ピンホールカメラの針穴径を最適値よりも大きな針穴にするとボケた像になります。
「スマホで針穴」も最適値0.2㎜程度に対し、1mmの針穴径にしたのでかなりボケた像になりました。
針穴径をもっともっと大きく、5mmとか10mmとかにしていくとどうなるのか?
だんだんボケがひどくなるはずですが、更に大きくするとどうなるのか?
通常、針穴を通った光はフィルム面で上下、左右が反転した像を結ぶが、針穴径がどこまで大きくなっても反転するのか?
なーんてことをまじめに考えてしまいました。
ネットで検索しても見当たらない。
それならテスト機を作って確認してみようか、なーんてことまで。
でも、そんなことしなくてよかった。
針穴径がどんなに大きくなっても像の反転は起きるんですね。
最適針穴径を求める計算式(概算最適針穴直径(mm)=0.037×√焦点距離(mm))からもわかるように、
焦点距離(針穴からフィルム面までの距離)が大きくなるほど最適針穴径も大きくなるわけで、
大きなカメラを作れば大きな針穴径でも反転現象が確認できるということです。
小さなカメラで大きな針穴径の場合、反転現象は確認困難だとしても、
針穴径はそのままで、カメラを大きくしていけば確認できるようになるということです。
そもそも、ある針穴径までは反転するが、あるところで突如反転現象がなくなるなんてことも考えにくいし。
何の役にも立たないことだけど、疑問が晴れてすっきりです。
コスモス(宇宙という意味も好きだし、さだまさしの秋桜も好きです)
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