チエは、「年内卒業」を決心してから、
今年の12月31日。
夕方6時が、「チエ」としての最後の瞬間になった。
そぅ思うと、「12月31日の、最後のお客さんは誰なんだろう」とか、
「最後の日、チエは何を思うんだろう・・・」
なんてことを、よく考えるようになっていたのだが、
ここ最近になって、指名客さんの表情が、日に日に寂しげなことに気が付いた。
来るお客さん、来るお客さん、
みんなが少し寂し気な顔で帰っていく・・・。
そこで気がついた。
チエにとっては、「12月31日」が最終日でも、
今月来てくれるお客さんにとっては、「来たその日」が、チエとの最後の日なんだ。
そぅ思うと、急に「最後の日」という重みが、リアルに感じてきてしまった。
現に、先週来てくれたお客様が、
「たぶん、コレがチエちゃんとの最後になると思う。」
「そっか・・・・・うん、わかった。」
そして、過ごす時間はいつも通りなのだが、
お見送りのときには
「またね」ではなく、
「元気でね。」
と言う。
・・…正直、とてつもなく淋しい。
見送るお客さんの姿が、玄関を出て見えなくなるまで、手を振って見送る。
これが、ここ最近何度もあったりして、
なんだか「風俗嬢の最後」というものの大きさに、改めて気づかされたのだ。
どこかの学校だったり、普通のバイト先だったりしたら、
「卒業しても、どこかで会ったら声かけてね~★また遊ぼうね~」
などという挨拶ができたのだろう。
でも、「風俗を卒業する」ということは、
今ここにいる「チエ」という存在自体が、なくなってしまうということで、
どこかで会うことも、また遊ぶなんてことも、二度とない。
きっと、ここでサヨナラしたお客さんたちとは、もぅ一生会う事はないのだ。
チエは、いままで生きてきた中で、
そんな別れを、体験したことがない。
切なくて寂しいのとともに、「不思議な関係だなぁ・・・」と思う。
チエが、「チエ」である間だけ、私を愛してくれた人たち。
「チエ」でい続けるために、助けてきてくれたお客さんたち。
そして、今チエとの「最後」を、過ごしに来てくれる人たち。
そんなお客さんの為に、チエは何をしてあげられるだろう・・・
何を、してあげたらいいんだろう・・・
毎晩毎晩、考えてしまいます。
でも、答えはなにも出てきません。
ただ、来てくれたその時間だけは、最高の笑顔で
最高の愛情でサービスをする。
それしかないのかもしれません。
別れの瞬間、「この人とは、もぅ二度と会うことはないのか」と思って、
涙が出そうになっても、最後まで笑顔で見送る。
・・・・できてコレくらい。
ガンバロウチエ。
最後の最後まで、「チエ」でありつづけよう。
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チエさんもお客さんもそりゃせつないだろうけど、その「不思議な関係」の別れを経験できるって、お互いすごく貴重な経験になるんじゃないかなー。
なにも無理することない、大事なお客さんの前で泣きたくなった時は、素直に涙見せたってバチ当たらないですよ♪
最後に素直な自分を見せてあげたことが、お客さんにとって一番嬉しいことかもしれないし・・・
チエさんのその想いが、もうお別れしちゃった方も含め、大切なお客さん達みんなに伝わるであろう事を心から祈ってます。
12月31日が終わるともう二度と会うこともないわけやから、お客さんも感傷深くなるのも分かる気がするよ。
前にもこの日記にコメントさせてもらったけど、別れはほんとに寂しいけど、時間が経てば思い出になっていくから。。。
チエちゃんもほんの心の片隅にでも時々でいいから、思いだしてくれたら、チエちゃんに会いに何度も足を運んでくれた人も本望なのかなと、勝手なことを言ってますが・・・。
私個人はチエちゃんは最後までチエちゃんのままで笑顔で見送ってあげればそれが一番かと思いますよ。
しかし、一生忘れないだろう風俗嬢もいると思う。
そんな子かな?チエちゃんって。
俺にとってチエちゃんは代わりになる人はこの先現れない事は確実に感じます。
また必ず参上します!!
「この子と会うのは今日で最後」と思って店に行ったことはまだないなぁ。
やはり寂しいものなんでしょうね。
ドキドキするような素敵な出会いも最高だけど、別れの悲しさも堪りませんよね~
予告も無く突然無くしてしまう喪失感も強烈だけど、チエちゃんのような真面目な子から予告を受けて、刻一刻と別れの時が近づいてくる悲しみも、平凡なオッサンには非日常的な刺激です。
考えてみれば平凡なオッサンが擬似失恋気分を味わうなんて、めったに出来ない経験ですからね~
僕も数々の姫様達を見送ってきたな~ みんな元気にしてるかな~ って、どんだけ遊んどんねん!!
普段、お見送りされて終わった後の虚しさ
なんなんだろうね?
会いに行く時ってその日によっても違うけど、ドキドキしたりどんな事話したりとかいろんな事想像して楽しみにしてるのに、帰ったあとの充実したはずなのになぁって思う反面でてくるねん。
チエちゃんのお客さんはいい人が多いいやん。お金払い続けても恋人とかじゃなくて今の関係を維持し続けて行きたかったんだろうね!
親友だったり友達だったり家族だったり次の日から2度と会えなくなるって嫌だし考えれないじゃない。
大げさかもやけどベルリンの壁が次の日から出来て会えなくなった人達と気持ちと同じくらい辛いかも…
なんだか泣けてくるよ…
間違いなくそこに有ったものなのに、ある日を境にすべてが消えて無くなる....まさしく「偶像」なのですね。
でも間違いなく、別れの哀しさは存在する。
しかも誰かにとっては哀しい一度の別れも、チエさんにとっては×数十名.....
何か卒業式の学校の先生みたい。
まさにイメクラ。(オチでまとめてしまった。涙)
チエちゃんにとっては大晦日ですが
お客さんにとっては、その日が最後になる方も
いますよね・・・
お客さん一人一人がその時間を凄く大切に
過ごしていると思います。
思い出の時間として・・・
通ってくれたお客さんにとってはチエちゃんは
かけがえの無い存在なのでしょう・・・
お互い辛いと思いますが、本当に心から満たされる
時間を過ごしてくださいね^^