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コスト考、すっとこ。

「自営業」ならではの確定申告…このブログも2ネタ続けて重くて申し訳ないけど、まあ先が思いやられます。 「学生」だとか「修行中」の間って、けっこうお金もパパッと使いたいところにー特に音楽に関してはー使えちゃったりしたんだけど、「コスト」なんてものを気にしだしてからは、かなりヒモも固くなってしまった。

良くないと思ったのは、その音楽に以前ほどお金をかけなくなってしまったこと。これはミュージシャンとしてはある意味、というかかなり本末転倒。それなりにいい楽器や機材をそろえることができたから?いやいや、いつもいろいろなものを聴く機会を持たないと、僕も前に進めない。新しいものができるはずもない。 でも思いなおすと、東京で音楽を聴くのって、やっぱり高いよ。僕もライブの料金を自分で設定するたびに思う。でも実際、そうするしかないんです…。

もし自分に政治力があったら、そこから見直したいね。かといって、「ビジネス」か「文化事業」かの両極にふれるのではなく…何かいい方法はないだろうか…ついでにボイス「電気用品安全法」なんか作る人たちによって、音楽に関わる人間の生活が規定されるのもつらいし…どうにかならんかね。

コスト計算を続けます。これは経費、これは私費。もうちょっとこれは安いのにした方がよかったかな、いやケチったから逆にここで余計な出費ができた、などと、いろいろ見えてきて勉強になります。

お金があるから高いものを買い、お金がないから安いものにしておく、というのは、コストを考える際、単純には比較できない。高いものなら便利で長持ちするとは限らないし、安いものでも使い心地が良く長持ちしてラッキーということもある。その逆もまたしかり。ランニングコストは購入価格と同じくらい重視する必要があるし、満足感や、それによってアップする「作業効率」も、立派なコストのうちです。

6日のニュース(WBS)で、激高「白物」家電が売れているニュースをやっていた。5万円以下の冷蔵庫や洗濯機は前年より10%売り上げが落ちているのに、15万円以上もする製品は逆に10倍、100倍の推移で売れてるんだとか。すげえ。僕も先日、家電量販店で、5万円の炊飯器にたまげたばかり。広告を見直してみると、洗濯機のところ、19,800円の「処分品」のとなりに220,000円のドラム型のやつが普通に載っている…こんなことって。

でも面白いのは、こうした現象は、必ずしも「差別化」だとか「格差」だとかでくくれないかもしれないこと。ある品目の高額商品は、普及品に比べ10年間で電気代が50,000円くらい安いらしい。車とは逆だ。

…でもやっぱり高すぎるよな。結局そっち?

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