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セントルシア流ライフ

青年海外協力隊モリモリ活動日記

図工の授業

2009年01月12日 | Weblog

今日は、久々に子どもの前に立って授業
以前は毎日教壇に立っていたのに、ちょっと緊張しました
授業の準備も、英語も大変だったけど・・・、やっぱり

教えるのって、楽しいぃーーー

作品を夢中で作る、子どもの真剣な顔
出来上がったときに見せる、きらきらした目
紙コップロケットを作ったのですが、それはそれは楽しんでくれたようです。
「ミス、チェコ、次はいつきてくれるの?」とうれしそうに聞いてくれて。
英語でうまく話せない分、子どもの生き生きした姿が
それまでの苦労をふきとばしてくれました
     
そしてそんな姿を見て、日本で教えていた子どもたちの顔を思い出しました

以前は目の前のことに追われ、こんなことをあらためて考える余裕もなかったんでしょう
先生って素晴らしい職業だなって、あらためて
先生という職業は一般の会社と違って
お金のために働くのではなく、子どものため
つまり人のために働く、素晴らしい職業だと実感しています
一般の人から見ると、公務員はなまぬるいと言われる時もありますが
お金はあとからついてくる職業なんです
きれいごとのように聞こえますが、今は本当にそう思えるようになりました
よく面倒をみてくれた先生がよく
「私たちは、子どもから給料をもらっているんだ。」と、言っていましたが、
本当にそう思います

子どもを教えるのは、本当に大変なことだし、責任もとても重いです
だからこそ、先生の仕事は尽きません。
休みの日でもよく子どもの夢を見たものでした。
でも、どの先生もきっと給料をもらう喜びよりも、
子どもが成長したり、輝いていく姿を見たりすることが
1番の喜びだと感じていると思います
だからやめられないんですね。

ここに来て、先生としての自分を見つめなおす機会が持てて自分は幸せ者です。
やっぱり子どもの笑顔は1番の原動力。なんでも楽しんでやらないと

最後に。長年先生経験のあるピースコーの人の、印象に残った一言。
「先生という仕事は、1番大変な仕事だ。
 子育てをしている『お母さん』という仕事をのぞいてはね。」
納得です


算数ミーティング

2009年01月08日 | Weblog
毎月1回、この地域の6年生を担任している先生が集まって
算数ミーティングを教育委員会で開いています。
私は算数アドバイザーとして、
単元テストを作って紹介したり、授業で使える活動を紹介したりしています。

実は、単元テストというものがこの国にはないんです
日本なら、例えば分数の単元を勉強したら、最後に単元のテストがあって
自分がどれくらい力がついたか分かりますよね。
しかしここにはありません。
だから子どもも先生もどれくらい力がついたかわからないままなんです。
問題はそれだけじゃありません。コピー代や紙代がないこと。
そしてテストを作るという責任をだれも負いたがらないということなどなど山積みです。
でも、子どものためになることならなんでもやってみるべきです

しかしながらテストを見た、彼らの反応はいまいちでした
忙しいのにそんなことするの?!という感じで。
...だから、これはちょっとしばらく保留です

どんなによかれと思ってやっても、本人達の意志がなければ
ただの押し付けになってしまいますし、長続きしませんから

授業で使える活動紹介でも、問題が起こりました
カード数枚を作って授業の始めの5分でできる、
ショートエクササイズを紹介しました。
先生たちに子どもの役をしてもらい、楽しく実践
先生たちも「これはいいシュートエクササイズだ!」
と言ってくれたのはいいのですが...
ある先生が「そのカード私にちょうだい!」と言ってきたのです
つまり、自分でカードを作るという手間をかけたくないのでしょう。
めんどくさい
紙を切って数字を書く、というだけの作業なのに。10分もかかりません。
私はプリントにご丁寧にも、『カードの作り方』まで書いて出したのに(写真)
理由はいろいろあると思います。時間、紙代、やる気...
私も気が付いていました。
前回紹介した活動もその後、学校を回っても誰も実践した様子が伺えなかったからです

そこで発想を逆転してみました
カードをくれ→作らなくてすむ→すぐ実践できる→実践してみたい→やる気がある

そして私が出した返答は、「もちろん。授業でぜひ使ってね。」でした。
私の作った見本は一つしかありません。
他の先生は「いいな。」と、言っていたので
「よかったらみなさんの分も作ります。」と、10人分のカード作りを引き受けました

