に動揺を隠せない鈴。
物語は予期せぬ方向へ!!」
とのこと。
何度となく春時と津軽の間を行き来してきた鈴。
そして、少なからずそれにかかわっている佐乃次。
さらには、そんな関係の裏に見えてきた遠峰の存在。
突然「二度と会わない」なんて告げられた鈴はショックを受けるものの、
津軽と二人で遠峰のところへ乗り込むことに。
そうしてそこで明かされる過去ーーー
佐乃次の本当の過去が明かされます。
なんとなく、過去の佐乃次の行動に一貫性が無いというか、
一番行動が謎な人だったような所があるので、
これで彼の過去を知ってある程度納得。
そして、そんな過去を知るほどに春時がより身近に感じられる不思議・・・
そんなシリアスな展開の中でも、やはりこの津軽と鈴のやり取りはたまりませんw

かわいい女の子、じゃあなくて一人前の女性として見てほしい
鈴の背伸びっぷりがたまらなくかわいいですね!
そして

春時に改めて佐乃次を託される鈴。
そうして春時は遠峰に挑むものの・・・

というわけで。
前の巻で春時の過去が明かされ、そしてこの9巻では佐乃次が。
そうして見えてきた遠峰の本性・・・
物語は、負傷した春時を護送する車の中に鈴が潜り込み、藤島屋へ向かうことに。
しかし、次巻予告を見ると、半次郎という男が登場して
鈴の身に危険が・・・!?
というなんとも気になる終わり方をしています!!!
もうもう、早く10巻が読みたくてなりません!
いつもながら楽しみです!