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世界遺産地黄龍 黄龍観光 九寨溝黄龍現地ツアー

2018-09-14 08:57:45 | 旅行
世界には見惚れてしまうような絶景が幾つもありますが、そんな中でも今日は中国・四川省にある世界自然遺産「黄龍の景観と歴史地域」をご紹介します。
黄龍の魅力は何と言っても、極上天然プールのような透き通った水景色。青く美しい水は乳白色の石灰華と共に、見事なコントラストを形成しています。
丸い石灰華がまるで登りゆく龍にたとえられる黄龍。今回は神秘的な水の風景へご案内致します。
標高3199m!高山にある黄龍
黄龍へ行くには個人旅行かツアーで訪れることができます。
個人の場合には、同じ世界自然遺産に登録された「九寨溝」からのバスが便利です。早朝九寨溝を発ち、午前中に黄龍へ到着。黄龍を観光して、夕方ごろ同じバスで九寨溝へ戻ります。個人では少し不便なので時間のない方は、成都や日本からのツアーがお薦めです。
黄龍は高山にあります。
入り口の標高が既に3199mもあり、最大の見所の「五彩池」では3556mにもなります。富士山に匹敵するような標高があるので、高山病には十分注意したいです。
また入場料は通常期(4/15~11/15)が200元、閑散期(11/16~4/14)が60元ですが、冬場は雪の為入場ができなかったり、バスが不通となる可能性もあるのでご注意ください。
遊歩道から自然美を楽しむ
入場口からは基本的に整備された遊歩道を歩きます。
遊歩道を利用して最後まで歩くことができますが、有料でロープウェイの利用も可能ですので体力に自信のない方でも大丈夫です。
黄龍は玉翠山(標高5100m)から伸びる峡谷で、石灰岩層からの石灰分を豊富に含んだ水が流れています。その水に含まれる石灰分の沈殿物(石灰華)などが、黄龍を形成する美しい風景を作り出しています。
行きの遊歩道は基本登りとなりますが、遊歩道からも所々で美しい玉翠山や丸い石灰華の固まりを目にする事ができます。黄龍の名称にもなっており、龍にたとえられた黄金色に輝く石灰華は、きっと歩いてきた疲れを忘れさせてくれるでしょう。
石灰華が作り出す色
順調に遊歩道を進むと、だんだん石灰華によるくぼみが現れてきます。そこに溜まった水はため息が出るほど、美しい青色に輝いています。
このくぼみは石灰分をたっぷり含んだ水が、落ち葉や小枝などをと共に長い年月を掛けて作られました。まさに大自然のアート。山中にあるこの美しき色彩は、ひときわ輝きを放っています。
そしてこのくぼみは龍の鱗や棚田にもたとえられ、見る角度によって色が変化します。時間の許す限り楽しみたいですね。
美しき「五彩池」
黄龍の最終地点まで登りつめると、そこには美しき「五彩池」が迎えてくれます。
白い石灰華に映える美しいブルーの水。これまでのくぼみが何重にも重なって、美の競演をしているようです。まるで極上の天然プールのような景観に言葉を失ってしまいます。
近くから見ても本当に透き通っているのがよく分かります。しっかりと遊歩道も整備されているので、心行くまで写真撮影をしましょう。
そして少し歩けば五彩池を一望できる展望台もありますので、是非上からの眺めも楽しんでください。上から眺める五彩池は格別です。
黄龍は貴重なパンダの生息地
黄龍一帯は実は貴重なパンダの生息地にもなっており、ユネスコの生物圏保護区(世界自然遺産「四川省のジャイアントパンダ保護区群」として登録)にもなっています。
黄龍ではパンダを見る事はできませんが、四川省では成都パンダ繁育研究基地、成都動物園、臥龍パンダ基地など幾つかの場所でパンダを見る事ができます。
特に成都パンダ繁育研究基地は、郊外の自然の中にあるのにバスで1時間ほどとアクセスも便利でお薦めの場所です
日本でも大人気のパンダですが、ここ中国でも大人気でその愛くるしい表情や仕草は老若男女を虜にしてしまいます。何時間見ていても飽きないパンダの魅力は底なしです。
でもそのパンダが黄龍の厳しい自然の中で生きて来たかと思うと、そのギャップに本当に驚かされます。成都にお寄りの際は、是非パンダも見に行ってください。
ずっと見ていたい黄龍の美
今回は世界自然遺産「黄龍」をご紹介しました。
石灰華による自然の美しさは、時を忘れてずっと見ていたくなります。山中に輝く青と白のコントラストはまさに絶景と呼ぶに相応しいでしょう。
近くには、これまた絶景で有名な世界遺産の九寨溝もあります。他にも四川省には峨眉山や楽山大仏、四姑娘山、都江堰と世界遺産や観光名所の宝庫です。
美しい極上天然プールのような黄龍。その絶景を見に一度四川省を訪れてみませんか。
http://www.sctabi.com

