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【純潔工房】 実用貞操帯製作
日本国内初の 本格的貞操帯製作及び既製品の修理調整を行う 「純潔工房」 のブログです。相談など、気軽にくださいね。
 



「んーーーー!!」
 前後のGが凄かったのか、ゆきのは喉の奥で悲鳴を上げたが、口腔内の体制は崩さなかった。

 これはきもちいいぞ!

 俺は調子に乗ってどんどん揺する。

「んーーーー! んっんっんっ!!」
 ゆきのの悲鳴、無視。ごめん。

 蠢く肉に包まれたチソコはどんどん熱くなり、やがて頂点に達した。
 どぶあ、と射精した。

「んお? ゴフッ!」

 突然、ゆきのがドンと俺を突き飛ばした。
 俺は下腹部にいきなり衝撃を受けてくの字に腰を引いた。
 腰と同時にチソコも引いたが、ゆきのが先っぽを吸っていて離さない。
 一瞬、びいんとチソコが引き延ばされた。
「はうッ!!」
 今度は俺が悲鳴を上げる番だった。

 りゅっ、りゅっ、と精液の残りが全部出終わってから、やっとゆきのが口を離した。
「おまww! 吸いちぎる気かよ!」
「ゲホッ! ゲホッ! ウグ・ゴックン!! もー!絨毯に垂らすわけいかないでしょ? そっちこそ、おまwwww!!
 突っ込みすぎ! 揺すりすぎ! あー酔ったぁ、もう!」

「ご、ごめん、調子乗りすぎた?」
「なすがままって、あたしも萌えたけど、ちょっと揺すりすぎぃ~」
「ごめん……」

「ぷーぅ。でもやったね! これで1ポイントだ! 早く貯まらないかなぁ」
 俺はそれを聞いてあるアイデアを思いついた。
 俺は自分のMP3プレイヤーが録音機能を持っていることを思い出した。

 俺はチソコを仕舞い、ゆきの用のペンダントを取り出した。
「これ、貞操帯用のお守りだ。いつも身に着けておいてくれ」
「わぁ! こないだ買ってたレジンで作ったのね。ありがとう。でも泳ぐ時はロッカーでOK?」
「それは問題ない」
「そうだ。これにスタンプカードぶら下げようっと」

「一気に2ポイントのチャンスがあるんだけど、トライしてみるか?」
「ええっ? やるやる! ……って、とんでもないことさせるんじゃないでしょうね」
「貞操帯嵌めて、ゆきのがどんな気持ちなのかもっと詳しく知りたいんだ。だからこれに、いろいろ思いついたことを録音してほしいんだ」
「えー? 録音って、特に無いよぉ? んーと、『き・も・ち・い・い』。はい、おわり。2ポイントちょーだい」
「ばーか」
「だめぇ?」
「だめ」
「んー、じゃ一応貸してよ。努力してみるよ。期待すんなよゴルァ」
「『ゴルァ』もうやめろよ、うざ」
「ごめーん」

 ゆきのは俺のMP3プレーヤーを自分のバッグに仕舞うと、洗面台で口を濯いだ。
「帰ろ」
「うん」

 帰り道、雑貨屋の店先でゆきのが立ち止まった。
「これやるのォ」
 店先に並んだガシャポンの1つを指差す。

「なんだよこれ? 猫のスタンプ?」
「お金入れてよ」
「はいはい、御意のままに奴隷お嬢様」
「ん、苦しゅう無い。そこへ入れてたも」
「200円もすんの? そっちの100円のでいいじゃん」
「猫マグネット買ってどうすんのよ。こっちのスタンプじゃないとダメなの」
「はいはい」

 俺が金を入れると、ゆきのが屈んでギリギリとダイアルを回した。
「おいおい、そこまで屈むと貞操帯の上の縁がはみパン状態になってるぞ」
「知ってる。最近、何でもローライズでさぁ、後ろ出るんだよねぇ。上の縁カバーする見せパンで何かいいのないか探してんの」

  ゴトンとカブセルが出た。
 ゆきのはすかさずカプセルを取り出し、中身を出して、カプセルを専用のゴミ箱にポポイと投げ入れた。
「お、結構かわいい」
「何それ」
「猫のいろいろなポーズのシルエットがスタンプになってるの。これは座った状態の……シャムかアビかな? かわいいよね。はい、あげる」
「俺いらねぇよ」
「ちがうよ。ほら、フェラ合格した時のスタンプ。明日スタンプカード作って来るから、これを押してよ」
「あ、そのためか。んじゃ預かる」

 再び歩き始める。
「後ろ、結構見えるな」
「うん、仕方ないよね。ちょっともう一度見て見て」
 ゆきのは道端で屈む。
 ホットパンツにベルトさえ通していない状態なので、前屈みになると背中側が大きく開き、見る角度によっては背中側のベルト下端から尻の割れ目に黒いケーブルが吸い込まれている部分まで直視できそうだ。
「どう?」
「後ろ丸見えだな」
 ゆきのが立ち上がる。
「あたしね、貞操帯の上の縁は見えちゃってもいいと思ってるのよ。どうせ普通の人には何だかわからないし」
「だったらベルトしてみたら?」
「うん、明日はお気に入りのこの手のパンツにして、ベルト使ってみるね」
 今日も近所まで送って行って別れた。
 帰ってから、俺はゆきのから預かったスタンプにリングをつけ、貞操帯の鍵といっしょにチェーンに通した。

 翌日。
 朝イチにゆきのから電話が掛かって来た。
『いひーん、生理ンんなったぁー だからごめーん、プールなしィー』
「それはいいけど、大丈夫か? 外すか?」
『へいき。でもアレ買ってよー ビデー、携帯ビデー』
「い、いいけど」
『やったぁ、今日はフツーにおデートの日ね? 駅ビルのドラッグストアが安かったよ』
「お前、そんなことチェックしてんの?」
『ずっとネット見て貞操帯にあこがれてた頃から、本当に嵌めたら必要になるだろうなぁって見てたんだもん。あたし量少ないしサラサラだし匂いも少ないから、ナプキンとビデで多分大丈夫だと思うけど、自慰防止板の下で固まって匂ったりするようだったら、せめて自慰防止板だけでも外して洗ってぇ』
「そりゃいいけど」
『それとさ、そん時自分で洗っちゃダメ?』
「一応ダメ。どうしようもなければ考えるけど」
『うー、わかった。どこ集合?』
「駅ビルなら駅でいいだろう」
『うい』
「同級生とかウロウロしてるかもしれないから、帽子とか被って来いよ」
『ういす。久々にメガネで行くぜ』

 改札近くで待っていたが、ゆきのはまだ来ない。
 ちょっと心配になって携帯を取り出したら、すぐそばで声がした。

「あほー」

 ギョッとして振り返ると、子供っぽいツインテールにフレームレスのメガネを掛け、ホルダネックの真っ赤な水着のトップをブラ代わりに薄いヒラヒラのタンクトップを着て、カットのきわどいデニム地のホットパンツにヘビメタ調のベルトを締め、ピンクのペディキュアがケバい足にサンダルをつっかけた女の子が立っていた。
 首には俺が作ったペンダントが下がっていて、ペンダントヘッドの横に小さいビニールケースが下がっていた。

「ゆっ、ゆきの?」
「へへーん、マジでわかんなかった?」
「ツインテールにだまされた」
「やったぁ。あ、そだ。まずこれね」
 俺のMP3プレーヤーを返す。
「ちゃんとスタンプ持ってるー? 押して押してぇ、昨日の1ポイントと合わせて3ポイント」
「おま、どうせ録音したの『き・も・ち・い・い』だけだろう?」
「うわ、バレてーら。いいじゃん、最初だからサービスしろよぉ、あたしだって股から出血大サービスなんだからぁ」
「おまえ、それシャレになってねぇぞ」
「キャハハハ」
「まぁ、特別な? ほら、カード出せ」
 ゆきのは胸の谷間からチェーンを引き上げ、小さなビニールケースに入ったお手製のスタンプカードを出した。
 1・2・3と書かれた欄に猫のスタンプを押す。
 ゆきのはそれを口でフーフーと乾かしてからビニールケースにしまった。

「それにしてもすごいカッコだな。後ろケツ肉はみ出てるぞ」
「だってぇ、涼しいんだモン。下も結局水着だしィ」
「貞操帯が見えそうとかはみ出そうとか言っといて随分大胆じゃねぇか」
「あぢいのには勝てないのォ~ あぢいと死んぢまうよぉ。それに、万一見えても平気っぽいでしょ、今の流行として。ほら、あの人も、あの人も、こんなカッコだよ? あ、あれ! あの人なんて、あたしよりスゴイ!」
 改札前を通り過ぎる薄着の女性を次々と指差す。
「まぁ、それはあるかもな。ゆきのが平気ならべつにいいや」