わかっているんです
やる気のない人に物をあげるってのは、その人のためにならないってこと
でも、今回のショートエクササイズは、そのカードを作らなければできません。
そのショートエクササイズの良さを知って、
実践してもらうのが今回の1番の目的です。
だから、紙代も手間も今回は私が引き受けました。

ここでの活動では、いつも矛盾を感じてしまいます
どこまで協力隊員の私がやるべきなのか。
自分の時間を割いてまでやろう、という気がない先生にいくら何かをしても
「やってもらってラッキー!」程度にしか思われないでしょう
でも、教えるおもしろさや、紹介した活動の本質を知ってもらうことで
少しでもやる気になってくれれば、
少しは意識も変わってくるんじゃないかと思うんです。
そのためだったら、ちょっとは私の時間やお金を犠牲にできます。

私たちの活動は、マンパワーであってはいけないと思います
マンパワーとは会社でいう一会社員のことです。
現地の人にとって『給料を払わなくても働いてくれる、ラッキーな人』
で、あってはいけないのです。
それなら代わりはいっぱいいるのですから。
しかし、今の私はマンパワーと言われれば、そうなのかもしれません
でも、いつか少しずつ私の思いが伝わって
いいものを吸収しようとやる気を出してくれる先生が出てくることを
信じています

私が帰った後も、先生たちが続けていけるものがある、
そんな活動にしていきたいです

スキューバーダイビング

2008年12月24日 | Weblog

セントルシアに来る前に立てた目標を、1つ実現しました
それはスキューバーダイビングのライセンスをとること。
カリブ海できれいな海を見ないなんてもったいない
こんな単純な理由から、考え付いたものです

ここでライセンスをとるのだから、テストも英語。説明も英語
・・・うーん。これは日本でとるよりかは難しい。

ところで私、新しいことにも結構なんなくチャレンジできるたちなんですが・・・
なんと2日目に、海の中でパニックに
海の底でゴーグルを外して、またつけ、空気を入れて元通り。
という技術訓練で鼻から水を思いっきり吸い込んでしまい
口から息できるのに、なんとなく息苦しくなり
さらに『海の底』というシチュエーションも手伝って
「もう無理!死ぬぅーー!!」ってなりました。

そこから恐怖心が取れなくて・・・
もぐろうとするとなんとなく息苦しくなっちゃうんです。はぁ~

でも、ここで諦めるなんてできない

必至でもがき考えた末、ある一つの方法に行きつきました。それは
『イメージトレーニング
成功するイメージを頭の中で描くんです。何度も何度も。何度も何度も。
するとどうでしょう。恐怖心が少しずつ減って、なんとなくできる気がしてくるんです

そして翌日。いざ海の中へ
イメージを繰り返し、落ち着いてゴーグルをはずす・・鼻に水が・・
でも、もう怖くありませんでした。だってどうなるか自分でもうイメージできてるんだもん。大成功

するとなんと海の中で、ご褒美が
私の体くらいある、大きなカメに遭遇
スローモーション再生しているようなその泳ぎは、とても優雅で、(写真)
両手両足を静かに動かし泳ぐ姿は、まるで海の鳥でした
カメの甲羅を触ると「なぁに?」と言わんばかりに、そのかわいらしい目でのぞいてきました
一緒に行ったお客さんも
「世界中でカメと一緒にダイビングできる人なんて少ないんだよ。君はラッキーだね」って。

がんばったご褒美を、カメからもらいました
あきらめていたら出会えなかったカメ。出会えなかった魚たち
出会えなかった、海の中の神秘な世界
あきらめないでよかった。
海の魅力へと吸い込まれた、私でした。
ライセンスとカメのクリスマスプレゼント一足先にもらっちゃいました。
↓色とりどりの岩    ↓鮮やかな黄色の小魚  ↓最初に訓練したプール
    

最後に、諦めかけていた私にインストラクターがかけてくれた言葉が印象的だったので
「もし『私はできない』と思えば、一生成功できないだろう
 でも、『私はできる』と思えば、いつか成功するだろう
 チャレンジすることに意味があるんだよ。
 気持ちの持ち次第だ、君はきっとできる
何でも嫌なことから逃げることは簡単です。
でも、『私はできる』というイメージを持って取り組むことは、成功をにぎる大切な鍵
できないと思っても、まずは『私はできる』と思ってチャレンジしてみる。
そしたらきっと、今ぶつかっている困難から脱出することができるでしょう


