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四姑娘山観光 四姑娘山ハイキング 四姑娘山現地ツアー

2018-09-19 08:52:53 | 旅行
高山植物の宝庫!中国の名峰「四姑娘山」に桃源郷を見る!
皆様、「四姑娘山(スーグーニャンシャン)」をご存知でしょうか。中国、四川省にある四つの高山を指してこのように呼ぶのですが、毎年多くの日本人登山者がこの場所を訪れています(登山者のほとんどが日本人です)。それは、この四姑娘山の一つ「大姑娘山(標高5,025m)」に向かう登山道が、高山植物の宝庫だからです。今回はフラワートレッキング・ハイキングのメッカ「四姑娘山」をご紹介します。
フラワーハイカーもアルピニストも!?間口の広さが人気です
四姑娘山は中腹までを往復するフラワーハイクが盛んですので、花好きの女性のハイカーも多いですが、比較的簡単に5,000m峰の大姑娘山のピークに立てることから、本格的な登山者にも人気の山です。
「簡単に」というのは、この山域ではガイド登山が一般的ですが、日本からのツアーへの参加や現地での手配に限らず、荷物は“馬”に背負わせるスタイルなので、行動中はほぼ空身です。また滑落の心配がない山容ですので登山道も安心して歩けるのもポイントですね。正確に言えば、写真の通り登山道というよりも花畑の中を歩いていくイメージですが。
なおピークまで行く場合は高所登山のため事前に役所に申請が必要になります。また個人の場合、どこで馬を手配するのか、気になりますよね。詳細は最終段落に記載しておりますので、そちらを参考にしてくださいませ。
山々に囲まれたベースキャンプ(BC)へ
四姑娘山の登山口は四川省の省都「成都」からバスで5時間から1日半!?の「日隆」という町になります。バスは山間の道の道路状況(がけ崩れが頻発)でコースや時間が変わるため、必ず事前にチェックしておきましょう。
日隆から「海子溝」というハイキングコースに向かい、馬に荷物を背負わせてスタートです。すぐに草原風景が広がり、花のプロムナードがお出迎えです。ゆっくりと高度を上げ、歩き始めてから5時間前後でBCである「老牛園子」という場所にたどり着きます。ここには日本からのツアー客の方のためのテントが多数張られている大きな平地で、周りに雪を頂いた山々が迎えてくれます。ちなみにBCの高度は3,600mです。
高度順応に不安のある方は、前日に日隆付近にある「長坪溝」などの日帰りハイキングコースで足慣らし(肺慣らし!?)をしておくと安心です。
花の桃源郷で高所順応
さてここから大姑娘山を目指すという方も、次のアタックキャンプは4,300mに位置しますので、BCに着いた翌日にすぐに登るのはちょっと危険です。
フラワーハイキングが目的の方と一緒に1日はBC付近の名勝、「大海子」、「花海子」を巡るのに費やすことをお勧めします。両方とも山並みの映える美しい池であり、特に花びらで輝く「花海子」はまさに桃源郷といえ、一見の価値があります。BCから「大海子」を通り「花海子」まで往復すると4~5時間です。
ちなみにフラワーハイカーの一番のお目当ては青いケシの花「ブルーポピー」です。例年7月後半ぐらいから咲き始めます。そのほかにもアツモリソウなど珍しい花が咲き乱れており、日本だと通常、森林限界を超えてしまうような高度にいることを忘れてしまいます。
アタックキャンプ(AC)から大姑娘山のピークへ
大姑娘山のピークを目指す方はBCからACに4~5時間かけて登ります。途中はもちろん花のプロムナード。放牧されている牛などがのんびり過ごす中を抜けて行くと、徐々に植物がなくなりガレ場になっていきます。森林限界です。4,300mのガレ場にテントを張り、明日の登頂に備えAC付近を散歩するなど高度に順応するよう過ごしましょう(呼吸を浅くする昼寝などは厳禁です)。
翌日は、帰路にBCでもう一泊するなら遅く出発しても良いのですが、日隆まで戻る場合は朝早く出発しましょう。ACから3~4時間で大姑娘山(標高5,025m)の頂上に着きます。この道中に危険箇所はありませんが、岩と雪の世界はいかにも高所登山といった感じで達成感があります。頂上は流石に冷えますので、防寒着を持って行きましょう。