 ゆきのと並んで歩くと、なんだか全く別人とデートしてるみたいで奇妙な感じだ。
 ゆきののサンダルがペタシペタシとうるさい。

「それはそうと、生理の方は大丈夫なのか?」
「電話で言った通りだよ。前からネットで読んで対処考えてたけど、あたしは汚れが溜まらなければナプキンで平気みたい。でも3日目4日目になると無事かどうかわからないから、様子見だね。あたし、サラサラで軽い代わりに、ちょっと長く続くんだ。もういい加減終りかなーって思っても、ちょぴっと1滴ついたりすんの」
「ふーん、大変だな。ま、困ったら外してチェックするよ。そうそう、そろそろプラグの訓練も再開したいよな」
「はふぅ…… 前を閉鎖され、後ろにも突っ込まれだと、本当に狂っちゃうよ……」
「生理終わってからでいいよ。マターリ逝こうぜ」
「うん」

 真っ先に駅ビルのドラッグストアに行った。
 ここは雑貨やアイデア商品も多く扱っていて、モノによっては100均よりも安い。
 テーブルコショウが100均だとバカ正直に105円なのに、ここだと税込みで98円。
 でも100均だと105円で買える七味唐辛子が、日付が新しいとはいえ、ここだと120円。
 目的の携帯用のビデは3種類ほどあり、ゆきのの好みで、タンク容量の大きいものよりも全体が小ぶりで持ち歩きに便利なものを買った。

「ああっ! これ欲しいっ!」
 ゆきのが興奮したのはシャワーノズルだった。
 既存のものと交換して使うようになっていて、通常のシャワーの他に細いジェット水流が出るようになっている。
 台紙の写真を見ると、『風呂場の目地汚れも一撃!』とある。

「買って買ってー」
「だだっ子か、おまww。 でも、いいぜ」
「2つね」
「ハァ?」
「だって、うちの分とマンションの分……」
「チッ、しょうがねえな。 あー貞操帯は金かかるー」
「それもKHの資質のうちかな」
「ちぇーっ」

 昼飯は、割引チケットが残ってるとかで、まーたまっく。
 ゆきのが普通にセットを注文して、普通に食べてるのを見て、俺はなんだか安心した。
 その後デザートを次々と食うので、逆の意味で心配になった。

 俺は家族との用事があったので、ゆきのとは昼食のあとすぐ別れた。
 しばらくしたら携帯に電話があった。
『どっちも便利なモノだったよ、ありがとー』
「よかったな」
『これなら生理中ずっとこのままでも大丈夫そう』
「うんうん。清潔にしとけよ」
『うん、じゃぁねー』

 ゆきのの声を聞いて、MP3プレーヤーのことを思い出した。
 『き・も・ち・い・い』だけでも耳元で聞いてやれ。
 ゆきのは声もかわいいから、それだけ聞くだけでも得した気分になる。

 [PLAY]ぽちっとな。

『……
 ん? これで録音されてるの? ……まあいっか。
 気分を語れったってねぇ…… フツーに面と向かってストレートに語ってるしねぇ……
 今さら、何か感想ってあるかなぁ……

 んー、じゃぁとりあえず、自虐的ぢごくの寸止め、いきまーす!
 終われないオナニーの凄惨さが、何かの参考になればいいけど。
 聞いててイライラするだけかもよ。

 あ、そうそう、自分ひとりで聞いてよね。あたしに聞かせたらコロス! たのむよ?

 えーっと…… もちろん気付いてると思うけど、そうなのよ、おっぱいが自由なのよねー。
 いじっちゃうぞー? えヘヘ。

 …… んっ ……

 …… んっ ……
 …… んっ ……

 …… ぁぁっ ……
 …… ぁぁっ ……
 …… ぁぁっ ……

 …… ああっ! ……

 …… ぁぁっ ……
 …… ぁぁっ ……
 …… ん ……

 ちょっと乳首いじっただけで、あっという間に乳首がカチコチで痛いよ……
 ひゃうっ! つまむと飛び上がるっ!
 心臓が吸い出されるっ!

 ただしクンのおちんちんじゃないけど、乳首を単調な刺激でずっと擦るとイキそう!
 でもイケないの!

 はぁっ……!
 はぁっ……!

 無駄だって知ってるのに、アソコいじっちゃうの!
 ぱんつ下すと…… うわ、大洪水…… ハズい……

 指で、指で! 自慰防止板を、ああっ!
 恨めしいいぃぃ!
 もどかしいぃぃいいい!!
 上から! 押すと! ほら、にちゃって、横から、汁がぁ! このッ!
 ああ、歪みそう!
 痛ッ! 挟んだぁ!
 この下! そこにクリ見えてるのに!
 クリ、そこにあるのに!
 いやだよぉ…… ひどいよぉ……

 手で、叩いたら!?
 ―― パン、パン ――
 ―― カチャッ! カチャッ! ――
 痛ぁーーーい! また挟んだぁ!!

 そうだ! お尻! お尻!
 トイレッ! お浣腸!

 ―― ガサガサ ――
 ―― バリバリ ――

 んーーー! あああん!!

 ……

 ……出る……

 アッ、アッ、アッ! どうやって止めるのよこれ! 一時停止ィ!!
 ああもういい!

 ―― ドタドタドタドタ…… ――

 ……

 ……

 ふぅ……


 えと、ローションは?

 だぁっ! キャップ固く締めすぎたぁ!

 ―― プチュ ――

 ……

 ああン……!!
 ッはぁぁン……

 ごめん…… 実はたまに指でいじってるのぉ……
 でも、おっぱいといっしょで、いじっちゃうと取り返しがつかなくなるのぉ……
 
 ああふ……
 ああふ……
 お尻きもちいい……

 どんどん……
 どんどん昇る……

 自分の指を…… えい!
 きゅきゅって!
 挟んだりして……

 うあ、吸いつく!
 お尻の穴が生き物みたいだよぅ……

 指が熱いよ。
 これで本当に同じ体温、同じあたしの体の一部なの?
 指が熱で蕩けちゃうよぉ……

 どんどん……
 どんどん昇る……

 すごいクル……

 クル……

 く~~ あ~~ あああーーーー!! きいっ!

 きいいいいい!
 どうしてっ!
 どうしてイケないのよおおお!!
 薄皮1枚の壁があるッッ!!


 太さ?!
 太さだよ多分……!
 指だと細すぎッ!

 きいいッ!
 きいいッ!
 きいいいいいいいいいッ!

 くはっッ!

 はアッ……!
 はアッ……!
 はアッ……!
 はアッ……!

 イケない……

 惨めだよぅ……
 性器を封印されるってこんなに惨めなんだ……
 快感剥奪って、普通に与えられてる性の楽しみを、本当に根こそぎ奪われちゃうんだ……

 イメージだけで貞操帯に憧れてたけど、いざその身分になってみると、ネットとかでは分からない本当の惨めさがどんどん現実になるよ……
 あたしは今、快感の乞食だよ。
 ショーウインドウのおいしそうな食べ物を見てヨダレを流す哀れな乞食。
 しかもそのショーウインドウは自分の体にくっついてるんだよ。

 そこにあるの!
 そこに見えてるの!
 もともとあたしのものなの!

 ああ…… でも今は…… ただしクンのものなんだよね……
 あたしのオマソコ……
 あたしのクリトリス……

 ここに掛かってるこの鍵が恨めしいよ。

 ―― ガチャガチャ ――

 でも視覚的にも堅牢すぎて破壊しようという気さえ起こらないよ。

 手錠を掛けられたまま日常を暮らすようなものだよね。
 ただそれが見えるか見えないかってだけ。
 手錠は人目に見えるけど、貞操帯は見えないってだけ。
 本人にとっては、拘束感は見えようと見えまいと全く同じなんだよ。

 ベラベラしゃべってたら少し落ち着いて来たよ……


 でもね、またお尻やっちゃうんだよ。
 自虐ぢごくに嵌まっちゃったんだよ、あたし。
 こうなると自分じゃ止められないの。
 もう自分のことブッ壊しちゃうんだよ。

 たっぷりローション塗った、一番細いプラグをね……
 ン……
 ン!!

 お尻のケーブルを脇へよけて、こうやってプラグを動かすの……
 はぁっ……! いいっ……!

 挿入時の犯され感が!

