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アマチュアバンド「CH」のファンクラブメンバーである私の超私的ブログです。
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不倫について一考

2006-12-01 | なんでも
 CH内でも話題になっている『不倫』。ジャジャッ!ジャッ!ジャッ!ジャン!
不倫について一考してみましょう。

 CHの曲にも、不倫を題材にしたものがありますが、不倫はドラマや曲になることが多く、いろいろと題材として扱いやすいものになっているのは事実でしょう。
 『不倫』、決してきれいなものでもないし、美しいものでもなく、もっとどろどろとした人間模様がうかがえるものなのですが、人が人を好きになるという行為を純粋に貫きとおし、幾つもの障害を乗り越えて愛を深めていくという点で、違った形の純愛という観点で見ているのだと思います。

 法律的には『不倫』とは『不貞行為』と呼ばれ、夫婦が互いに他の異性と性的交渉を持たない義務に反する行為、としています。また、一度きりの性的交渉も不貞行為とされるが、離婚理由になるには反復的に不貞行為を行っていることが必要とされる。ともあります。一度でも『不倫』だが、一度の不倫は離婚理由にはならない、ということだそうです。

 石田純一が「不倫は文化だ」といったことは記憶にある方も多いと思いますが、不倫は日本特有の文化なのかもしれません。古くは平安時代に遡り、源氏物語や古今和歌集にも多くうたわれているように、男は、幾人かの妻を持ち、その家を定期的に巡回訪問していました。また、女も何人かの夫を持ち、交代で訪れる別の夫をもてなしていたようです。

 また、江戸時代でも有名な「大奥」のように、何人かの妻が正妻の座を奪いあうといったことがあるように、一夫多妻制が当たり前だったとか・・・。ただ、このころになると男尊女卑の流れが生まれていて、一妻多夫は許されなかったようです。女性の不倫は1947年までは姦通罪という罪に問われ、刑事責任を負わされていました。現在では、刑事責任はなく、民事上の問題だけで争われますが・・。
 明治に入り、欧米の文化が入ってくるとともに、日本のこの風習は逆に廃れていくわけです。
 つまり、不倫は『日本古来の文化』というのも、まんざらでまかせではないようです。

 日本の『家柄』、家系、血筋などというものを重んじる風習が、自由恋愛を許してなかったからだはないかと思うわけです。
 明治・大正・昭和 と自由な世の中になっていき、自由恋愛が許されるとともに、不倫は文化ではなく、倫理に反する行為とされるようになったのです。
 「不倫」は辞書によると、
  1.本来は、倫理から外れたこと、人の道から外れたことを意味する。
  2.近年では特に、結婚制度から逸脱した男女関係の意味で使用される。
とあります。文字通り、人の道から外れた行為とされているのです。

 要するに、自由恋愛が出来る今この社会で、結婚は自由恋愛の結果、自分の意志で好きな人とするのであって、強制・強要されるものではない。その結果、自分の選んだ相手を裏切るような行為は、倫理に反するもので、人の道から外れた行為である。ということになります。

 つまり、不倫は社会悪ということです。まあ、確かに離婚してしまえば自由恋愛ですが、妻も子もいながらというのは、ちょっと自由恋愛とは遠いですね。

 出会いのときを待ちきれずに それぞれの愛を知り

 別の誰かにそそいでる それもうそじゃない

運命の人と出会うのが遅すぎた、といった内容の詞ですが、おそらく結婚するときは、その人が運命の人だと思っていたと思います。要するに恋多き人なのです。惚れ易い人ということでしょうか。

 私は『不倫は文化』だと思います。ただし、日本の国の文化ではなく、その人の文化です。
 何が言いたいかというと、不倫はというか、恋多き人は、惚れ易い人ということです。死ぬまで直らないんじゃないかと思います。まあ、わかりやすくいうと個人的な性格ですかね。個人の文化ということです。惚れ易い人は熱しやすく冷めやすい人が多いですからね。

 『結婚』は契約です。大人の男女が成人して始めて交わす、法的な契約です。
ということは、『不倫』は重大な契約違反となって、それなりの罰則があって当たり前という解釈ができます。そういうことです。

 また、不倫が犯罪に問われる時代なら、周りで見てみぬ振りをするのも、犯罪でしょうし、まさに犯罪を犯そうとしている人を、知っていて放っておくのも犯罪でしょう。おもしろおかしく話題にするのや、ちゃかしたりするのは許されると思います。
 というわけで、CHのメンバーとその関係者は、犯罪者にもなりかねませんので、決して許してはいけないということです。見過ごしてはいけません。

 また長々と書きましたが、結論としては、

 『不倫』は個人の文化であり、個々の良識の範囲で勝手にやってください。ということです。周りを巻き込んだり、迷惑をかけたりしなければ、好きにすればということです。ただし、他人はそれを見て、決して立派なことをしているとは思わないし、いくら取り繕っても所詮は「不倫」、人の道を外れているということですから、その辺をよく理解したうえで行動しないと、いけませんよ。子供じゃないんだから・・・。というところでしょうか?

 「愛さずにはいられない」みたいな感情は、本人だけにしかわからないことで、回りの人から見れば、滑稽なドラマでしかないということです。いくら「純愛」を気取っても所詮「不倫」は「不倫」ってことですよね。

 それを覚悟の上でやるなら仕方がないと思いますが、隠れてこそこそとやって欲しいものです。

 
 

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