帰路はACでテントを撤収し、BCまで戻ります。BCまで戻る道は複数あり、往路とは違った風景が楽しめると思います。そして当日、あるいは翌日に日隆に戻って、無事終了となります。
四姑娘山の旅程と注意点
「大姑娘山(標高5,025m)」の頂上を踏まないフラワーハイキングでも“1週間”は必要な旅程となりますので、ご承知おきのほど。これは日本からツアーに参加する場合でも個人旅行でも一緒です。
山麓の日隆で、すでに標高は3,200m以上あります。高山病予防のために前述の通り、入山前や山中で高所順応に費やす必要があります。
結果として“日隆に到着してから”フラワーハイキングなら2~3日間、大姑娘山(標高5,025m)のピークを踏むなら4~5日間を要します。日本~成都間の飛行機との接続を考慮しましても最低1週間は必要というわけです。
結構な長旅となる四姑娘山の旅ですが、日本では体験できないスケールの高度感と多彩な高山植物を堪能できるスポットですので、山好きの方はぜひともチャレンジして欲しいと思います。
なお、写真の通り、道中はどこも花だらけで、そのため希少性が感じられないためか、地元のガイドなどは普通に踏んづけて歩いたり、たばこの吸い殻を捨てたりしています。我々はあたりまえですが、そういった行為は控えましょう。最近ゴミが問題になっておりますので、念のため。
個人で行かれる方へ
四姑娘山は団体ツアーが便利で一般的ですが、日程の都合などで個人で登りたいという方もいると思います。
その場合ありがたいのが、山麓の基点の町「日隆」にある「日月山庄(Riyuei Youth Hostel)」の存在です。ここには日本語のできるスタッフが複数名在駐しています。彼らは日本人のツアー客が多く滞在するベースキャンプで何かあったときに駆けつける救助隊の役目を負っており、無線で絶えずベースキャンプと連絡を取っているので山中の天気・気候も教えてくれます。登山客の多くが日本人なので官民あげてのバックアップといったところでしょうか。(宿についてはホームページにはアクセスできませんが、予約サイトで閲覧可能です。)
ちなみに日月山庄の近くに「四姑娘山登山学校」があり、必要なガイドの手配から、登山許可証、環境保護費、入園料支払いなど必要な手続きを代行してくれますので、個人で入山される方は訪れてみましょう。季節や時期にもよると思いますが、4日分のガイド(1名)及び荷物を背負う馬(1頭)に上述の登山許可証などの法的費用を含めた合計額は1,500中国元~が目安となります。
http://www.sctabi.com

世界遺産地「楽山大仏」 楽山大仏現地ツアー

2018-09-19 08:28:00 | 旅行
71mの大仏。絶壁に彫られた世界遺産・四川省「楽山大仏」が凄い!
更新日:2015/08/14 11:51
中国には様々な仏像がありますが、その中でも四川省・楽山市にある、世界最大級の石仏として有名な「楽山大仏」はご存知でしょうか。小さな悩み事など吹き飛んでしまいそうなぐらいの圧倒的なスケールの大仏です。この大きな大仏が彫られたのには、当時の中国の人々の切なる願いがあったと言います。
今回は岩山を削りだして造られた、迫力満点の世界遺産「楽山大仏」をご紹介します。
仏像のテーマパーク「東方仏都」
楽山大仏がある四川省の楽山市へは、省都の成都からのバスが便利です。2時間ほどで楽山市に到着、その対岸にある「東方仏都」や「凌雲寺」等が集まった一画に楽山大仏はあります。
楽山大仏チケットは、それら東方仏都や凌雲寺などとの共通券(90元)となっています。
ところでこの東方仏都、実は1994年に開園した仏像のテーマパークなんです。総面積20万平方メートル、その中に各地の仏像の模倣品3,000体余りを奉っています。仏像に興味がない人でも訪れればその数と迫力に圧倒されるでしょう。そしてたくさんの仏像を見ているうちに、ぐんぐんと仏像の世界へと引き寄せられていきます。
大きさにびっくり!