第2弾:世界遺産登頂

2008年12月17日 | Weblog
また登っちゃいました 世界遺産の山ピチピトン
セントビンセントから同期の協力隊の友達が来て
セントルシアにいる協力隊も混ぜて大勢で登ってきました
前回ガイドと2人きりで登ったのとはまた違った、楽しさがありました。

やっぱりこのピチピトン登りはやみつきです
すごいハードなんだけど、登ったらまた登りたくなっちゃう、不思議な魅力があります
だからこそ、世界遺産。
毎週でも登りたい気分です

ところで、セントルシアにはこの世界遺産にちなんだ「Piton」というビールがあります
今回はそれを持って登頂。
ビールは冷えているのが基本。
でも自分の体の熱でぬるくなったこの「Piton」ビールを頂上で飲むのも
一味違った、おいしさがありました
帰りはビールの酔いと疲れで、よろよろ。
危ない、危ない

登った後は、このピチピトンのふもとの温泉へ
やっぱり温泉はいいなぁ。

締めくくりは、ブラットピットとアンジェリーナ・ジョリーも宿泊したと言われる
超高級ホテル「ラデラ」のレストランでカクテルを1杯だけ
壮大な2つの世界遺産の山に沈んでいく夕日を眺め、
将来や世界の国々について熱く語りました
↓ロープを使って↓一緒に登ったガイドの娘 ↓山の花   ↓「ラデラ」からのピチピトン
               
スフレの大自然を満喫した1日
こんなに充実した生活が毎日あるわけではありませんが
今日みたいに日本ではできない経験ができる私は
本当に幸せです
スフレの大自然から元気をたくさんもらいました
さぁ、今日も一日がんばろう!

今の生活

2008年12月15日 | Weblog
小さなことでも、時間がかかります
今までの、倍の時間がかかるんです。
外出するにも、料理するにも、
相手に気持ちを伝えるにも、
いろんなことに慣れるにも

今までになかった失敗もあります
たとえば、肉屋で豚の顔の肉買っちゃったとか
スーパーで買った卵を割ったら、死んだヒヨコが出てきたとか
冗談を言ってくれてるのにわからずに流しちゃったりとか

小さなことをするにも、今はものすごく大変で、失敗もあるけれど
でもその分、小さなことに幸せや喜びに気づくことができるんです
人の温かさや気遣い
先生や子供たちの笑顔
自然の素晴らしさ
お茶一杯のおいしさ
日本では当たり前って思っていたことも
今は一つ一つ幸せや喜びを感じることがあります

日本の慣れた生活から見ると、なんでこんなに時間がかかるんだろうって思うけど
人は、スタートラインに立った時、始めからいろんなことができるわけじゃない。
失敗を繰り返しながら、成長をしていくんだなと感じます
小さなことに気をつけているからこそ
小さな幸せや喜びを見つけられる
きっといろんなところに幸せや喜びってそのへんに転がっているんだと思います。
そんな小さな幸せに気づける自分でありたいです

写真はダブル虹。小さな幸せをみなさんにもおすそわけ
みなさんに幸せが訪れますように

そういえばやっと家でもネットがつながりました

1学期終了!

2008年12月12日 | Weblog

もうすぐクリスマスですね
日本は正月の方が大事ですが、
キリスト教徒が90%以上のここセントルシアではクリスマスは1年の中で最大のイベント
12月に入ってからはTVもラジオも職場もクリスマスの話題でいっぱい。
犯罪が増えるのもこの時期です
みんなお金が欲しいから。

さて、今日はターム1(ここで言う1学期)の最後の日
ここでは終業式なるものはありませんが、かわりにクリスマスコンサートが開かれました。
コンサートと言っても・・・とにかく自由なんです
友達の発表なんて聞いちゃぁいない。
食べ歩き、立ち歩き。なんでもありです
スピーカーの音も、隣の人との会話ができないくらいでかくて。子どもも先生も踊りまくり
なんというか、おごそかではないところがこの国らしかったです。
「楽しむ」ことが最優先なところは、文化の違いを感じます。
それでも、クリスマスというのにさすが常夏の国
外で開かれて気持ちよかったです
↓会場。いい天気   ↓舞台。大きいスピーカーわかる? ↓これはバーベキュー   
       