 引き抜く時の喪失感が!

 敏感な肛門の内面をプラスチックがすり抜ける、ヒリヒリした快感が!

 1ストロークごとにブッ飛びそうなほどきもちいい!!

 はうっ!
 はうっ!
 はうっ!

 はぁああああっぁぁぁぁ

 ……
 ……
 …… だめだよぅ……
 やっぱり擦っても擦ってもイケないよぅ……

 ふーぅ。
 さいごに2ばんめに太いプラグで自虐ぢごくの仕上げをしまーす。

 これね。
 これはもう、入れるだけ。

 …… んっ ……

 …… んーーーッ アアッ!!

 けっ、ケーブル戻して!
 これがっ!
 これがもっと極太にしたのがっ!
 いずれあたしのお尻にッ!

 いいいいいいいいいいい!!!

 この太さでこんなになっちゃうなんて!
 一番太いプラグや、貞操帯についてきたディルドーだと、一体あたし、どうなっちゃうの?!!

 くふっ……
 くふっ……

 また惨めな気分になってきた……
 すごいよ。
 手が、ぶるぶる震えて止まんないんだよ……
 惨めで、悔しくて、でも気持ち良くて、どうにかなりそう……
 腰が、ガクガクして、唇が震えて……

 悔しいよ……
 惨めだよ……
 オマソコ返してよ……
 あたしのオマソコ……
 あたしのオマソコ他人のもの……
 あたしのオマソコ鍵掛かってる……
 鳥肌立つほどきもちいい……
 自分を他人にあげちゃうのがきもちいい……

 はやくイキたいよ。
 ポイントくれるよね? 2ポイント。

 このあとね、自分のおっぱい揉みながら泣き寝入りしちゃうとおもうのよね。
 自虐地獄の後っていつもそうだから。

 今のあたし、脳の中ドロドロなのにイケてないんだよ。
 察してね。
 もう狂いそう。
 このまま寝ちゃうんだよ……

 録音メモリー使い切ってたらごめんね。


 …… んっ……
 …… んっ……
 …… んっ……
 ここから先もう自分じゃわかんないから……
 …… んっ……
 …… んっ……
 …… んっ……
 …… んっ……

 …… んっ……

 …… んっ……

 …… ん? ……

 あれ? あれあれあれ?!!
 わーッ! 始まっちゃった!
 いや少し突っ張るなとは思ってたけど、ちょっと早くないか?

 もー!

 ―― ドタドタドタ…… ――

 ……』

 あとはほぼ無音だった。
 俺は危うく、手も使わずに射精するところだった。
 実際には出なかったけど。

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 こんな……

 あいつの脳みそン中、どうなってんの?
 これって俺と駅ビルでデートする前の晩のことだろ?
 女の子ってこんなに乱れるもんなの?
 そして普通は、ああしてケロッとしてるもんなの?

 俺は取って付けたようにティッシュにビュルッと射精して、プレーヤーの電源を切った。


 翌日は俺の方がゆきのにフェラを要求したくてたまらなかった。
 マンションの部屋にも慣れたので、暑い公園で待ち合わせせず、ゆきのが先に部屋に行って待っているようになった。

 ―― ピンポーン ――

 すぐにゆきのが扉を開ける。
「おはよー」
「おっす。すぐ行くだろ?」
「うん」
 とてもあの録音のように乱れたとは思えない、ケロリとした日常のゆきの。
「ん? どうかした?」
「いや、なんでもない」
「へんなの」

 揃ってジムに行き、ゆきのは貞操帯の形がスッパッツに浮き出てるのも気にせず、Tシャツにスパッツ姿でマシンでプレスしている。
「まだ全力では怖いね」
「無理すんな」
「うん」
 軽めのメニューで終わりにし、更衣室に向かった。
 俺が先に着替え終わって泳いでいると、ゆきのが来た。
「えへへ、プールサイドに出るために着替えただけ。泳ぐのはムリだよーん」
 言われて見ればそうだった。

 二人ともトレーニングというより、体調維持と貞操帯のチェックが毎日の主題になっているので、あまりハードにトレーニングする必要はない。
 ゆきのはプールサイドで俺の泳いでるのを見ながらチェアでボーッとし、俺と一緒に早々に切り上げて部屋に戻った。


「今まで毎日のように会えたけど、来週からあたし家族で旅行だよ。ここまで駆け込みで慣れやら生理やらのことがチェックできてて良かったぁー」
「そうか、俺も家族の用事があるなぁ、それに福田たちとも色々約束してるし」

 俺はゆきのが勝手に尻をいじっていることを咎めようか迷っていた。
 ゆきのはあの録音の内容については自分からは一切口にしない。
 ひょっとして、俺が何も言及しないので、録音に失敗したと思ってるのか?

「今日は俺の方がフェラしてもらいたい気分だから、頼めるか?」
「いいよー うふふ、ポイントが確実に溜まって嬉しいなぁ」

 ゆきのは今ジャージの上下を着ていたが、そのままで床の上に跪いた。
「ん、いいよ」
 俺はチソコを取り出し、ゆきのの口の前にポロンと差し出した。
「今日は任せてみて」
「いいぞ」

 ゆきのは俺のモノをあむっと咥え、歯が当たらないように大きめの口で、喉の奥まで差し込んだ。
「ン”!!」
 ちょっと入れすぎたらしく、いきなり涙目。
 少し戻して、顔を前後に揺する。

 ゆっくりと奥まで入れ、舌でチソコを支えながらズルーッと抜く。
 この抜く時がきもちいい。

 ゆきのがいきなり俺の腰を抱いたので俺はドキリとした。
 腰というより、俺の太ももから尻にかけて左右から手を添えた状態だ。
 添えられた手の感触がきもちいい。

 ゆきのは頭も少し傾けたりして、俺のモノを熱心にしゃぶる。
 それでもやはり前後運動は苦手らしく、しばらくじゅっぽじゅっぽやったあとで口から抜いた。
「ごめん、顎、限界」
 一言言い訳して、すぐに先っぽを浅くしゃぶり直す方法に変えた。

 浅くしゃぶるのは随分上達したようで、俺はあっと言う間に快感のピークへ連れて行かれた。
 細かい舌の動きでカリ周囲をチロチロと環状に刺激されると、さすがの俺も腰が浮く。
 そこへ鈴口への舌先差し込み攻撃で、尿道内部まで舐め尽くされた気分になる。
 あとは定型刺激の連続で腰が熱くなり、文字通りバキュームされて精液溜まりが陰圧になる超刺激でゴボリと射精してしまった。

 ゆきのは俺の射精のリズムに合わせて、ゴクリ、ゴクリ、と精液を飲み下す。
 もう俺専用のフェラ奴隷としては普通に役に立つレベルになったと実感した。
 ちゅぱちゅぱと精液の残りをきれいに舐め取られると、俺のチソコはフェラ前よりきれいに磨かれたように思えた。

「うがいしていい?」
 茫然とする俺にゆきのが聞き、俺が答えるより先に風呂場へ立った。
 口を濯いで戻ってくる。

「やったぁ、これで4ポイント! あと1ポイントだあ!」
 ゆきのはジャージの胸元からポイントカードを出して俺に差し出す。
 俺も胸元からスタンプを取り出し、1つ押した。

「今日ってプラグ持ってるか?」
「ここに置きっぱなしだよ」
「プラグで一番太いやつ出して」
「いいよ」
 ゆきのは小さいタンスの一番下の引き出しから小型のスーツケースを取り出し、自分のサイフに入れていた鍵で開けた。
 そしてアナル拡張訓練のために買ったプラグのうち、最大径3.5cmの一番太いものを取り出し、残りを仕舞った。

「はいこれ。どうするの?」
「今入れて見る」
「ええっ!! そんなの無理だよ死んじゃうよ!」
「貞操帯なしの時、ちゃんと入ったじゃないか」
「そ、は、入るのは入ると思う…… でもオナニーできないからあたし狂うよぅ」

「これ最初に入れた時、クリにも触れずにイッたようになったじゃないか。上手くすると尻だけでイケるようになるかもしれないぞ?」
「そ、それは……」
 一瞬、ゆきのの表情が安堵したようになり、直後にまた曇った。

「それは……すごいのかもしれないけど…… お尻だけでイクようになったら、あたしの…… あたしのオマソコって、どうなっちゃうの?」
「そうなったら、ゆきののオマソコ、もういらないだろ」
「ひいいっ!! オマソコもういらない?!!」
「一生オマソコ封印したまま、ケツマソコ奴隷として暮らすのもいいかもな。そうなったら貞操帯の鍵穴は潰して、永久貞操帯にしちまおうぜ」
「ひいいいいい! 永久貞操帯!!」
 ゆきのの表情がドロンドロンに蕩けた。

