隠された欲望を二重に塗りつぶし誤魔化すことのないように
目蓋に問う
世界は隠されたパズルか?
蛇口をひねればでるように
欲望もまたここぞというときに出ればいいもの
垂れ流しをしなければそれでいいもの
言葉をもとに見るものを見る
私の身体に問う 私の背筋はこう伸びたがっているのか?
見るものを見
聞くことを聞き
ただ淡々と事を為しているようでいて
それが充々と事を為すことであるように
世界を見る術を知らなかったのは僕の罪
見れれば楽になるだけ
まともな想像を積み重ね ほぐしていく人間関係のもつれ
為すことは常に自らを鏡に映して為されるのがよく 客観と主観の合昇された場所で行動を振り返られたら
上着を着忘れた春先に
自転車をこぐ僕の肩に
ひんやりと春風が寄り添う
君のことを思い出す
ふと開けた風の目に
想像の翼が上空を滑るのを思い描く
人間は飛べない
だから飛ぶことを想像する
私たちは地べたで遥か宇宙への夢を見る一個体
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