チェリオちゃんとゆうちゃん

13歳のチワワのゆうちゃんと天使になったヨークシャテリアのチェリオちゃんのブログです。
インコのアリスちゃんも登場

盲導犬ヴァルデス

2015年10月05日 | 盲導犬

今月3日に悲しい事故がおこった・・・・











盲導犬ヴァルデスと山橋さんが、





バックしてきたトラックにひかれて亡くなってしまった・・・。












山橋さんとヴァルデスは一緒に勤務先に向かっている最中だったらしい。










トラックって、






バックする時に、音をピーピー出したり、





「バックします。ご注意ください」などアナウンスがあるものだと






私は思っていたけれど、







あのトラックのバック音は法的に決まっておらず、







任意でトラックの持ち主がつけたりするのだそう・・・・









今回のトラックには、







そのバック音や音声はついておらず、







目の不自由な山橋さんは気がつかなかったらしい。








ちょっとバック音をつけておれば、防げたかもしれなかった事故・・・・・。








ヴァルデスは気がついていたかもしれないし、






自分だけなら逃げられたかもしれない。








でも、ヴァルデスは一人で逃げなかったんだね(;_;)












事故当日は、ヴァルデスの10歳のお誕生日だった。








今月11日には引退だった(;_;)










こういうちょっとしたことで防げる事故は








なんとかしてほしい。残念です。










山橋さん、ヴァルデス、天国も一緒に








これからも誕生していく盲導犬たち、盲導犬の玉子たちを








見守ってください・・・・・(;_;)










中島みゆきの「糸」と盲導犬チャンピイ

2015年07月19日 | 盲導犬
最近超多忙で疲れ果てて、ブログマトモになかなか書けませんが、

時間と気力があれば書くので、今後もよろしくお願いいたします(*^_^*)






以前、日本で初めての盲導犬になったチャンピイのブログをのせました。



過去にテレビドラマ化されていたようです。

「ありがとう、チャンピイ」





2008年の作品ですが、私は知らないで見ていません。




その時に使われた曲が、中島みゆき「糸」

です。


この「糸」は、いろんなところで使われていますので、

聴いたことのある人も多いと思います。

と言うか、結構有名な曲みたいです。私も聴いて好きになりました。

最近でも車のコマーシャルで流れていたし、

スーパーでは、福山さんが歌われていて、それも良かったです。



歌詞が好きになりました。興味ある方は、上の色が変わっている字の中島みゆき「糸」を

クリックすると歌詞が出ます(*・∀・*)ノ








暑いけど、毎日がんばっている盲導犬にエールを!









実際の本物の盲導犬チャンピイ。



がんばっています!




チャンピイの魂は次の盲導犬たち育成に大きな貢献をしていきました。











盲導犬フィゴとサフィー

2015年06月12日 | 盲導犬
今月9日にアメリカで、盲導犬とご主人が交通事故にあった。

幸い盲導犬もご主人も命は助かり、今治療養生しているらしい。

このニュースは最近のもので、ご存知の人も多いと思います。

長いですが、フィゴの繊細は以下に載せて置きます。





その後で、日本の盲導犬サフィーのことを載せて置きます。
私はサフィーを知らなかったのですが、
今回フィゴの件で関連で昨日知りました。
サフィーのことはフィゴの件の後で載せて置きます。






先ずは盲導犬フィゴの件です(抜粋です)。




盲導犬、飼い主守ろうとバスの前に飛び出す 米NY州
CNN.co.jp 6月10日(水)12時4分配信

(CNN) 米ニューヨーク州で盲導犬が飼い主を守ろうとしてバスの前に飛び出し、はねられて重傷を負う事故があった。盲導犬は動物病院に運ばれ、快方に向かっている。

CNN系列局のWCBSによると、8歳のオスのゴールデンレトリバー「フィゴ」と、目の不自由な飼い主のオードリー・ストーンさん(62)が8日に道路を横断していたところへ、小型スクールバスが接近してきた。

目撃者によれば、ストーンさんの右側を歩いていたフィゴは、とっさに反対側に回ってストーンさんとバスの間に飛び込んだという。

フィゴもストーンさんもバスにはねられ、フィゴは足などにけがをした。ストーンさんは手足や頭部を負傷してコネティカット州の病院で手当てを受けている。

目撃者は事故直後のフィゴの様子について、「ひどいけがをして3本足でしか立てなかったのに、それでもまだ飼い主に寄り添おうとしていた」と話した。

ストーンさんは「あの子に感謝している。あの子がいてくれて、そして一緒に助かってくれて良かった」と安堵した様子だった。

フィゴが入院している病院では、ストーンさんの姿を見せて声を聞かせればフィゴの回復も速まると考え、ビデオ電話を通じて面会させる計画を立てているという。








~~フィゴとご主人は助かって良かったです。

早く二人が再会して、もとの生活が出来ると良いですね。





次は、日本であった盲導犬サフィーとご主人の交通事故のことです。


残念ながら、サフィーはご主人をかばい亡くなりました(;_;)