「とにかくプラグ入れて見るから、下脱いで」
「ハッ! あ、わ、ちょっと待ってて」
 ゆきのは急に真顔に戻り、風呂場へ駆け込んだ。

 ジャージャーと水音がする。
 生理の血を洗い流しているのだろう。
 上ジャージのまま、下だけ貞操帯の裸で戻って来た。

「後ろは…… 朝きれいにして来たから……」
 恥ずかしそうに言って床にビニールシートを敷き、四つん這いになった。

 俺はゆきののもっちりと形良い尻を手で撫で回すとローションを手に取り、尻の割れ目に沿って走る黒くコーティングされた太いケーブルを
横へ押しのけて、ゆきのの肛門にたっぷりと塗り込んだ。

「やあっ! はあッ! おっ、おてやわらかにお願い…… あんまりソノ気にさせないでよね…… 狂っちゃうから」
 俺の指に敏感に反応してケツ穴をヒクヒクと収縮させる。
 俺は指を抜き、最大径3.5cmのプラグを取り上げて、ローションをたっぷり塗った。

 ケーブルを再び脇へ押しやるが、もうアソビの部分が無く、プラグの側面がかなりの強さでケーブルに当たる。
 こりゃ、装着したままアナルを犯すのは無理かな。
 だがゆきのの腰のベルトを少し引くと、もう少しだけ余裕ができた。

 プラグの先端をクイッと菊の模様の中心に押し当てる。
「さぁ、もうやり方忘れてないか?」
「そうだった」
 ゆきのは下腹部に力を入れる。
 するとゆきのの肛門がモコモコと盛り上がるように開き始める。
 そこですかさずプラグを押し込む。
「ウーーーーーーッ!!」
 ゆきのの尻にみるみる玉の汗が浮く。
 すごい緊張がビンビン伝わる。
 さらに強く押す。
「アーーーーーーーッ!!」
 ゆきのが絶叫すると、一瞬ピカッと閃光のようにピンクのリングが光り、それがしゅるしゅると縮むと同時に、プラグが一気にゆきのの尻の中に吸い込まれた。
 尾栓が尻穴をぴったりと塞いだところで、俺はケーブルを中央へ戻した。

「はあぁぁん!!」
 女の子の発する、この鼻にかかったせっぱつまった声が、どうしてこう男を興奮させるのか。

 同じゆきのという人間の、普段の様子との激しいギャップに俺は戸惑うばかりだが、これこそがまたゆきのの魅力なのかもしれない。
 ゆきのも含め快感を追及している時の女の子の様子の変化にただ驚く。

「前の時のように、もっと擦ってほしいか?」
「ふひっ…… はひっ…… お腹いっぱい。もうだめぇぇ……」
「OK。好きにしな」
「ふうぅ~~」
 ゆきのは大きくため息をつくと、しばらく四つん這いのまま肩で息をしていたが、ゆっくりと立ち上がり、無言のまま、のそのそと歩いて風呂場に消えた。

 しばらく色々な水音がしていたが、やがて静かになり、ゆきのが出てきた。
「あふっ…… 今のあたし、良く振った炭酸飲料のペットボトルみたい…… 今にも破裂しそう……」

 一瞬青ざめ、ブルッと震える。

「あふっ…… なんか緩~くだけど、イッてんの。こうしてるだけで。 いつかみたな大波は来ないけど、はあああんっ!会話の内容でも軽くイッちゃうよ!」

 俺は思わぬプラグの効果に、今後のゆきののオプションについてなんとなく考えがまとまってきた。

 ゆきのは乳首や尻の穴を勝手にいじることができるが、それをいじると自分の首を絞めてしまうので、これはこれで放置していていい。
 ゆきのを快感漬けにするには、一番太いプラグを入れっぱなしにすればいい。
 これはあとで鍵が掛かるようにしよう。
 貞操帯用のディルドーはまだ試すに至っていないが、その太さだときっとのたうちまわるだろうから、ここでの快感漬けに使おう。
 そして、おしおき用に2番目に太いプラグも鍵が掛かるようにしよう。
 これで尻穴を塞いでロックすれば、ゆきのは自分でいじることすら出来なくなり、もどかしさに狂うだろう。
 そして今入れているプラグは、慣れたらこのまま外へ連れ出そう。
 緩くイク快感に浸ったまま街中を歩かせると、ゆきのはどんな反応をするだろう。

「どうして欲しい?」
「抱いて欲しい…… エッチするという意味でなくて……」
「そこの椅子でいいか?」
「うん…… 待って、着替えてくる」

 ジャージ姿だったゆきのは、俺の目の前でジャージを脱ぎ、大振りなTシャツを着た。
 次にいつものデニム地ホットパンツにを穿こうとして、ブルッと震えた。
「はふっ…… こんな状態のまま、普段着を着込むなんてスゴイ……」
 ゆきのは着心地を噛み締めるようにゆっくりと穿き、ベルトを締めた。
「ああ、うそ…… あたし…… ゆるーくイッてるのに、全く普段の姿だ…… 本当のあたしが今どうなってるか、ただしクンしか知らないんだ……」

 ここはワンルームなので、ホテルのツインルームからベッドを1つ取った程度の広さしかない。
 そこに1人用のソファーとでも言うような仕様の椅子が置いてある。
 俺が先に椅子に座ると、そこへ普段着のゆきのが倒れるように腰を乗せてきた。

 1.5人分ほどの広さを持つ座面に、俺が左へ詰めて座り、俺の右に空いたスペースに、腰を縦にして体を滑り込ませる。
 俺が背もたれに大きく回した右腕の中に、ゆきのが肩を預けてきた。

 正面を向いて座った俺の右に、斜めに寄り添うようにして俺に抱かれるゆきの。
 目を閉じて体を預けるその安堵し切った表情を見ると、おれはチソコの発する欲望の渦よりも、脳の高次元な領域が発する愛しさの波に満たされ、心の底から幸せに感じた。

 俺の腕の中で、体をゆっくりとくねらせ、短いため息を繰り返しながら、眉を八の字に寄せ、切なそうな表情を見せるゆきの。
 時折、ブルッと震えるのは、本当に緩くイッているのか。

 俺はこんな風に人を抱くまで、あまり他人の体温というものを意識したことが無かった。
 人と直接触れるのは体育の授業の時くらいだ。
 しかも相手が悪友とくれば、気色悪いとまでは思わないが、喜んで抱き合おうとも思わない。

 しかし今俺の腕の中にある熱い肉の塊は何だ。
 抱き締め、触り倒し、舐め回したくなる心地良さだ。

 マシントレーニングだけで泳いでいないゆきのの髪の毛は、かすかな汗臭さを伴って湿っていた。
 それを左手でかき上げ、産毛の輝く淡いピンクの耳たぶをそっと撫でた。
 それまで眠ったように目を閉じていたゆきのは、カッと目を開け、俺を見た。
「あ!! やぁ! やめっ!」
 すぐに目を閉じ、切なそうにしてブルブルと2回震えた。
「もう」
 今度は睨むような細い目で俺をチロッと見る。
 そしてまた目を閉じ、眠ったような顔になる。

 15分ほど動きが無く、ゆきのは本当に眠ってしまったようだった。
 俺はしびれた腕をゆきのの下から抜いて、椅子から立ち、ゆきのをまっすぐ座らせた。

 これだけ貞操帯と関わっているのに、まだまだ興味が尽き無い俺は、妙なことを思いついた。
 これはゆきのに直接言ってももちろんやらせてくれるとは思う。
 しかしそれこそ覗き趣味のスリルのような不思議な悪戯気分に惹かれ、無断で実行してしまいたい。
 それは、ゆきのの貞操帯をこのまま覗くこと。

 安らかな寝息を立てているゆきのの、ホットパンツを穿いた足を少し開かせる。
 デニム地のホットパンツはブルマのように裾が閉じているわではないので、当然下着が覗ける隙間ができる。
 そこから覗くと、下着代わりの赤い水着が見える。
 普段見てはいけない物を直接目にする背徳感が少し後ろめたい。
 同じ水着なのに、しかももっとキワドイ水着を普段平気で見ているのに、本人の承諾なしだとどうしてこんなに
ドキドキするんだろう。

