チェリオちゃんとゆうちゃん

13歳のチワワのゆうちゃんと天使になったヨークシャテリアのチェリオちゃんのブログです。
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盲導犬~日本で初めての盲導犬チャンピィや主人をかばった盲導犬サーブ

2015年05月04日 | 盲導犬
ゆうちゃんやアリスちゃんのほのぼのブログも良いのですが、

せっかくなので、
犬や鳥などの関連の真面目な内容を書くのも
良いかな?と思っています。



少しずついろいろな内容を書く予定です。
良ければ読んでくださいね(*^^*)







今回は盲導犬を少し書いていきます。




(赤字部分をクリックするともっと詳しい解説に飛びます)






うちの近隣で盲導犬育成施設はないのですが、
たまにバスや地下鉄で訓練を受けていると思われる黒いラブラドールに
会います。

最近は見かけないので、もしかしたら盲導犬デビューしたの
かもしれません。


今頃、活躍しているのかもしれません。






盲導犬、というと、

盲導犬クィールが有名で、聞いたことがある人もいるかと思います。

クィール




盲導犬クィールのテレビ(NHK2003年)、映画化(2004年)で有名になりました。







私の盲導犬との初めての出会いは、
小学校3年の時に、読んだ本です(あの頃はいろんな本を読んでました)。



図書館にあった「ぼくは盲導犬チャンピィ」(河相洌 かわい きよし)でした。

(写真横になって、すみません)



私は特に動物ものの本が好きで、手当たり次第読んだのですが、
この本も全く前知識がなくて、盲導犬の物語?くらいの気持ちで
読んだのですが、

いえいえ、実話!しかも日本で初めて育成された盲導犬チャンピィの話しを
チャンピィの主人・河相洌さんが書いた本でした。




チャンピィ
(1955年4月8日~1967年8月22日)は、1957年 昭和32年 日本で初めて誕生した盲導犬です。








アメリカから贈られたシェパードで、チャンピオンをもじって
チャンピィと名付けられました。


チャンピィは、塩屋賢一(のちの盲導犬育成施設であるアイメイト協会を設立)の指導のもと、盲導犬という概念がまだ日本になかった中、
手探り状態で育成されました。


その時の苦悩などは、本に書いています。



現在と違って、犬の身分?も低く、
盲導犬の概念がまだなかったので、世間での待遇もありません。
また、盲導犬の育成方法もまだ確立されてなかったの
ですが、チャンピィは盲目の河相洌さんの盲導犬として活躍しました。



その後、日本での盲導犬は育成されて、盲導犬の認知もされ、
待遇も変わっていき、

多くの盲導犬が生まれ、活躍しています。







日本の盲導犬で、有名な犬がいます。


雪でスリップした車が突っ込んで、主人をかばった盲導犬サーブ(1977年4月8日~1988年6月13日)

片足を失いました




目が不自由な主人をかばって車に当たり、左前足を切断し3本足になりました(;_;)
1982年(昭和57年)1月25日のことでした。




サーブの命名は、「人に仕える」の意味らしいです。
健気ですね・・・・


(気がついたのですが、チャンピィとサーブの誕生日が一緒です)





サーブは3足になりましたが、その功績を称えられて、日本のみならず、
アメリカでも表彰されたそうです。



サーブは、いろんな意味で影響力があったようです。


当時、盲導犬の自賠責保険というものがなく、
仕事中にケガをしても、お金は出ませんでした。


このサーブの1件で、盲導犬の自賠責保険が
法改定で、認められました。



また、サーブが事故にあった国道は、歩道がなく、
この件で、国道に歩道を作るようになっていったらしいです。





サーブの銅像



刻まれたサーブの偉業






~~最後に、簡単に世界の盲導犬の歴史を書いておきます。~~



1819年 ヨハン ヴィルヘルム クライン(ウィーンの神父)が、
盲導犬として正式に訓練したのが世界で最初と言われています。



1916年 ドイツ赤十字とドイツ シェパード犬協会が、
第一次世界大戦中、戦盲者のために
盲導犬を育成する学校を設立し、

翌年、盲導犬が作出されて、戦盲者の誘導をしました。

→戦盲者の社会復帰を促しました。



1939年 ドイツから4頭の盲導犬が日本の陸軍へ献納。
戦盲者が使用したもよう。



(これとは別に、日本に旅行で盲導犬を連れてきた外国人が過去にいたそうです)





~~簡単な説明でしたが、これからも少しずつですが、
時間と気力があれば、いろいろ書いていこう、と思います。
よろしくお願いいたします(*^^*)



犬と人間との歴史は長く、
犬は人間を主として、尽くしてきました。



私たちに多くの癒しをくれて、日々活躍してくれる大勢の犬たちに
感謝ですね(*^^*)



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