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食事のおはなし2013~14 松山編

久しぶりに登場の「食事のおはなし」。愛媛に引越して1年を記念して書いてみたいと思います。こうして実際に住んでしまうと外食する機会はすっかり減ってしまい、おいしい食材でいつも自宅で料理してしまうのですが…うまいものに出会った記憶はいつまでも残っているもので、ちょっとずつ思い出しながらご紹介します。


さすが瀬戸内だけあって、関東とは魚の種類が大きく異なります。そして新鮮。太刀魚やサワラ、マナガツオの刺身も松山に来てから知った味。チェーン店やフランチャイズが大都市圏に比べるととても少ないので、お店ごとの料理を1品1品味わうのが本当に楽しいです。

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寒鰆(サワラ)のお刺身と炙り

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「あさつき」の大将


鯛は養殖なら1年を通して、シーズンによってはスーパーで天然鯛と養殖が同じ値段で売られていることがあります。「鯛めし」は2種類あり、中予・今治風は土鍋や釜で炊き込むスタイル、南予・宇和島風は刺し身をご飯にのせて、だしと生卵をかけるスタイルです。

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宇和島風鯛めし「鮮魚旬菜 吉」


また炊き込みといえば鯛めしと並んで「たこめし」もおすすめで、旬の季節のみ営業している専門店があるほどです。

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「たこめし三原」


四国なのでもちろんうどん文化。讃岐うどんに比べるとやわらかめの麺で、いりこと昆布、少し甘めのだしが特徴。麺との一体感があり、だしの余韻が気持ちいいです。多くのうどん店ではおでんも食べられます。しょうゆやみそも甘く、松山で初めてラーメンを食べた時はその甘さにびっくりしました。

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「車井戸」の鍋焼きうどん


四国で日本酒というと高知のイメージがありますが愛媛も種類が豊富で、水のおいしさがそのまま反映されているようです。これも東北~北陸に比べると甘口ですので、辛口好きの方には純米吟醸をおすすめします。

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地酒飲み比べ
西条市の「石鎚」と西予市の「城川郷」


ここまで和食中心でしたが、印象的なのは、松山にはイタリア料理のレストランやバールがとても多いこと。瀬戸内が地中海の風景に通じていて、一年を通して新鮮な魚介や野菜が地元で手に入るからだそうで、おいしいお店がたくさんあります。

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「ロカンダ・デル・クオーレ」(東温市)のランチ


「じゃこ天」「じゃこカツ」はぜひ揚げたてを、みかんは10月の極早生みかんから始まって、紅まどんな、いよかん、せとか、清見タンゴールなど、時期によってさまざまな種類が楽しめます。すっかり宣伝モードになってきてしまいました。お腹もすいてきたのでこのへんで…
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