 水着の縁の、ゴムをかがってある部分が、やんわりと肌に食い込む様子がほのかなエッチさを醸し出す。
 ゴクリと唾を飲み、指先を水着の縁に滑り込ませ、そっと持ち上げる。
 肌に残った水着のラインが、俺の指が禁断の領域を犯していることを浮彫りにした。
 水着をめくった下には薄いサポーターがあり、ナプキンの羽が折り曲げて貼り付けてあった。
 サポーターの脇からは貞操帯の黒いゴムの縁が見え、本当に貞操帯を嵌められていることがわかる。

 ナプキンを見てしまった時点で俺はちょっと罪悪感が強くなり、興味が満たされたことで良しとして、妙な覗き行為を中止した。

 それから30分ほどゆきのは眠り続け、徐(おもむろ)に目を覚ました。
「う~ん…… ん? ふぅ…… わあ! えーっと!」
「お前んちのマンションの椅子だぞ」
「あ、ああ…… そうだった…… う…… あ! あ~~!」
「尻か? 大丈夫か?」
「うひー、落ち着いちゃってるのがかえって怖い~。 でも、すごいね。こんな風にだんだん慣れちゃうんだ……」
「気分はどうだ?」
「…… あのね……、エッチなままなんよ。 これ、ヤバいよ。 あたし、このお尻の栓、ロックされたら…… されたら!
ああっ! やばっ! う! すぐにこんなになっちゃってどうしよう~! ぜんぜん満足できないのに! ユルくイク……!」
 ゆきのは突然上半身を起こして俺に抱きつき、プルプルと小刻みに震えた。
 無造作に俺の上腕の肉を浅く掴んで握り締めるから、痛いのなんのって……

 やがてスルリと力が抜け、ゆきのは椅子に掛け直した。

「あたしこれじゃ家に帰れないィ」
「すごい効果だな」
「慣れると多分もう少し動けるようになると思うけど…… 今は無理みたい」
「今日はもう抜けよ。その他のプラグ類も一度俺が持って帰る」
「どうするの?」
「鍵が掛かるように改造するのさ」
「ひいっ! あ! あ~~~~ 今そゆコト言うの反則ゥ! もう抜く!」
 ゆきのは勝手にトイレへ言って、うーとかあーとか言いながらポンと抜き、ザブザブとどこだかを洗って他のプラグと一緒に俺に渡した。
 ゆきのがかなり消耗しているようだったので、今日はもう終りにしてマンションを出た。

 翌日。
 ゆきのは家族との予定があるとかで、ジムは午後からにしようということになった。
 俺は早速午前中にDIYショップへ出かけてせっせと部品を調達し、プラグを全部鍵付きにした。

 プラグの基底部を縦長になるように削り込み、無理に尻の谷間で広い面積を占有しないようにした。
 こうしておくと、しばらく装着しっぱなしでも尻肉を無理に左右に押し拡げないので収まりがいいはず。
 プラグは中空ではなかったので中まで削り込み、そこへU字の金具を2つ、U字のアーチが見通せるように平行に埋めてレジンで固めた。
 この2つのU字金具の間に貞操帯の尻のワイヤーを通し、その上から小型の南京錠を掛ければOKだ。
 最近は鞄のチャックを留めるために、小型で薄くてお洒落なデザインのものが沢山でているので、角が丸くて薄いものを用意した。

 午後、ゆきのとマンションの部屋で会う。
「実はさぁ、さっきまで寝てたの。アハハ」
「家族で用事だったんじゃないのか?」
「置いていかれたのよ~」
「よっぽど消耗したのかな。悪いな」
「ううん、気持ちよかったからいいんだけど」
「じゃぁプラグいっぱい改造したけど、これはまたこんどだな」
「ひ! ちちちみわ朝っぱらからナニを改造してるんですかッ」
「アハハハハ」
「でもマジな話ちょっとお休み欲しい」
「そうだな、これからずっと続けるわけだから」
「うん。旅行があるんで今日が旅行前最後なんだよね」
「えっ? そうなのか? 貞操帯、大丈夫か?」
「でね、実は…… 掃除も兼ねてね…… 今日あたり、5ポイント目が欲しいな~ なんて。そして少しお休みもらうの」
 俺はしばらく逡巡したが、ゆきのの言うことももっともだし、旅行前に一度清掃してやりたかったので丁度いいと思った。
 ただ困らせるためにしてるのではなく、2人で楽しめないと意味が無い。

「ま、いいぜ」
「やったぁ! じゃぁ、早く下に行こう!」
「現金だなぁ」

 ゆきのはさっさとTシャツ・スパッツになり、その上からジャージを着た。
 俺もいつものウエアに着替えて、一緒に部屋を出た。

 ゆきのはまだ生理が続いているらしく、今日は水着すら着ていない。
 いつもよりさらに軽めの運動にして、シャワーも使わず、さっさと部屋へ引き上げた。

 二人とも体力温存しようとしているのがお互いなんとなくわかるのだが、お互いそのことを口にしないのがおかしい。
 微妙にシリアスになってきた貞操帯の調教が、ゆきのの言いなりになってユルむような気がして嫌だったので、少しだけ
手順に工夫を考えてみた。

「よし、洗浄してやるからシャワーいっしょに浴びようぜ」
「わあああ! 『いやっ!』って言えないことを見越して卑怯な言い様」
「嫌ならいいけど」
「わあああ! お願いします!」
「よろしい」

 ゆきのと2人で裸になり、風呂場に入る。

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「ねぇっ、ねぇっ! どうしてこんなにハズいの~? 水着だって毎日のように見てるのにぃ~」
 俺は剥き出しのゆきのの貞操帯にももちろん反応していたが、むしろ今日は胸に反応していた。

「ただしクンのコチコチだぁ! 早速……」
「こら!」
 俺はゆきのを制した。
「まず洗ってからだ」
 俺が先に手早く体と髪を洗わせてもらい、次にゆきのが自分で洗える範囲を自分で全部洗った。

「そうそう、シャワーの効果、見て~」
 シャワーノズルをジェットに切り替え自慰防止板の内側めがけてドーッと当てる。
 勢いが強いぶん、その反射も強烈で、浴室中に飛沫が散る。
「はふっ! あふっ! ん、こ、これで洗えてると思う……」
「お前、気持ちよくなってないか? シャワーオナニーは禁止だぞ」
「そんなんじゃないよ。この水流、弱くすると細すぎてオナニーできないし、強いとほんとに飛び上がるくらいなんで、
洗う用途にしか使えないよ?」
「それならいいけど」

 俺は風呂場に持ち込んだネックレスから鍵を外した。
 まず、自慰防止板だけ解錠する。
「はあっ! 期待でヘンになりそう……」
 久しぶりに見るゆきののマソコ。
 まだ全貌ではなく、ビラビラとクリトリスだけだが。

 興奮で開きかけているゆきののオマソコは、くつろぐ花びらをステンレスのスリットによって無理矢理閉じさせられ、その代わりとでもいうように上の合わせ目から真っ赤に光る木の芽を突出させていた。
「これ、自慰防止板に当らないのか?」
「時々当るよう…… でも普段は微妙に離れてるの。だからそれもたまんないのぉ……」

 いよいよメインキーだ。
 ヘソ下の南京錠をガシャッと解錠する。
 保護カバーごと南京錠を外し、いよいよオマソコを覆うシールドを外す。
 ゆきのの下腹部を縦に覆う金属板を手前に開くと、尻の部分で背中へ繋がっているワイヤーにぶら下がるような形でゆきのの股間に
垂れ下がった。

 ゆきのの白い下腹部には薄っすらと赤くシールドの形が残っていて、皮膚の表面の感じが素肌と少し変わっていた。
 もちっとした素肌に産毛が煌くのではなく、湿ってややべっとりとした感触の肌。
 指でついっと擦ると、僅かだが垢が捩り出されてくる。
「やあん! ちゃんと脇から洗ってるんだけど、指1本くらいしか入らないから……」
「いや、それなりに良く洗えてると思うぜ」

 いよいよオマソコのチェックだ。
 考えてみれば、俺は女の子のソレを克明に目の当たりにしたことなど無かった。
 しかしまぁゆきののは何度か見てるし細部もネットではさんざん見てるし、今の俺は管理者モードになっているので、純粋に汚れやキズのチェックに専念する。

 視界にゆきのの細い指が割り込んで来た。
「やっぱ自分で洗うゥ!!」
「それはダメだ」
 俺はやんわりとその手を払い除けた。

「うー」
 ゆきのが不満そうに唸るが、無視。
 大陰唇と呼ばれる左右の美しい膨らみは、中央の切れ目の内側に一部直線状の圧痕がある他はキズなどないが、無毛の恥丘はシールドの圧迫の影響で、全体的に赤くなっている。
 ばっくり開いた小陰唇は内側に蜜をたたえ、糸を引くとまではいかないにしろ、シャワーに濡れた内股に別な輝きを持つ液体を垂らし続けている。

