一期一会の想いを込めて・・・

独学で色鉛筆画を描いています。

真心を込めて 詩も書いています。

愛と希望が届きますように・・・

あなたと私を結ぶ糸 ~母の通院に付き添って~

2022-01-26 01:44:11 | 介護

 

 

 

 

長い時を経て

 

複雑に絡み合った糸

 

 

 

ピーンと張り詰めすぎて

 

プツンと切れてしまったっこともあった

 

 

 

あなたと私を結ぶ糸

 

 

 

 

ようやく

 

蕾が綻ぶように

 

もつれた糸がほどけてゆく

 

 

 

穏やかに微笑むあなたと過ごす

 

愛しい時間

 

 

 

小さくなったあなたの手を取りながら

 

やさしい時間が流れてゆく

 

 

 

こんな時が来るなんて

 

思いも寄らなかった

 

 

 

あなたと私を結ぶ糸が繋ぐ

 

温かい絆

 

 

 

陽だまりの中

 

花開くように

 

 

 

あなたと私

 

笑顔の花が咲く

 

 

 

あなたと私を結ぶ糸

 

春色に染まって

 

やさしさ紡ぐ

 

 

 

 

~ 母の通院に付き添って ~

 

 

一昨日、母の通院に付き添ってきました。

 

いつものように認知症の父も一緒です。

 

 

幸い、病状は改善したとのことで

 

今度の受診は半年後となりました。

 

ほっと一安心です。

 

 

 

 

先日からコロナの感染拡大で

 

また面会ができなくなりました。

 

 

そんな折、通院とはいえ

 

少しでも母と過ごせてよかったです。

 

 

ただ、認知症の父も一緒なので疲れました。

 

病院にいる理由がわからず、

 

いつものように同じ質問を何度も繰り返していました、

 

 

それと、父は昔からせっかちで待つのを嫌がり

 

「何があったの?どうしてこんなにもたもたしているの。

 

早く帰ろう。」と何度も言うので

 

なだめるのに疲れました。

 

 

私は母の車いすを押していたのですが、

 

エレベーターに乗る時も操作の仕方を忘れた父が

 

いきなり閉じるボタンを押してしまったりと

 

何かにつけてスムーズにいきません。

 

 

その上、父は外出すると特に愚痴ばかり言うので

 

返答するのにも疲れました

 

 

 

 

それでも、父と母と三人で会うこともなかなかできない状況なので

 

診察が終わると、もう少し三人でいたいと思い、

 

母との別れ際は寂しさで胸が締め付けられるようでした。

 

 

 

会計を済ませて、病院を出て

 

時間が少し経つと父は病院に行ったことも

 

母に会ったこともすっかり忘れていました。

 

 

認知症を患った親の姿を見ることは悲しいものです。

 

 

 

 

母のことですが、以前ブログに書いた通り

 

母と再会するまで、私にとって母の存在は恐怖でした。

 

 

 

それが今は母は人が変わったように穏やかになり

 

母といることが苦痛ではなく、心地いいものになったことが

 

信じられない想いで、心から嬉しく思います。

 

 

 

 

 

 

明日が皆さまにとってやさしい一日になりますように。

 

 

 

 

画像の薔薇の絵は以前描いたものです。

 

 

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