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アマチュアバンド「CH」のファンクラブメンバーである私の超私的ブログです。
個人的主観、偏見だらけです。ご意見無用!

価値観2

2006-12-11 | なんでも
 それでも、どうしても価値観の合わない人がいます。人たちかもしれません。
そういう人を私たちは、「宇宙人」と呼びます。意志が通じ合わない人達です。
善意の言葉も悪意の言葉に聞こえるのでしょう。言語翻訳機を変えたほうがいいと思いますが・・・。
 それすらに気付いていないのでしょう。

 郷にいれば郷に従え。敵を知る前に己を知る。地球侵略の前に、まず自分の足元をしっかり見据えて行動しないと、基礎がないのに家は立たないのに・・

 そう思いませんか。机上の空論までもいかずに、飛んで火にいる夏の虫になってしまいますよー。

 注).「飛んで火にいる夏の虫」. 「灯火に集まってくる夏の虫は、自分から火に飛び込んで焼け死ぬ。自ら進んで災いの中に身を投じるたとえ

価値観

2006-12-11 | なんでも
 以前に共感覚者の話をしました。覚えてくれてますか?その続編と言うわけではないですが、価値観の話をします。
 価値観とは、その人にとって何が大事で、何が大事でないかと感じる感覚だと思います。

 例えば一万円もらったとします。そのお金を持って飲みにいく人がいれば、ゲームセンターに行く人もいます。貯金する人もいれば、他人にプレゼントを買う人もいます。それぞれが、そのお金を有効に使おうとするはずです。無駄遣いをしようとはしないはずです。
 でも、他人の使い方が無駄遣いに見えることが往々にしてあります。それが価値観の違いです。価値観が違うから、だめだ、ということはありません。でもあまりに違う人とは、友達にも、仲間にもなれません。何かをする度に、相手のすることが気になると言うことですから。
 ただ、価値観が一緒ということもありえません。それぞれ違う人間ですから、違って当たり前で、我慢できる、ある程度認められる範囲であるかどうかです。その範囲内であれば、仲間にはなれます。範囲をでれば、なかまにはなれないしし、あまりにかけ離れていれば敵になります。
 金銭感覚のことだけではなく、すべてのことに対して言えることですので、我慢できる範囲とできない範囲が当然出てきます。ですから、敵になることもありえるのです。
 民主主義と社会主義、これも価値観の違いでしょう。ですから、そんな国と国が仲良くなんてありえないということです。どちらかが、どちらかの趣向を押し付けることになるのは目に見えています。我慢にも限界がありますし。

 合う人と合わない人がいます。価値観が違うのでしょうね、根本的に。そんな人と仲良くなるのは無理です。表面的にとか、仕事上とかはありえますが、仲間にはなれません。無理をすると、ろくなことはありませんし。

 深入りしなければ、許せる範囲のひとが大半を占めます。ほとんどの人は常識人ですから、人前で、あまりにも常識はずれなことをする人は少ないものです。
 その人を知れば知るほど、価値観のズレは大きくなり、結果として、離れることになることが多いものです。知りすぎるのもよくないですね。

 よく、苦楽を共にした、とかいいますけど、同じ経験から、同じような価値観が出来ることは多いものです、ですから、類は友を呼ぶとも言います。
 価値観は後天的に、その人の経験から出来上がってくるものが多いということです。辛い思い、苦しい思い、楽しい思いを共にすれば、価値観は同じようになってくる、つまり、価値観は変わっていくものなのです。お金持ちになったから、あいつは俺に見向きもしてくれない、とかありますけど、価値観が変わってしまったということでしょう。違う価値観のものが会えば、お互いに嫌な思いをするのですから、会わないほうがいいのかもしれませんね。
 
 ただ、少年期に得た価値観は残るものです。なかなか消えません。損得抜きに動いていたころ、本能的に生きていた頃に得た価値観ですから、本能に訴えるものがあるのでしょう。だから、学生時代の友人とは年を経ても楽しく過ごせるのでしょう。損得抜きに、金持ちだとか、名士だとかをを忘れて楽しめるのかもしれません。純粋に友達として。

 価値観があうから、仲間ができるのか、共に過ごすからから価値観が合って来るのか、どちらが先かはケースバイケースもあるでしょうが、いずれにしても、少なからず価値観があわないと、仲間になるきっかけすらないと言うことです。
 
 そういう意味では、いま面識がある人とは、少なからず価値観の合うところがあるわけで、今後、どのようになっていくかは、まだわからないと言うことです。

 夫婦なんかはいい例です。長い間苦楽を共にすることで、同じ価値観が出来てきて、似たもの夫婦になっていきます。結果的に価値観があっていくのです。ちょっと合わないからとすぐ離婚をしていては、いつまでたっても合う人は見つかりません。漫画「タッチ」みたいでもない限り、最初から近い価値観の夫婦なんてありえないということです。
 お互いの価値観のズレを、最初は愛情で補い、それから、譲り合い、我慢で補い、許しあっていくうちに、苦楽を共にして、同じ価値観を培っていき、一心同体、ツーカーの仲になっていくのでしょう。少なくとも、結婚するまでに生きてきた年数はかかるということだと思います。20年くらいは。