「ベルトも外すぞ」
「うん……」
 無骨なピンと穴で構成された嵌合部をしっかり両手で掴んでバシンと外す。
 ゆきのの肉の圧力と、ステンレス板のしなりによって、ともすれば手が弾き飛ばされそうなほどの衝撃がある。
 ゆきのの腰から貞操帯全体を外し、洗い場に置いた。

「へへへ、素っ裸御無沙汰ぁ!」
 ゆきのが自分で言って笑う。

 早速俺はゆきののマソコのビラビラを指で左右に押し開いた。
「いやっ!」
 反射的にゆきのが腰を引く。
「お前なぁ!」
「ご、ごめん、つい……」
 観念したようにゆきのが腰を突き出した。

「今度手錠も買っとくな」
「ひいい…… ちゃんと手を頭の後ろで組みますからぁ…… 手錠いらないよぉ……」
 最初の時のポーズを思い出したように、頭の後ろで手を組んだ。

 あらためてマジマジとオマソコの中心を見る。
 さらに肉のヒダの溝も見る。
 驚いたことに本当に良く洗えていて、恥垢に類するようなものの存在を認めない。

 匂いを嗅ぐ。
「ギャッ! 何もソコまで!」
「いいから黙ってろ」
 俺はゆきのの尻を抱いて、腰が引けないようにした。
 俺がさらに鼻を近づけると、目の前で大きかったクリトリスが更にピクンと膨らみ、表面がテカテカになった。
 と、同時にオマソコの穴からドロリドロリと恥ずかしいほどに勢い良く蜜が溢れた。

「ふっ…… はふっ……」
 抱いた腰がブルブル震えている。
「どうした?」
「ちょ、息止めろよォ…… そんなのひどいよ…… 生殺しのうえにそんな…… 鼻息かかっても感じちゃうのぉ……」
 涙声だったのでちょっと驚いた。
「舐めてよ…… 今日で5ポイントでしょ? ねぇ…… お願い……」

 俺は舌を出して、べーっと伸ばし、先端をクリトリスにゆっくりと近づけた。
「はぁっ……! はあっ!! はあつ!!!」
 期待の興奮でゆきのが不規則な荒い息をしている。
 さらに近づける。
「はあああっ! はあああっ!!! はやくううううう!!」
 腰をクイクイと動かす。

 俺はすっと舌を仕舞い、シャワーを取った。
「ゆきのはまだ快感剥奪の本当の恐ろしさがわかってないよ」
 俺は言いながら、ゆきののマソコにゆるくシャワーを掛けて、石鹸の泡を指に取って、丁寧に中を洗った。

「ひ…… ひ……」

 事態が飲み込めず、立ったまま困惑するゆきの。
 俺はそんなゆきのを放置し、貞操帯の内側を良く洗った。

「ねっ…… ねぇ……」

 ボディスポンジに石鹸をとり、貞操帯に覆われていた部分のゆきのの肌も良く洗った。
 ゆきのと貞操帯を良く漱ぎ、貞操帯を取ってゆきのの腰にベルトを回す。

「ちょ! ねぇっ!! 約束は?!!」
「焦るなよ。ちゃんと守るぞ? だいいち、最後のポイントはまだだろ?」
「ひ! ちょ! そんな!」

 俺は困惑するゆきのの腰ベルトを閉じ、尻部分のケーブルを引っ張って、オマソコのビラビラを絞り出してシールドを閉じた。

「いやああああああああああ!!!」

 俺が南京錠を閉じる金属音が、湿気の篭った風呂場に、妙に乾いて響いた。

「生理中でこの程度の汚れなら、安心してメインロック掛けっぱなしにできるぜ」
「ひいい!!」
「良く考えてみろよ。ゆきのはずっと処女でいいんだろ? だとするとこのメインロックは貞操帯の汚れや脱毛のメンテナンスのためだよな? ゆきのはパイパンだから脱毛メンテ不要、そして今、汚れのメンテもほぼ不要だってわかったから、俺はメインロックの鍵はもう持ち歩くのやめてオヤジの貸し金庫に移すよ」
「ひいっ! そんな!」
「でもゆきのはそれでいいんだよな。そうされるのが好きなんだろ?」

 ご褒美お預けになりそうな予感に真顔で震えていてたゆきのは、なにかが頭の中でピカツと繋がったらしく、突然顔を真っ赤にして上気しはじめた。

「あああああああああ!! うあっ! うあっ! うあっ!」

「大丈夫だぞ、ゆきのはこれから、尻だけで生きて行けばいんだから。さ、ご褒美タイムだ」
「ご褒美いいのォ……? グスッ…… グスッ……」
「ああ、もう尻で試していいかもしれないからな」
「お尻って……?」
「今日もきれいにしてんだろ?」
「うん…… グスッ……」
「なら、ここで四つん這いだ」
 ゆきのはようやく俺の意図が飲み込め、何とも言えないグチャグチャの蕩けた表情で俺を見てから、素直に四つん這いになった。

 俺は手近に置いておいたローションを取り出す。
 生挿入には激しく興味があったが、俺よりゆきのに何かあったらいけないのでコンドームをつけた。
 慣れたらナマでもなんでもできるから。

 ゆきのの腰に手を掛け、貞操帯のベルトを少しずり下げて、お尻のケーブルに僅かな遊びを作る。
 手にローションを取り、随分使い込んだのに清楚の形を保つゆきののアヌスに塗りこむ。
「ひやああああ……」
 最初は指挿入。
 もうこの程度では奇声を上げない。

「まだカタイぞー」
「ぐすっ…… わかってるよぅ…… ン……!」
「おお、きたきた。もう少し…… 押し出すようにいきんで」
「うーん……!」
 ぷわっと穴が緩んだ。

 俺は一度指を抜き、ローションをどっぷりまぶして再度尻の穴に差し込んだ。
 今度はほぼ無抵抗に刺さる。
 二度目のローションの目的は内部の潤滑だ。
 手を肛門に添え、直近からローションを垂らして指を動かすと、ローションはゆきのの中へと染み込んで行く。
 中もトプトプにぬるんだ頃を見計らい、指を抜いた。
「もういいかな」

 俺は自分のチソコのコンドームの上からもたっぷりとローションを塗り込み、ゆきのの尻にあてがった。
 俺の目の前に広がるゆきのの背中と、腰のライン、それを残酷に横切る貞操帯のベルトが、俺を視覚的に超興奮させる。
 俺は尻のワイヤーを充分脇へ押しのけてから、ゆっくりとチソコを押し付けた。
 亀頭半分ほどは、なにもせずに勝手に埋まる。
 そこで抵抗がある。

「ああっ!」
「さぁ、また思い出せよ? しっかりいきむんだぞ」
「あうっ…… うん…… はン~~~……! ン~~~!!」
 一瞬押し戻され、とたんに先端がごわっ!と熱の枠に包まれた。 

「アーーーーーーーーーッッ!!!」

 不覚にも俺の方が一瞬思考停止してしまい、その未知の快感に心を奪われていると、ズーーンとめくるめく快感の重さがチソコの軸を支配した。
 ゆきのがつーっと尻を俺方向へスライドさせたのだ。

「はぁぁん!!」

 知らぬ間に俺のチソコは全部ゆきのに呑み込まれていた。

 熱い!
 きつい!
 きもちいい!!

 アナルやみつきになるっていうけど、これはスゴイ!!

