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セントルシア流ライフ

青年海外協力隊モリモリ活動日記

ホットルシア ~職場の同僚たち~

2009年02月16日 | ホットルシア
たまにあることなんだけど、
今日は妙にイライラした

ワークショップの日取りや会場決め
その調整に、毎回苦労するんです。
教育委員会に電話してもでない
出ても、担当者がいない
かけなおすと言ったのに、一向にかかってこない
しぶしぶ電話すると、「あら、忘れてたわ。おほほ」と
日取りが決まって、文書を回すと
前は「いい」って言った日にちを変更したいとわがままを言いだす
場所が遠いと文句を言われる
そして最終的に

「あー!!もう!!どうすりゃいいんだ!!」

と、なるわけ。
簡単な一つの物事を決めるのに、すごく時間がかかるんです
そんな自分にもイライラ。一筋縄ではいかない。
今日はそんな日でした。

すると、そんないらいらしたのを察したのか、同僚が
「ちえこ、そんなに一生懸命仕事しちゃだめよ」と。
いやいや、みんな一生懸命仕事しないから、こうなるんでしょ
でも
「いやぁ、そうなんだけど、今日までに決めないと間に合わないから。」と、私。
同僚。
「何とかなるわよ。きっとうまくいくわ。ほら、リラックスリラックス
うーん、何もしなかったらうまくなんかいかないよ。んもう
そして益々、イライラが募るばかり

そのうち、私も疲れてきて、この日は日取りも場所決めも電話も諦めて
学校へ子どもたちの様子を見に行きました。
帰ってきて笑っている、さっきと違う様子の私を見て、同僚達が
「ちえこ、ハッピーになったのね!
 さっきは全然ハッピーじゃなさそうだったから。
 私もちえこがハッピーですごくうれしいわ!」
「そうよ、神様、ちえこをハッピーにしてくれてありがとう

なんだかすごく軽い感じがするんだけど
さっきまでのイライラを忘れさせてくれるくらい、
私まで明るい気分になりました

自分は、そんなにイライラしている姿を見せる方ではありません
「いつも笑顔」がモットーだから。
でも、笑顔の下でついイライラを見せてしまっていた自分に反省
そして、同僚がそれを気付いてくれたことに感謝。
いつもと違う様子の私を心配してくれてたんだ。
時間を重ねるごとに、同僚たちとの絆が強まっていくのを感じます

さてさて、そんな同僚の1人が来週から産休に入ります
こっちでも産休の制度ってあるんですね。
こっちの人はただでさえ縦も横も大きいのに
妊娠しているお母さんは本当におっきいです
(妊娠してるのか、してないのか、わからないくらい太った人もいますが

職員5人という、小さな職場です。写真はそのうち仲のいい2人。
いい笑顔してるでしょ?
笑いの絶えない、こんな素敵な職場です

ホットルシア~なくしたカギ~

2009年01月15日 | ホットルシア
夕方、首都からの帰りのバスの中
スフレにいる同僚から電話がかかってきました
「これ、君のカギじゃない?オフィスの机にぽんって置いてあったぞ。
 俺はもう帰るから、隣の小学校のセキュリティの人に渡しとくね。」と。
ええ?!
カギを置いてきた?!
あわてて鞄の中を。ん?やっぱりない。
しかも今までカギを職場に置いてきてしまったことに気付かなかった。
大事なものは常にチェックする主義の私なのに。
やばい

訓練時代やここでの研修でも、持ち物、特にお金やカギについては
自分できちんと管理すること。何があっても自分が悪い。
と、口うるさく言われていました
つまり、簡単に現地の人を信用しないで、自分の身は自分で守る。

ああ、やばい。同僚もそのセキュリティも信用していいものだろうか
同僚はそう言ってるけど、渡してなかったらどうしよう。
帰るまでに私の家に入って、なにか物をとるかも・・・
妄想はふくらむばかり。
ああああ~(冷や汗)
バスを降りて、ダッシュでセキュリティのいるところへ

すると、こちらから何も言わなくても
「ああ、君のカギ預かってるよ。はい
とすんなり、渡してくれました。
あわててカギの数を数える
ちゃんとある。
セキュリティの顔を見る
やましい顔はしていない。
「本当にありがとう!」という私に
「ノープロブレン。(いいよ、問題ない。)」とニコ
力が抜けました。

次の日、その同僚が
「昨日カギ見つからなかったら、どうしてた?」と。
「うーん、たぶんパニックになってた」と私。
すると
「そういうときは、いつでもうちにおいでね。」と。
あたたかい気持ちになりました

確かに、現地の人をまるきり信用してはいけないと思います
自分の身は自分で守る。
ただ、こうやって信頼できる行動をとってくれた
同僚とセキュリティ。
たった一人ぼっちの日本人の私に、みんなよくしてくれますが
心から大事にしてくれているんだ、と今日しっかり実感できました
気付かないうちに、信頼関係ができ、そんな存在が増えている。
私はこの街で一人ぼっちじゃないだって思えます
本当に感謝です
そして、信頼しなかった自分にちょっと自己嫌悪です

