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楽山大仏観光 成都発楽山大仏ツアー 

2018-09-08 10:53:29 | 海外旅行
今や世界中に存在する巨大な仏像。中でも、岩を彫って作られた世界最大の摩崖仏が中国四川省にある楽山大仏です。高さ71m、頭だけでも約15m、なんと奈良の大仏とほぼ同じ大きさですよ。
そんな楽山大仏では夜のライトアップが行われているのをご存知ですか?ライトに浮かび上がる微笑みの大仏様はより荘厳で神秘的。思わず手を合わせたくなるありがたい楽山大仏を是非訪れてみませんか。
中国四川省・世界遺産の「楽山大仏」とは
中国四川省楽山市、中国四大仏教聖地である峨眉山を見守るように腰をおろすのは中国の世界遺産・楽山大仏。71mもの高さはかのバーミヤンの石仏をもしのぎ世界最大。頭の大きさだけでも14.7mと奈良東大寺の大仏に匹敵するほどなのです。
大仏が築かれた凌雲山は、岷江、青衣江、大渡という三つの大きな川の合流点に位置する山。713年、当時凌雲寺の住職であった海通和尚が、荒れ狂う川の氾濫で苦しむ民を救おうと水運の安全祈願をこめてはじめられた事業でした。この事業は民衆の浄財のみで賄われ、約90年という月日をかけて完成に至った民衆悲願の大仏なのです。
日中は大仏脇の断崖に架けられた173段の桟道を降りて大仏の足元へたどり着くことができます。しかし、連日長蛇の列で、足元へたどり着くには少なくとも1時間以上要すると言われています。ちなみに、大仏の全体像をカメラに収めたい場合は、対岸から出発している遊覧船での鑑賞が一般的です。
明るいうちに眺める大仏様のご尊顔や威厳も素晴らしいですが、夜間ライトアップされた姿はまた違った荘厳さに包まれてとても神秘的なのです。
夜間拝観は19時半から(オフシーズンは19時から)。夜間は大仏の足元まで降りることができないためか、日中のような激しい喧騒は去り観光客も少なく落ち着いています。拝観料も日中90元に対して、夜間は60元と割安になっています。
入口からさっそく妖しげなライトアップがお出迎え。照らし出された楽山名物の巨大文字「佛」の周りには、プロジェクターで投影されたおびただしい数の文字が浮かび上がっています。
入口から大仏殿までの石段ルートには最新鋭のプロジェクションマッピングを贅沢に使用したド派手な映像と大音量の演出が施されています。一つ一つの細かい意味は分からなくとも、とにかく飽きのこない迫力ある演出が楽しめます。
しばらく登ると、ようやく楽山大仏のある凌雲寺境内の入口に到着します。境内を突っ切るといよいよ大仏様とご対面です!
ライトアップで照らし出された楽山大仏は、まるで後光が差すかのように荘厳で神秘的で、そのあたたかみのある微笑みは思わず合掌したくなるような尊さです。夜間はほとんど混んでいないので、三脚を立て自分のペースで撮影もできます。ただし、あくまでも頭部の周りだけで足元には降りられないのでご注意を。
楽山大仏の先には、海通和尚などを祀った凌雲寺が建てられています。大仏を建立する以前から存在したといわれるこの寺は一度戦乱で焼失し、17世紀清の時代に建て替えられたものと伝えられています。
境内にはおびただしい数のろうそくの灯が妖しく揺らめき実に幻想的。ただし、寺の中に一歩足を踏み入れると、そこは中国らしく豪華絢爛な黄金仏像が数多く展示されています。
境内のライトアップも見ごたえあり
クライマックスにそびえるのは高さ38m、13層の霊宝塔。この仏塔は唐の時代、航海の安全を願い建てられたものですが、日中の地味な姿とは打って変わってまるで宇宙船に吸い込まれるような異様な存在感を放っています。
霊宝塔を過ぎ出口のゲートに続く並木道には、プロジェクションマッピングで演出された蓮花ロードが登場。ピンク、青、緑と次々に色を変え、派手な演出で最後まで楽しませてくれます。
「夜遊三江」は楽山で今注目の楽山ナイトクルージング
もう一つおすすめなのが、今楽山で人気が高まっている「夜遊三江」というナイトクルージング。全長24kmのコースのうち7kmの夜景鑑賞区間には古城再現エリア、山水エリア、都市エリア、大仏エリアの4つをテーマにしたライトアップが行われています。
楽山大仏と言えば、日中のお姿が一般的ですが、夜のライトアップはまた違った風情と尊い雰囲気を味わえます。是非、中国四川省を訪れた際には、夜の楽山も一緒に楽しんでくださいね。
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中国世界遺産「峨眉山」で味わう極上の雲海テラス

2018-09-08 10:39:17 | 旅行
中国四大仏教聖地かつ中国三大霊山の一つ、峨眉山。楽山大仏と対を為す名山は、その文化的価値、それらを取り囲む自然の希少価値が認められ、1996年、世界遺産に登録されました。
3,079mの峨眉山の頂に広がる絢爛豪華な伽藍や黄金仏像、そして極上の雲海テラスから眺める最高峰に建つ仏閣の情景はまさに天上界。是非、この世界を堪能しに峨眉山を訪れてみませんか?