サフィーの事故はその後、かなりゴタゴタになっていきます。
車の運転手側と盲導犬側で、かなり認識の違いで争われます(;_;)



~~以下、事故、事故後の内容の抜粋です。







主かばい盲導犬事故死 運転手らに中部協会が賠償請求
2008年2月5日 中日新聞 夕刊
事故で犠牲になったサフィー
 目の不自由なお年寄りをかばって、トラックにはねられ交通事故で死んだ盲導犬を無償で貸与していた中部盲導犬協会(名古屋市港区)が、高知県のトラック運転手とその建築・運送会社を相手取り、約540万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。
 訴状などによると、2005年9月26日午前10時ごろ、静岡県吉田町の信号交差点で、横断歩道を渡っていた視覚障害の男性(72)と盲導犬「サフィー」(メス6歳、ラブラドルレトリバー)が右折してきた大型トラックにはねられた。男性の前にサフィーが立ちはだかったため、トラックはサフィーをはね飛ばし、その後男性をひいた。サフィーが緩衝材のような役割をしたせいか、男性は頭などを強く打つ全治2カ月の重傷を負ったものの、命に別条はなかった。サフィーは即死した。
 中部盲導犬協会は、サフィーを訓練した2000年当時、サフィーを含む10頭の育成費用は年間で人件費、飼育費、訓練費などで総額約3880万円だったため、サフィーを失った損害として1頭当たり約388万円かかったと算定。さらに慰謝料100万円などを合算し約540万円を請求することにした。
 訴訟前の交渉では、運転手と会社らは「子犬価格は10万円」などとして、約20万円の支払いを提示していた。
 中部盲導犬協会は「盲導犬を育成するのには、長い時間と労力、費用がかかる」と指摘。「『盲導犬サーブ』のように、視覚障害者に寄り添う盲導犬は人間の身体の一部であることを理解してほしい」と話している。
 運送会社の社長は「弁護士に一任しているので、コメントできない」としている。











秋山みつ子
盲導犬サフィー、命の代償




この商品について
内容(「BOOK」データベースより)
あなたは知っていますか?盲導犬が交通事故に遭っても、「物」として扱われることを。強い絆で結ばれていた熊澤さんと盲導犬サフィーを襲った、突然の悲劇。サフィーを失い、悲しみに暮れる熊澤さんに、さらなるつらい現実が突きつけられる。それは、「盲導犬は、車いすや杖と同類とみなす」という言葉だった。盲導犬は、はたして本当にただの「物」でしかないのか―?この思いはやがて、審判を世に問うための裁判へと進んでいく。その答えは、サフィーの生涯に込められていたと信じて…。この世を去ってもなお、人々を不思議な縁で結びつけたサフィーと、そんなサフィーを心から愛した熊澤さんとの美しい日々を綴る、感動ノンフィクション。







~~運転手側の提示した金額が酷すぎます!

子犬代10万円に慰謝料?10万円、


だなんて、盲導犬をバカにし過ぎです!



事故がどちらが悪かったのか、事実がイマイチわからないのですが、



盲導犬の子犬は、そこらのペットショップやブリーダーで手に入るものでは
ありません。


盲導犬の親は性格温厚で健康で、盲導犬に向いた子犬を生める
計画的に盲導犬は生ませています。


犬の性格は、遺伝の要素も大きいのです。
もちろん環境によって、性格も変わっていくことは大きいですが、

限定された温厚な健康な親からでしか盲導犬は生まれて来ません。



飼いきれなかったラブラドールの飼い主が、盲導犬になるよう寄付する!
なんてバカなことを言うて押し付けてきたことがありましたが、

そんな普通のラブラドール(飼い主ももて余すような犬)は盲導犬に向いていません。



犬は今の法律では「物」扱いなので、サフィーの件でも
かなりもめました。



盲導犬は、たぶん犬だけだったら、車から逃げて助かる可能性は
あるのだろうと思いますが、

盲導犬たちは臆することなく、ご主人を守ろうとかばう、という
行動をとる盲導犬たちが多いようです( ノД`)…

犬は飼い主を助けよう、と先ずは行動するんですね(。´Д⊂)



健気ですね(;_;)


特に盲導犬は、目の不自由なご主人の杖になり、
周りの安全を確認して、

いざという時は、ご主人をかばい、

・・・・・愛ですね(;_;)