東方仏都を抜けた先に「楽山大仏」が鎮座しています。
最初に大仏の頭から見えてきますが、まずはその大きさにやはり驚かされます。頭だけでも十分デカい!それもそのはず頭部の長さが14.7m。耳だけでも7mもあるんです。
岩山を削り90年余りかけて彫られたこの大仏は、全長が71mと東大寺の大仏の5倍に及び、近代以前の仏像としては世界最大の大きさを誇ります。
特に頭部は同じ高さ、そして結構近い距離から眺めることができるので、その大きさをとても実感できます。楽山大仏と一緒に撮れる記念撮影の場所としてもお勧めです。
この辺りからは色々な角度から大仏を眺めることができるので、じっくりと自分だけの撮影スポットを見つけてみましょう。
下からでも迫力満点!
楽山大仏は足元へも降りることができます。
岩山の壁面につけられた足場の狭い階段を気を付けて下ると、下から大仏を拝むことができます。
頭部も大きいですが、降りてみると足もとても大きいのがよく分かります。足の長さだけで約10m、ビル3~4階建ての高さになります。足の甲には100人もの人が座ることができるというので驚きです。
それにしても近くで見れば見るほど、1200年前もの昔によくこれだけのものを造ったと改めて感心させられます。
大仏に託された人々の願い
開元(713年)元年からこの大仏は彫り始められましたが、ではなぜこんなにも大きな仏像を彫ったのでしょうか。そこには人々の切なる願いがありました。
当時、楽山は周辺でとれる塩の交易で賑わっていました。しかしその塩を運ぶ大名脈の岷江はしばしば水害を起こし人々を苦しめました。そこで凌雲寺の僧「海通」が民衆の布施によりこの大きな楽山大仏を彫り始め、その工事で出た土砂を川に投入して川底を浅くし、岷江の水害を大幅に減らすことに成功したんです。
水害対策、そして民衆の繁栄への感謝の気持ちを込めてこの大仏は彫られました。
そして現在もその岷江を見守るかのように楽山大仏は鎮座しています。
全身を見るには遊覧船
楽山大仏の全身をしっかりと見るには、遊覧船を活用するのがお勧めです。
大仏の対岸にある楽山港から随時遊覧船が出ています。1人75元、約30分ほどの行程で、楽山大仏周辺で停船してくれます。
ここから眺めれば、しっかりと大仏の全身も写真に収めることができます。
なお楽山大仏の完成当初は全身を金色と彩色装飾で彩られ、十三重の木造楼閣で覆われていたと言います。
現在、重ねた月日や風雨によってそのような装飾は見られませんが、歴史ある仏像としての魅力は十分に感じられます。
大きいだけではない楽山大仏
今回は中国四川省にある楽山大仏をご紹介しました。
とにかくその大きさに驚かされますが、大きさだけではなく大仏だけあって実際に訪れた後では実に穏やかに気持ちにさせてくれます。優しいお顔も印象的です。
楽山大仏は、1996年に峨眉山と共に「峨眉山と楽山大仏」として世界複合遺産へ登録されました。中国4大仏教聖地である峨眉山もとても魅力的な場所なので、時間のある方は是非とも訪れてみましょう。
忙しい毎日の中、ストレスや悩みごとで気分が滅入り気味の方はいらっしゃいませんか。そんな方は是非、この大きな楽山大仏を見てそんなものは吹き飛ばしてしまいましょう。大仏様はいつでも優しく見守ってくれています。
圧倒的な大仏に魅せられる旅、いかがでしょうか。
http://www.sctabi.com