ところでこんなコンサートだったにも関わらず、チケット代がかかりました
バーベキューやお酒なんかも売り出します。
実は、小学校ではたまにこうやってお客さんを呼びお金を集めて、学校の資金にします。
紙代にしたり、学校を整備したり。
国から配分されるお金が少ない分、各学校で工夫して集めるんですね

そんなこんなで9月からスタートしたターム1(1学期)も終わりました
私はといえば、学校を回って数回、音楽や図工、算数を教えたりした程度。
正直、思っていた半分もできていないのが現状です
そして言葉の壁はまだまだ厚いままです。
特に、アメリカのピースコーの友達が同じ職場にいる分、
英語がまだまだだと感じてしまいます。
会話についていけないこともあるので、孤独感さえ感じることがあります
それでもちょっとは自分なりに成長したのでしょうが
想像いていた自分に、全然到達していない自分が最近は悔しいこの頃です
いろいろな難しさを感じますね。

ところで、駒ヶ根時代の友達が簡単に作れるクリスマスツリーをブログに載せていたので
参考にして私も作って、学校の先生たちに紹介しました。(上の写真)

そしたらなんと、これが意外にも人気で
「私にも作って!」「自分の子どもにあげるから、教えて!」と殺到
みんないい笑顔で喜んでくれました。
やっぱり笑顔はいいですね
笑顔、笑顔
みんな年末年始忙しいけど、いい笑顔してますか~


幼稚園で遊具作り

2008年12月09日 | Weblog

幼稚園に廃材を使って、遊具を作りました
セントルシアには隊員で作る「環境部会」というものがあります。
単純にセントルシアの環境をよくしようというもの
今日は先輩の仕事先の幼稚園で、そのお手伝いをしました

タイヤ、切り株を使って、ブランコやタイヤとびなどの遊具作り
土を掘り埋めたり、ロープでタイヤをつりさげたり。(写真はタイヤブランコ)
子どもたちもなにができるか興味津津
先生たちも子供を放って、ペンキ塗りに熱中
炎天下の中で体力を使いましたが、
出来上がったとたん、子どもたちが大喜びで遊び始めました
それを見て、疲れもふっとんでしまいました
↓タイヤブランコ大人気! ↓タイヤ飛び     ↓いい笑顔だなぁ。 
  

日本では遊具でけがする事件が起こり、公園の遊具も外されつつあります
確かに子どもたちが遊ぶものなので、安全性には留意しなくてはいけません。
そういう点で、今回作った遊具は今後もメンテナンスが必要でしょう
しかし、遊具で遊ぶことから学べることはいっぱいあると思います。
身体能力を伸ばす、友達と触れ合う、順番を守る、怪我から学ぶ・・・
遊具の少ないセントルシアで、少しでもそのお手伝いができた今日は充実感がありました。
何よりもこの子供たちのこの笑顔。いい1日でした


JAPAN DAY

2008年11月29日 | Weblog

いよいよやってきました
今日は待ちに待った、日本をセントルシアに紹介する「JAPAN DAY」日
と言っても困難もあり・・先輩の大きな努力により実現へとこぎつけました。

当初の予定では、200人くらいの来場者を目指していたのですが
当日はなんと、延べ469人もの来場者が
セントルシアの人口が約16万人だから単純に計算して
セントルシア人の約1/400以上の人が来場してくれたわけで
これが日本だとしたら、日本の人口は約1億3000万人。
その1/400だから約30万人もの人が来場してくれた計算になります
東京ドームには約45000人が入れるので、東京ドーム7杯分でしょうか
そう考えると、すごい。

ま、それは置いておいてっと。
柔道、剣道、空手の実技
すし、着物、漢字タトゥ、折り紙、日本のおもちゃの体験
クイズ大会、よさこい踊りなどなど 盛りだくさん。
私も、日本で少しやっていた着付けを担当し、たくさんの人に着物を楽しんでもらいました。
 ↓これは剣道      ↓こっちは柔道     ↓寿司      ↓よさこい
   

このイベントで驚いたことは日本に興味のあるセントルシア人が意外にたくさんいるということ
子どもは、日本の格闘技。若者は、タトゥ。
日本でいう秋葉系と言われるような、マンガやゲーム好きの人なんかも。
日本語をしゃべってる人にどこで習ったの?て聞くと、「おれ、日本の漫画好きだから」
という返答が日本語で返ってきました
空手初心者の私たちが習ったのも、セントルシア人の空手の先生
↓地元の空手の先生   ↓見物客        ↓タトゥ   ↓筋肉マンではありません。
   