 俺は遅れを取らぬよう、腰を前後に動かした。

「ちょ、わーッ!! 焦んないで! 向きチガウーー!!」
「えっ?」
「アハァ…… おしりとろけるほどきもちいい…… でもその向きチガーウ」
「こうか?」
 俺は突く角度を変えた。
「アアアッ!! スゴイ! それっ!」
 俺は安心して、スピード遅めで突き始めた。

 自分ではどんなに工夫してもチソコ全体が熱の渦に包まれるという状況は作れない。
 こんにゃくを温めるとかも聞いたことがあるが、常に体温の温度で維持するのは難しいだろう。

 人間の肉の穴の、恐るべき気持ち良さ。
 環状に締め付ける分厚いゴムリングのような括約筋。

 果てしなく突いて突いて突きまくりたい。

「スゴイ! 太い! 奥まで満たされてるのに! 入り口まで全部太い! ああああああ!!」
 ゆきのもすごく感じているようだ。
「奥がぁ! 太くてぇ! 入り口がぁ! 細いのってぇ! 残酷だったよぅ! あれって、イカさないためのンッ! 栓だったんだねぇッ! コレっ! これッ! イケそう! イケ! ちゃう! 半分くらい! 昇ってッ!」

 ゆきの、本当にイクのか?
 イクといっても、緩くイクだけなのか?
 俺は快感に任せて突きながら、ゆきのが満足しながら心が堕ちる方法を考えた。

「お先に、俺の分をもらうぞ」
「んあっ! んあっ! 何?」
 俺は問い返しを無視してガンガン突いた。
 オナニーとは比べ物にならないチソコを刺激する仕掛けの束に、どんどんチソコの軸が熱くなり、ついにドバッと射精した。
「うっ」
「はぁあああ!! 何したのッ? 膨らんだぁああ!! きもちいいいい!!」
 精液が出る時に少し膨らむのだろう。
「俺、出ちゃったから、一休みな」
「ええええええ~~?? イイとこなのにィィ!!」
「だって俺がもらう方が先だろ?」
「そんなぁあ」
 俺は少しずつスピードを落とし、ズルンと抜いた。
「ああん……」
 ゆきのは四つん這いのまま、肩で息をしている。

「立って」
「ああ…… このままなんて…… ひどいよぅ……」
「ちがうよ。ここからがゆきののご褒美さ」
「えっ?」

 裸のままゆきのを抱き締め、唇を重ねる。
 ゆきのとつきあうようになってから、初めての一番恋人らしいキスかもしれない。
 俺の胸に触れるゆきのの胸の弾力が心地よく、肌のつややかさやゆきのの体温と相まって、女の子を抱いているという実感をフィードバックしてくる。
 お互いの心臓のドクドク言う音を確かめながら、口を離しては吸い、角度を変えては吸い合う。
 唾液の送り合いになるとちょっとふざけた気分が混じってきたが、ゆきのの唾液は比喩でなく、本当に甘露に思えた。

 口を吸いながら俺は少し体を離し、ゆきのの胸を弄んだ。
 この世にこんな柔らかな丸みがあるのだろうかというほど手の感触が心地よい。
 乳首を弄るとキスしながらゆきのがビクビクと反応した。
「もあっ! もあああン! ぷあっ。 すごいよ。胸が吸い取られる……」

 胸をすこし乱暴に揉み絞る。
「はぁーーーーーっ!! なんか尖る! 尖る!」
 乳首の先がツンとくる感じを表現してるのか、『尖る』を連発するゆきの。

 俺はゆきのの後ろに回り、背中からゆきのを抱いた。
 この角度から見ると、いまさらながらゆきののプロポーションの良さがよくわかる。
 こんな素敵な子を俺の自由にしているなんて信じられない。
「ただしクン、素敵になったね。カッコイイよ」
 背中を俺の胸板に擦り着けながら言う。
「ゆきののおかげだよ。こんな面倒くさがりやの俺が、ジムこんなに続いてるんだから」
「ウフフ……」
 話が馴れ合いに流れないうちに両乳首をつまみ上げる。

「ひぃうっッ!! あはあ! 乳首抜けちゃう!! おっぱい捻れちゃうっ!」
 乳首を前方に引くように、少し乱暴に引っ張り、左右それぞれクイクイと捻ると、それに合わせて三角錐に近く伸びたオッパイが回転する。
 中指と親指で乳首をつまみ、先端を人差し指でコリコリと爪弾く。
「アッ! アッ! アッ! 電気が! 電気が! 電気が走るよ! 先っぽから、体の中へ!!」
 体を捩って逃れようとするので、両腕を締めて胸郭をホールドし、またキューッと引っ張ってコリコリした。
「アアーーッ!! アアーーッ! 胸だけでイクよう! そんな、そんな、そんな…… ウ」
 俺はパッと手を離した。
「え?」

「はひッ! はひッ! やあぁぁ…… ただしクン意地悪ゥ…… ……まさか……わざと?」
「あたり」
「い、いやっ! ひどいよ!」
「『ひどい』は終わったあと言ってくれ」
「でもぉ……」
 俺は左手でゆきのの乳首をつまみながら、右手をまだ自慰防止板の嵌まっていないスリットへと這わせた。
 ゆきのの体と胸で見えないので、手探りで肉の襞を上方向へなぞり上げ、木の芽の触れたところで指を止めた。
「ひうッッ!!」
 刺激を渇望している肉芽を触られ、ゆきのはビクンと全身を硬直させた。

 俺は極めて慎重に指先を動かし、その小さな肉の突起を指でそっと撫でた。
 ガク!ガク!ガク!と指先の僅かな動きに反応して、魚が跳ねるように硬直するゆきの。
「ハアアアアア!!! いやっ! 飛ぶ! 飛んじゃうッ!」
「飛ぶッ!」
「飛ぶッ!」
「飛ぶッ!」
 円を描くように、超軽いタッチでずっとこね続ける。
「かヒッ! イヤッ! くヒッ! ああっ! あんッ! あんッ! あんッ! あんッ! あんッ! あんッ! あああああああ」

 おっと。
 指を止める。

「キヒイイイイ!! あとちょっとなのにいイイイイイイ!!!!! エーーン、エフッ……! エフッ……!」
 とうとう感極まって泣き出した。

 ゆきのをこちら向きに回して、またキスからリセット。
「エエエエン……! ちょっと、何考えて…… あむゥ…… ン……」
 鼻水のたっぷり混じったしょっぱいキス。
「むウウウウゥンンン…… ンンーーーーン……」
 いいように俺に吸い回され、顔は涙でぐちゃぐちゃ、目は虚ろだ。

 俺は背を屈め、ゆきののおっぱいを吸う。
「ひあああああ! ああ! 吸われただけでェェェェ!!」
 おっと。
 口を離す。

「キイイイ!! キイイイ!! あたしホントに狂うよ! ああん、もう! 破裂しそううううう!!」
 ダンダンと踵で風呂場の床を踏み鳴らすので、さすがに俺もちょっとビビった。

 一度立って、さっきと同じようにゆきのを背中から抱き、耳元で囁く。
「大丈夫。最終コーナー曲がって、あとは直線コースだ」
「ううう……」

 ここまでくれば大丈夫だろう。
 俺は自慰防止板とそれ用の南京錠を手に握り、また背中側から抱いてクリトリスを刺激し始めた。

「ハァーーーーーーッ!! 欲しかった刺激だよぅ…… ただしクンありがとう…… ンンーー!!」
 本当に指でイかせるつもりで、スリット内部とクリトリスを刺激する。
「ハァッ!」
「ハァッ!」
「ハァッ!」
「ハァッ!」
「ハァッ!」
「ハッ! ハッ! ハッ! ハッ! きたきたぁ!」

 今度は俺はゆきのの前に屈み、舌でスリットを舐め上げる。
「ひウッ!! すごい! もうイク!」
 追加で2,3回舐め上げ、イク直前で俺はゆきののビラビラを拡げて自慰防止板を取り付けた。
 カチッと南京錠の閉まる音で我に返ったゆきのは、物凄い形相で悲鳴を上げた。

「キャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

 呆然とするゆきのを引き倒し、四つん這いにして、尻のケーブルを除け、ゆきのの尻の穴に俺のチソコをあてがった。

「ま、まさか!」
「そうだ。もうゆきのはオマソコもクリトリスも忘れて、ケツだけでイクんだ」
「イヤッ! イヤッ! そんなの惨めすぎる! クリで! クリで最後まで! 最後までイカせてよう!!!」
「だめだ」
 おれはさっきのアナルファックで充分にほぐれているゆきのの尻の穴に、俺のチソコをズルーーッと全部突っ込んだ。

「アアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」

 喉が裂けるんじゃないかと思うほどの超大絶叫のあと、ゆきのはパシャパシャとしっこを漏らした。
 ガクーンと引き付けていた体が、ガクガクと痙攣を始める。

「そん…… な…… お尻で…… イク…… なんて……」
 息も絶え絶えに声に絞り出すと、くたっと全身脱力した。

 俺はどうしていいかわからず、とりあえずもう1回出させてもらおうと思い、ゆっくりと前後に動かし始めた。
 すると数ストロークは脱力していたゆきのが、急にギュギュギューッと括約筋を締め始めた。
「うおおおおお!」
 思わず叫んでしまった。
 ギチギチに硬くなった尻を少し動かすと、ゆきのがブルッと痙攣した。
 俺のチソコは熱の襞に包まれ、もうあっと言う間に射精していた。

