一昨日、父と一緒に母の通院の付き添いに行ってきました。
母の心不全と肺の状態を診てもらいました。
幸い、容態は落ち着いており、安心しました。
母と会えたことも嬉しかったのですが、
認知症の両親を私ひとりでみるのは大変疲れました
父と二人で外出するのも疲れるのですが、
両親二人ととなると、思った以上に疲れます。
母は認知症が大変進んでしまい、
父のことも私のこともわからず、
母自身の名前も姓は言えず、
言えるのは名前だけになってしまっていました。
口数も減ってしまい、話しかけても反応が
少なくなってしまいました。
予想はしていたものの、実際にそんな姿を目にすると
悲しく胸が痛みました。
一年半前なら、認知症が進んでいたとはいえ、
まだ、私に話しかけていたんですが・・・。
その頃のことや昔のことを思い出し、悲しくなりました。
父と母が一緒にいても、二人が会話することも
すっかりなくなってしまいました。
父も認知症が進行していますが、
まだ、私や母のことはわかっています。
父が母に話しかけても、母は聞こえているのかいないのか
わからないような状態でした。
父は母が施設に入所していることもすぐに忘れてしまい、
どうして病院に来ているのかも理解しておらず、
何度も私に問いかけてきます。
また、病院内が寒いと言い、待合室で待つのも嫌なようで
何度も「もう帰ろう」と言っていました。
そんな父をなだめながら、母の車椅子を押していたのですが、
とても疲れました。
病院を出た後、母を施設まで送り、
その後、父と食事をして、母の携帯電話の解約の手続きや
買い物などをしてきました。
途中で父がトイレに行ったのですが、
父がなかなか戻ってこず、また行方不明になったんじゃないかと
大変心配しました。
幸い、父が近くをうろうろしていたのをすぐに
見つけることができ、大事に至りませんでした。
以前、行方不明になったこともあり、
父との外出は気が抜けません
帰宅してから、私はどっと疲れが出てしまいました。
父は全く疲れた様子もなく、帰宅した頃には出かけていたことも
すっかり忘れてしまっていました。
元気そうな父を見て、ちょっと羨ましくなりました
私は外出している時は気が張っているので
疲れは感じないのですが、帰宅後、時間が経つにつれ
体の節々が痛くなり、昨日は一日寝込んでしまいました。
娘は、私が体調不良の時に父の通院に付き添ったこともあり、
父と外出することのしんどさをわかっています。
私を気遣ってくれ、家事を手伝ってくれました。
そんな娘には感謝の気持ちでいっぱいです。
世の中には一人で介護をされている方も多いと思います。
ご苦労いかばかりかとお察しします。
明日が皆さまにとってやさしい一日になりますように。
画像の栗の絵は随分前に描いたものです。
今見ると、特に葉の描き方が雑だと自分でわかります
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