チョンチョニ針穴

針穴写真のブログです

2014針穴写真展

2014年08月17日 | ブローニー

日本針穴写真協会の会員展が開催されました。8月5日~10日

 

私はこの写真を出展。

タイトルは「無題」、見る人に想像の翼を広げてもらおうと無題にしました。

といえばもっともらしいけど、いいタイトルを思いつかなかったといったところです。

 

さて、これは何を撮ったの?、どうやって撮ったの?、との声が写真展でもあったようですが、

ここで種明かしを。

 

撮った場所と時間ですが、行田市内を通る夜の国道125号です。

 

車の助手席にカメラを取り付け、カメラを回しながら撮ったもので、

カメラを回転させるための簡単な手動回転装置を作って使用しています。

 

走行時のカメラ回転数は毎秒2~3回転くらいでしょうか。

手動なのでかなり変動があります。

赤信号で止まっている間はカメラ回転は停止しました。

 

シャッター解放は10分くらい。

フィルムはISO50です。

ISO100だともう少しにぎやかに写っていたかも。そのうちトライしてみよう。

 

写真では白い光が外側に向かって点点点と直線的に続いているのが何か所かありますが、

どうしてそう写ったのか私にも不思議です。

 

針穴写真展はこちら 力作揃いでした。

 

 


印画紙カメラの作成

2014年08月14日 | カメラ

印画紙カメラ(キャビネサイズ)を製作しました。

 

ハリアナ写真を始めた頃は、菓子箱でカメラを作り、

1箱で1枚の撮影のため5~6個のカメラを持って撮影に出かけていました。

 

そののち、印画紙ホルダーを使って複数枚の撮影ができるようにと、

四切サイズとシノゴサイズのカメラを作って使っていました。

 

そして今回、写真中央のキャビネサイズカメラを作りました。

左から四切用(箱高さ350×幅320×深さ140㎜)、キャビネ用(205×165×85)、シノゴ用(160×130×65)

 

シノゴ用は市販のフィルムホルダーを使用(キャビネ印画紙を半分にカットして80~85×120㎜の印画紙を使用)

四切用とキャビネ用の印画紙ホルダーは手作りです。

 

今回製作したキャビネ用印画紙ホルダーです。

ホルダーの裏表で2枚印画紙をセットする構造とし、とりあえず3セット作成して6ショットが撮れるようにしました。

 

主な材料は厚紙、木板、すきまテープ(光漏れ防止)、銅箔(ハリアナ用)など。

 

カメラ製作中はそれに熱中し、自分の趣味はハリアナ写真撮影よりカメラ作りではないかとさえ

思いながら作っていました。