さて、こんなことはもうあってはいけません
気を引き締めて1からやりなおしです。
緊張感、緊張感

写真は全然関係ないけど、世界遺産のPitonの壮大な夕日をお送りします。

ホットルシア ~同僚デミアナ~

2008年12月08日 | ホットルシア
日曜日の夜。明日からの仕事や学校のことを考えて
ゆううつになったことはないですか
サザエさんを見てると、日曜日が終わっちゃう~って。
そんな話を今朝、職場の人と話をしていたんです

仕事が終わり退勤時
そんな会話をしていたことも忘れてた私に、同僚デミアナが
「ちぇこ、今日は幸せだった?」って聞いてきた。
「うん、楽しかったから幸せだよ・・けど、なんでそんなこと聞くの?」
と、疑問な私
「だって、もう悲しい思いしてほしくないから。
 もし、また日曜日の夜に嫌な気持ちになったら、うちに電話して
 娘と一緒にあなたを笑わせてあげるから

『あなたを笑わせてあげるから

なんだか、ポッと心に灯がともりました
こんな見知らぬ、言葉もままならない外国人への気遣いと優しさ。
今の私にはとっても響く言葉でした

セントルシア人は誰かが悲しくなったり嫌なことがあったりしたら
自分のことのように思い、必ず前向きな言葉をかけます
(楽観的と言った方がいいかも。キリスト教の教えがそうしているのかも。)
私だったら「あ~わかる、私なんかちびまるこちゃん見るとゆううつになるよ。」
と、同意して嫌な気持ちを共有してしまいます
でも、楽観的に考えるセントルシア人の前向きに考える言葉が、
こんなにも人を元気にさせるんだってことがわかりました。
前向きな言葉。見習いたいです

写真はその同僚。30歳のママです。同じ部屋で働いています

ホットルシア ~けんか~

2008年09月26日 | ホットルシア
今日、小学校から帰るバス待ちでの出来事
先生たちは先に帰ってしましい、残されたのは10人ほどの子供と
私だけ。
待っているうちに、男の子の殴り合いのけんかが始まりました。
1人の子が相手の首を絞め、ぼこぼこと本気で顔を殴っている

あわてて止めに入りました
2人を引き離し、話を聞こうとしましたが、早口で何が原因で何が何だかわかりません。
おろおろする私

するとそこにいた6年生の女の子が、
ものすごい勢いで2人の男の子を叱り始めたではありませんか
喧嘩には全く関係ない子。
何を怒っているのかわかんなかったけど、
大人顔負けの人相の、とにかくものすごい勢いで、
「君が○○したことで彼は怒ったんだ。殴られて当たり前だ!これからは注意しろ。」と
圧倒されました

セントルシアでは、当り前のように上の子が下の子の面倒をみます
それが自分の家族でなくても。
この間もバスに運転手の赤ちゃんが乗っていて、乗ってきた子どもが
頼まれもしないのに、ちゃんと自分の膝にその赤ちゃんを抱いてあげていました。
喧嘩が起きたときも、上の子がちゃんと叱ります。
自分が一番上だとわかると、責任を持って行動します。
そして、下の子は年上の子の言うことをきちんと聞きます。

その後、2人はちゃんと6年生の女の子のいうことを聞き、喧嘩をやめました
そして仲良く、バスに乗り込み帰って行きました。

こんな光景が普通に見られるセントルシアには、まだ、
家族を超えた人との真剣な付き合い、育て合いの姿が残っています
喧嘩という場面で、そんなことに気付けるとは思いませんでした。

写真はいつも私の家の前にいる子供たち。

ホットルシア ~道端で~

2008年09月04日 | ホットルシア
今日の帰り道。
突然、道路を走っていた車が溝にはまって動けなくなった

するとどうでしょう。
近くからも遠くからもさっと男の人が3~4人集まってきて    
当たり前のように、車を押し始めたのです。
もちろん、運転手の知り合いではありません。
ただそこを歩いていた、見知らぬ人です。

車はしばらくして溝から抜け出し、動き出しました。
運転手は「サンキュー」ってお礼を言っただけ。
車を押していた男の人も「OK」と言って、
何もなかったかのように
みんな去って行きました

たった3分の出来事。
でも、なんだか心が温かくなりました

自分だったら、まず様子を見てしまいます。
この人助けた方がいいかな?でも、おせっかいかな?って

「名乗るほどでもありません。」
こんな言葉が似合う、ルシアンです

ホットルシア ~バスの中で~

2008年08月17日 | ホットルシア
セントルシアで、温かいなぁって思ったことを
「ホットルシア」で書いていこうと思います。

首都から私の町スフレまで帰るギュウギュウ詰めのバスの中での一幕

おじさんの座っている隣で、小さな女の子が首をもたげて辛そうに寝ています
お母さんは赤ちゃんを抱いていて、それどころではない様子
するとおじさんが
「おじさんの膝で寝なさい。」
と言って、さっと膝に置いていた荷物を下ろし、
そっと女の子にひざ枕をしてあげました
それがあまりにも自然だったので、驚きました。

日本では、見知らぬおじさんの膝で寝るってことしないよね
セントルシアでは、困っていることは知らない人とでも自然と助け合います。
人と人の垣根が低い気がします
『電車で席を譲るのって緊張する』って言う気持ちは、
日本だけなのかもしれないなぁ。
自分も、自然にこういうことができる人になりたいです