たったの13人の協力隊と、関係者でこれだけのイベントが開けるんですね
みんなの力を合わせるとこんなこともできちゃうんだと。
そしてそれぞれ得意なものをもっていて、それを披露できたこと。
空手も剣道も、段保持者の先輩がいたし(どちらも女の人!)。すごい迫力でした
私も着付けを日本で少し習っていただけなのに、まさかこんなところでそれを使えるとは。
身につけておいて、損なことなんて一つもないということですね

とにかく、日本をこんなに紹介できて、すごくうれしかったです
日本の知名度が低いセントルシアで、日本人として生きていくには困難がたくさんあります。
でも、こうやって理解してくれることで壁も少しずつ低くなってくれると願っています

さて、翌週。
セントルシアのテレビのニュースでこんなのが流されました
映像ではないですが、そのニュースの記事です。
http://www.htsstlucia.com/2008_News/December/HTS_News_December_05th_2008.html#tar


JOCV&PVCジョイントイベント

2008年11月22日 | Weblog
セントルシアには、現在、日本人の協力隊(JOCV)13人の他に
アメリカ平和部隊、ピースコー(PCV)30人ほどが
ボランティアとして生活しています
彼らとは目的こそ同じものの、触れ合う機会があまりありません
しかし、英語の得意な彼らと、実績を積んできた協力隊が
もっと協力できればこんないいことはないのになぁ、
と常々みんな考えていました

そこで今回初めての試みとして開かれたのが、『JOCV&PCVジョイントイベント』
簡単に言うと、この協力隊とピースコーが一同に集まり
情報を交換してセントルシアのために、
より良い活動にしていこうというイベントです

イベントでは、互いを知るビンゴをした後に、
職種別に分かれて、代表者が互いの活動を紹介しました。
私も教育部門として、毎年6年生を対象に全国模試を行っていることなどを発表しました

英語を第一言語としない私たちにとって
アメリカ人に英語で発表することはとても難しいものがありました
しかしながら、村の中に入り個人で活動してきた彼らにとって
協力隊がここの算数のカリキュラムオフィサーと一緒に積んできた実績や活動を知れた事は
とてもいい機会だったようで、「是非協力したい、一緒にやっていこう」と言ってくれました
セントルシアの小学校隊員が減っている中で、
彼らの協力の申し出は、とてもありがたいものでした

このイベントでわかったことは、ピースコーの人たちは、
自分のできることをもっと自由に思うがまま活動しているということ
そしてそんな彼らの活動は、生き生きしているということ。
私たち日本人は、なんだか型にはまった活動をしているような気がします。
こうしなきゃとか、こうでなきゃとか、この人に了解を得なきゃとか。
理想も高いし、相手に応えなきゃっていう気持ちが大きいです
でも、ボランティアってそういうもんじゃないんだなって思えました。
できることを自分の負担にならないようにやって、楽しんで学んでもらう。
それだけでいいって考えれば、気が少し楽になります

ところで、このイベントを通じて、たくさんアメリカ人の友達ができました
友達ができるってやっぱり嬉しい
言葉が多少できなくても、互いが相手を必要としていれば
いい出逢いに巡り合えるもんなんですね。
出逢いに感謝です

写真は、私たちの発表内容

どうやって日本語教えるの?!

2008年11月18日 | Weblog
これはほんのお遊びです
日本に行ったことのあるピースコー(アメリカの協力隊)の友達から
ヒントをもらいました
英語を話す外国人が
日本語の数字の数え方を簡単に覚える方法です

1 (いち)  =  itchey (かゆい
2 (に)   =  knee (ひざ
3 (さん)  =  Sun (太陽
4 (し)   =  She (彼女
5 (ご)   =  Go (行く
6 (ろく)  =  Rock (岩 もしくは ロックコンサート) 
7,8 (しち,はち)= hitch-hike(ヒッチハイク
9 (きゅう) =  Q (アルファベットのQ)
10(じゅう) =  juice (ジュース

これにお話をつけて体を使って教えたら、楽しんで簡単に覚えてくれます
子どもも大人も。
英語を話す人に、この方法を試してみてください。

いかに工夫するかで、こんなにも違うんですね。
やっぱり勉強はなんでも楽しくが基本
と、実感させられます。

写真は私の街に住むピースコーの友達の家で夕食。
ピースコーの友達ともよく一緒に遊んでいます