一度見たら忘れない!びっくり仮面の中国四川省「三星堆博物館」

2018-09-14 08:39:40 | 旅行
中国四川省に、3000年以上も前に栄えた青銅器文明がありました。「三星堆遺跡」と呼ばれるその遺跡からは、見上げるような大きな立像に、目が飛び出した異形の仮面など他に類を見ない物がたくさん出土。宗教的儀式に使われたのか、国を治める政に使われたのか。黄河文明と同時期に栄えた驚くような長江流域の青銅器文明がそこにありました。今回はその出土品が見られる中国四川省の「三星堆博物館」をご紹介します。
古蜀の青銅器文化を伝える「三星堆博物館」
1986年中国四川省成都の北約40kmの広漢市で、とても大きな発見がありました。見つかったのは3000年以上前の新石器時代末期から夏末商初にかけて栄えた古蜀の遺跡で、そしてそこから多くの青銅器や金製品が彫り出されました。
そして驚くべきことはその歴史の深さと共に、彫り出された青銅器類の形です。特徴的な仮面の青銅器に、巨大な人の像。それはこれまでに類を見ない形のものばかりで、大変世を驚かせました。「三星堆博物館」はそんな古蜀の青銅器文化を伝える博物館として1997年に建てられました。
目が突き出した青銅仮面
三星堆遺跡の中で一番の象徴的な遺物が、「青銅縦目仮面」と呼ばれる青銅仮面です。高さ64.5cm、幅138cmと人が被るにしては大きすぎます。そして何と言ってもその特徴が突き出した目と大きな耳です。14cmも飛び出した目や大きく伸びた耳は、とても普通の人間のものとは考えられません。それでいてにっこりと微笑む姿に愛らしさも感じてしまいますが、これは一説には遥か彼方まで見通す神をイメージして作られたとのこと。ただまだ謎が多く、残念ながら未だはっきりと分からない事も多い遺跡です。それでもその強烈な印象は、一度見たら忘れられないものになるでしょう。
美しき「青銅神樹」
全長396cmの青銅製の樹は、日本語名で「青銅神樹」と呼ばれる青銅製の神樹です。博物館随一の高さで1986年に発掘されました。
この神樹は中国の古典「山海経」に描かれている扶桑樹ではないかと推測されています。その中で扶桑樹には多くの太陽が宿り、その太陽はそこにいる鳥に乗って空に巡回に行くとされています。それを表したかのように「青銅神樹」には、3階層にまたがるそれぞれの枝に計9羽ずつの鳥が装飾されています。
また一説にはこの樹が天と地(人)を繋ぐ役割を果たしており、崇拝の対象であったと考えられています。いずれにせよ高い神樹に美しい装飾物の数々から、当時の技術の高さをうかがいい知ることができます。
長江の青銅器文明
先にご紹介した目が飛び出た「青銅縦目仮面」と同様に、三星堆遺跡を紹介する際によく用いられるのがこの「貼金銅人頭像」です。文字通り金箔が貼られた青銅の頭像です。種類が多く、様々なタイプの頭像が発掘されています。
三星堆での発見は、単にその歴史や異形のみではありませんでした。約3000年前とは中国で言う黄河文明後期に当たります。その時代に長江流域でこのような高度な青銅器文明があったことこそ、この三星堆遺跡の最も大きな発見のひとつ。黄河文明に匹敵するかもしれない長江の青銅器文明、詳しい解明が待たれます。
世界最大の青銅製人物像「青銅立人像」
最後にご紹介したいのが世界最大の青銅製の人物をあしらった「青銅立人像」です。80cmの台座の上に約180cmの人物像が立っており、計260cmの立像は見上げてしまうほどの高さです。これだけ大きな人物像は異例の大きさであり歴史的に見ても大変貴重なものです。
衣のような長い服を着ており、手には何かを持っていたような跡があります。恐らく祭祀儀礼に関わる人物で、それに関する道具を手にしていたのではないかと言われています。詳細は同様に不明ですが、宗教儀式やもしかしたら政を行う人物だったのかも知れません。様々な発掘物を色々と想像してみるのも、三星堆博物館の楽しみかもしれませんね。
たくさんの驚きを与えた「三星堆遺跡」
今回は中国四川省にあるちょっと変わった博物館「三星堆博物館」をご紹介しました。目が飛び出した異形の仮面は、強い印象と共に一度見たら忘れられないものとなるでしょう。その他にも個性的な青銅器出土品の数々。もしかしたらあの黄河文明と並ぶほどの高度な文明が栄えていたのかもしれません。
そんな楽しくもあり貴重でもある遺跡が見られる「三星堆博物館」に一度足を運んでみて、是非その驚きを感じてみてください。
http://www.sctabi.com