今回、長い文章になり、すみません。

フィゴは助かって良かったです。
サフィーは残念でしたが、



多くの人の心に残ったら良いな、と思いながら
今、私は書いています。






読んでくださり、ありがとうございましたm(__)m

盲導犬~日本で初めての盲導犬チャンピィや主人をかばった盲導犬サーブ

2015年05月04日 | 盲導犬
ゆうちゃんやアリスちゃんのほのぼのブログも良いのですが、

せっかくなので、
犬や鳥などの関連の真面目な内容を書くのも
良いかな?と思っています。



少しずついろいろな内容を書く予定です。
良ければ読んでくださいね(*^^*)







今回は盲導犬を少し書いていきます。




(赤字部分をクリックするともっと詳しい解説に飛びます)






うちの近隣で盲導犬育成施設はないのですが、
たまにバスや地下鉄で訓練を受けていると思われる黒いラブラドールに
会います。

最近は見かけないので、もしかしたら盲導犬デビューしたの
かもしれません。


今頃、活躍しているのかもしれません。






盲導犬、というと、

盲導犬クィールが有名で、聞いたことがある人もいるかと思います。

クィール




盲導犬クィールのテレビ(NHK2003年)、映画化(2004年)で有名になりました。







私の盲導犬との初めての出会いは、
小学校3年の時に、読んだ本です(あの頃はいろんな本を読んでました)。



図書館にあった「ぼくは盲導犬チャンピィ」(河相洌 かわい きよし)でした。

(写真横になって、すみません)



私は特に動物ものの本が好きで、手当たり次第読んだのですが、
この本も全く前知識がなくて、盲導犬の物語?くらいの気持ちで
読んだのですが、

いえいえ、実話!しかも日本で初めて育成された盲導犬チャンピィの話しを
チャンピィの主人・河相洌さんが書いた本でした。




チャンピィ
(1955年4月8日~1967年8月22日)は、1957年 昭和32年 日本で初めて誕生した盲導犬です。








アメリカから贈られたシェパードで、チャンピオンをもじって
チャンピィと名付けられました。


チャンピィは、塩屋賢一(のちの盲導犬育成施設であるアイメイト協会を設立)の指導のもと、盲導犬という概念がまだ日本になかった中、
手探り状態で育成されました。


その時の苦悩などは、本に書いています。



現在と違って、犬の身分?も低く、
盲導犬の概念がまだなかったので、世間での待遇もありません。
また、盲導犬の育成方法もまだ確立されてなかったの
ですが、チャンピィは盲目の河相洌さんの盲導犬として活躍しました。



その後、日本での盲導犬は育成されて、盲導犬の認知もされ、
待遇も変わっていき、

多くの盲導犬が生まれ、活躍しています。







日本の盲導犬で、有名な犬がいます。


雪でスリップした車が突っ込んで、主人をかばった盲導犬サーブ(1977年4月8日~1988年6月13日)

片足を失いました




目が不自由な主人をかばって車に当たり、左前足を切断し3本足になりました(;_;)
1982年(昭和57年)1月25日のことでした。




サーブの命名は、「人に仕える」の意味らしいです。
健気ですね・・・・


(気がついたのですが、チャンピィとサーブの誕生日が一緒です)





サーブは3足になりましたが、その功績を称えられて、日本のみならず、
アメリカでも表彰されたそうです。



サーブは、いろんな意味で影響力があったようです。


当時、盲導犬の自賠責保険というものがなく、
仕事中にケガをしても、お金は出ませんでした。


このサーブの1件で、盲導犬の自賠責保険が
法改定で、認められました。



また、サーブが事故にあった国道は、歩道がなく、
この件で、国道に歩道を作るようになっていったらしいです。





サーブの銅像



刻まれたサーブの偉業






~~最後に、簡単に世界の盲導犬の歴史を書いておきます。~~



1819年 ヨハン ヴィルヘルム クライン(ウィーンの神父)が、
盲導犬として正式に訓練したのが世界で最初と言われています。



1916年 ドイツ赤十字とドイツ シェパード犬協会が、
第一次世界大戦中、戦盲者のために
盲導犬を育成する学校を設立し、

翌年、盲導犬が作出されて、戦盲者の誘導をしました。

→戦盲者の社会復帰を促しました。



1939年 ドイツから4頭の盲導犬が日本の陸軍へ献納。
戦盲者が使用したもよう。



(これとは別に、日本に旅行で盲導犬を連れてきた外国人が過去にいたそうです)





~~簡単な説明でしたが、これからも少しずつですが、
時間と気力があれば、いろいろ書いていこう、と思います。
よろしくお願いいたします(*^^*)



犬と人間との歴史は長く、
犬は人間を主として、尽くしてきました。



私たちに多くの癒しをくれて、日々活躍してくれる大勢の犬たちに
感謝ですね(*^^*)