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水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

やっつけ哲学擁護論

2017年05月04日 02時13分58秒 | ぽつり一言
おそらく哲学のない
人類の営みは
至極詰まらないものになるだろう

哲学自体が
人類史の行間に踊りながら
ケラケラ笑って
私たちの好奇心を煽って
次なる未来へ転がしてくれる存在だったのではなかろうか?

哲学は余白であり

哲学は余計な一言であり

哲学は無駄だからこそ

呼吸する余裕をわれわれに与えてくれた当人なのである。

哲学することが
単に難しいことであるならば
求めるべくもない

仮に哲学が難しくなってしまったとしても、それは人間がそうなることを望んだ結果として備えられた特徴と言うべきものであり、哲学の求めるところは哲学すること自体の驚喜でもあるのだし、それに哲学の行き着くところはけして実生活と断絶した架空の異世界ではない。むしろ、今この瞬間と地続きの心躍る最高のワンダーランドではないだろうか?

哲学とは、息抜きである。
或いは、呑気な昼下がりの暇つぶしである。

ゆえに
哲学の存在しない世界は
ひどく詰まらない世界になってしまうだろう

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