中国四川省成都から南へ約160km、深い山間に位置する中国四大仏教聖地の一つが峨眉山です。最高峰3,099mをはじめ4つの峰からなるこの山は、そのかたちが少女の眉のような形をしていることからこの名がついたと言われています。
標高差が高く、広大な面積を有する峨眉山は、段階的な気候の変化によって多様な生態系が生まれ、現在では約3,700種類の植物と約2,300種類の野生動物が生息しています。この自然の希少性と文化的意義が認められ、1996年に世界複合遺産に登録されました。さらに2007年には中国が授与する国家5A級の美観地区の称号も得ています。
中国世界遺産「峨眉山」とは
峨眉山のもっとも美しい姿を拝めるスポットが峨眉山の次鋒にあたる「金頂(3,079m)」です。最高峰との差わずか20mの高さまでバスとロープウェイで行けてしまうのは中国ならでは。今回は最高の眺めと極上の雲海テラスを求めてこの「金頂」を目指します。
いざ峨眉山「金頂」へ
まずは峨眉山風景区の入口へ向かいましょう。成都から直通バスも出ていますが、峨眉山市内からも公共バスでたどり着けます。入口からはバスに乗換え、約1時間半かけて標高2,400mの中腹にある雷洞坪バスターミナルへ向かいます。
雷洞坪バスターミナルからロープウェイ乗り場までの約1kmはしばらく登山になります。道沿いにはお土産物屋がひしめいているので標高に慣れるためにもウィンドーショッピングを楽しみながら登ると良いでしょう。自然が豊富な土地柄か、薬草や昆虫標本、ご当地のお茶なども売られています。
ようやくロープウェイ乗り場に到着。もし健脚に自信のある方はここから引き続き登山も可能です。もし体力に自信のない方はロープウェイがおすすめ。所要時間は約10分、標高差およそ1kmと一気に気候も気圧も変わり、空気の冷たさと高山病リスクも伴いはじめるのでご注意ください。
いよいよ金頂に到着。普賢菩薩を祀る絢爛豪華な黄金伽藍が建ち並んでいます。手前は峨眉山でもっとも有名なお寺の一つ、華厳寺大雄宝殿です。
もっとも高い位置にそびえたつ金頂銅殿。華厳寺ほどの大きさではありませんが、銅製の伽藍に金メッキを施したひときわ輝く仏閣です。
そして金頂でもっとも存在感を放つのは四面十方普賢金像。高さ48m、重さ660トンもの大きさのブロンズ像には金メッキが施されています。六牙白象に載せられた蓮の台座に座る普賢菩薩は、あらゆる方角を見渡せる10面のお顔を持ち、阿弥陀仏の教えが込められています。
来ました!見渡す限りの雲海テラス!前方に小さく見える仏閣は峨眉山最高峰3,099mの頂に立つ万仏閣で、その姿はまさに天上人が棲む世界のようです。万仏閣へもケーブルカーで訪れることができるのでおすすめです。
雲海が発生しやすい条件は、湿度が高く、風が弱く、湿った空気が冷やされやすい環境。峨眉山は大きな二つの大河に挟まれ、さらに麓と山頂の標高差が2,500mもあります。麓付近で曇りや雨に見舞われたら、逆に山頂では極上の雲海テラスが待っていると期待していいでしょう。
これぞ雲上の世界!見渡す限りの雲海テラス
峨眉山には古くから「峨眉十景」と呼ばれる景観が存在します。中でも峨眉山を代表する景観が「金頂祥光」。金頂からの「日の出」「雲海」「仏光」「聖燈」を指しています。
「日の出」は、夏は早朝6時、冬は7時までに金頂で待機する必要があります。「仏光」とは太陽の光が背後から差し込み、霧や雲海に投影された人などの影に虹に似た光の輪が出現する「ブロッケン現象」と呼ばれる大気光学現象で、日本では古くから「ご来迎」とも呼ばれています。「聖燈」とは月のない夜、谷間に蛍のような不思議な光が100にも1,000にも広がる現象を言い、「仏光」を見るよりも難しいと言われています。これらを全部楽しみたいという欲張りな方には、金頂にホテルも用意されています。
前述したように、峨眉山は麓と山頂までの標高差が2,500mもあります。その気温差は10~15度とも言われ、山頂付近は極度に冷え込みます。そのためしっかりした防寒対策が必要です。また天気の移り変わりも激しいのでレインウェア、折り畳み傘などの雨具も必携です。
高度が急に上昇するため、高山病のリスクも存在します。もし不安な場合は、事前に高山病予防薬を服用されるか、とにかくゆっくりした行動とマメな水分補給を心がけましょう。
峨眉山でもっとも注意を促されるのがこの食欲旺盛な猿たち。観光客にエサをおねだりする姿は愛らしい反面、凶暴で有名です。むやみに近づいたり、エサを与えるのは禁物。特にお子様や妊婦の方などはお気を付けください。
峨眉山ではここに注意!
食欲旺盛なお猿さんはさておき、この国家5A級の極上の雲海テラスと世界遺産級の絶景は一見の価値あります。是非、極上の絶景を眺めに四川省の峨眉山を訪れてみませんか。
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