 ゆっくりと抜くと、俺は腰の力が抜け切って、ゆきのの傍にペタンと座った。
 ゆきのは四つん這いが崩れた状態で横倒しとなり、股と尻をヌラヌラに光らせて、満足そうに寝ている。
「アアン……」
 時折、ブルッと震えて、短く鼻にかかった喘ぎ声を出す。

 俺はシャワーを出して、ゆきのが漏らしたしっこを洗い流し、自分のコンドームを始末した。

「うう~ん」
 それから15分ほどして、そろそろ起こさないと冷えるぞと思ったころ、ゆきのがむっくり起き上がった。
「お湯漬かるぅ~」
 ボソッと言って浴槽にお湯を張り始めた。
「ただしクンもドゾー」
「いいのか?」
「ふにー」
 急に真顔になってブルッと震える。
「あーブルッと来た。すごいよ、まだイッてるみたい。脳みそトロトロだおー」

「さて、『ひどい』は?」
 ゆきのは浴槽に漬かりながらプーッと頬を膨らませた。
「やっぱり、ひどーい」
「えーっ? ちゃんとイッたじゃないか」
「お尻、覚えさせられちゃったぁ」
「まぁ、それが目的だからな」
「それで、あたしのこと『ケツマソコ奴隷』とか呼ぶ気でしょ?」
 いきなりゆきのの口から出たので驚いた。
「そっ、それは煽り用だから……」
「いいよ、あたし。フェラ奴隷でもケツマソコ奴隷でも。やっと思い通りの存在になれたから。ここまでお尻がイイのは計算外だったけど。オマソコ封印されたまま、ただしクンも楽しめる、あたしもご褒美もらえる存在になれたから」
「そうだな」
「またポイントよろしくね。やっぱり5ポイント?」
「そうだな、あんまり達成ポイント高く設定すると、俺も我慢できないからな」
「ハハハ、ただしクンも貞操帯しなよ。管理してやるよー?」
「でも気をつけないと、どっちが管理者だかわからなくなるな」
「それって、色々な貞操帯HPに書いてあったじゃん」
「うん。今まさに実感してるよ」
「ゴクローサマ。アハハハハ ……う」
「どうした?」
「なんかお尻緩めるとお湯が入って来そうゥ~ 拡げ過ぎだよ」
「そのうち治るって」
「ぶー」

 しばらくゆきのとクッダラナイ話して、風呂から上がった。


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「尻どうする? 栓がないと漏れそうか?」
「ううん、平気だと思う。家族旅行前だから栓はかんべん」
「大丈夫ならいいんだ。ゆきのが言うように、お互い『慣れ』を安定させる期間にちょうどいいから、自分の良いと思った状態でいいぞ。持つだけ持って行くか?」
「いらない。もう、いきなり心配性だなぁ」
「まぁな」
 俺はテレかくしに笑ってみせた。

 帰り、ゆきのを家の近くまで送って行くと、急に寂しさを感じた。
「なんかちょっと会わないと思っただけでも寂しいね」
「夏休みだってのに毎日会ってたからな」
「うん」
「ま、どーせ毎日メールするだろ?」
「うん」
「じゃあな」

 俺は家に帰ったあと、あれだけゆきののケツに出したというのに、またオナニーしてしまった。

 ゆきのと会わない間、俺は俺で結構忙しかった。
 男友達と行ったプールは、俺をノスタルジックな気分にさせた。
 以前、福田や滝沢たちとアキバでぶらぶらしたりしてた時は、興味の向けどころそのものを模索するような気分だった。
 自分にとって全力で突っ込める何かが欲しい。
 別にそれはPCでもアニメでもフィギュアでも、そして女の子でもスポーツでも、何でも良かった。
 ただ当然、相手が必要な事は順序が後回しになる。
 こうしてプールに来ても、自分自身がやってみたいスライダーや乗り物に目が行っていた。

 しかし、今はなんでもゆきののことを考える。
 一緒に乗る時の手順、スライダーはパレオを敷かないと破けそうだとか、あの椅子に座らせたら痛そうだとか。
 そういう意味では、今日は気を遣わずにボーッと水着の子を眺めてればいいのだから気楽だけど。

 滝沢が俺の体をジロジロ見る。
「お前、なんか始めたの?」
「あ? ああ、スポーツクラブに、ちょっとね」
「ええー? お前が?」
「俺も、最初タルくてイヤだったんだわ。でもな、惰性でも、続けて行ってれば少しは締まるぜ」
「そうかぁ」

「あのー」
 急にビキニの女の子2人組が近づいて来た。
「はい?」
「お2人だったら、良ければ一緒に遊びませんか?」
 うお、逆ナンかよ。
 2人とも結構かわいい子だ。

「すみません、俺ら3人なんで」
 向こうでプカプカ浮いてる福田を指差した。
「また今度、俺一人の時にでも。なーんて」
「えー、ざんねーん。どうもー」

「すげぇな。逆ナンに巻き込まれたのって初めてだ」
「『巻き込まれた』って?」
「だって、あの子たち、神山目当てだろ?」
「そうかぁ?」
 ゆきのが褒めてくれたとはいえ、俺はそこまでとは自分では思えなかった。

「2人だってウソ言って誘えばよかったじゃないか。勿体ない」
「えー、俺、今日は気ィ遣うのパス。そうだ、俺降りるから、お前と福田で行ってこいよ」
「えー、いいよ」
 以前の俺ならやはりここで気後れしていただろう。
 滝沢たちがガキっぽく見えたが、何のことはない、数週間前の俺だ。

 ゆきののことを考えたらムクムクと大きくなって来たので、ベンチの上でうつ伏せになって背中を焼いた。

 ゆきのとは毎晩のように携帯で話をし、ヒマさえあればメールを打っていた。
 ゆきのはわざと忘れようとしているかのように、あまり貞操帯のことを話さない。
 貞操帯に関する主な話題は、『生理がやっと終わったよー』『ミニじゃないスカートばっかだと腰が擦れるー』『美術館の大理石のベンチに腰かけたらガーンてすごい音がして焦ったー』等々、貞操帯長期着用の通過儀礼のようなものばかりだった。

 なんだかんだで1週間が過ぎ、やっとゆきのと会った。
 場所はいつものマンションだ。
「さっそくチェックするぞ」
「うん」
 1週間ぶりに目にする貞操帯なのに、装着したのは昨日のことのように思える。
 しかし実際の雰囲気は全然違っていた。
 ピカピカに光り輝いていたステンレスのベルトは鈍くくすみ、普段使いのスプーンと何ら変わり無い銀色をしていた。
 同じく黒光りしていたネオプレンゴムの縁取りも、表面がかすれて艶消し仕上げのようだ。
 南京錠の保護カバーの隙間にはせっけん垢が溜まり、白く粉を吹いていた。

 まず、自慰防止板を解錠して外す。
「絶対汚れてるから、あんまりジロジロ見ないでよ」
「ジロジロ見なくてどうチェックすんだ」
「バカ~」
 ゆきのが心配するほどは汚れていなかったが、細かい部分にはそれなりに垢が溜まっていた。
 俺が意外に感じたのは、ゆきのが殆ど濡れないことだ。
 閉じ合された陰唇の奥からキラリと一筋漏れ出ているだけだ。
 以前のゆきのならもっとトロトロに溢れさせていたのに。

 次に貞操帯本体のロックを解錠する。
「手を頭の後ろで組んで」
「うん……」
 急に目の前でドロッと濡れ始めた。
「やぁぁ……」
 俺はゆきのの反応を無視して貞操帯本体を外し、下に置いた。

 1週間前に解錠した時と同様、指で擦れば少し垢が浮く程度で、状態は良好のようだった。
 本人がスカートの重さで擦れたという所も、ただ赤くなっているだけで、悪化したり今後問題が起きそうには思えなかった。
「どう?」
「良く洗えてるぜ。これなら、問題起こるまで貞操帯本体は解錠しなくていいな」
「ああん……」
 ゆきのの腰がブルッと震え、目の前で割れ目からドロリと蜜が出た。
「よし、戻すぞ」
「うん…… ああん……」
 一度完全に自由な状態になっているのに、何もしてもらえず貞操帯を嵌め戻されてしまう自分に、ゆきのは激しく感じているようだった。
 俺はわざと垂れる蜜も一切拭かずに、極めて事務的にゆきのの腰に貞操帯を戻した。
「はふっ…… はふっ……」
 もう興奮が止まらないらしい。
 貞操帯の装着に慣れても、貞操帯の存在に慣れないのはいいことだ。
 いつまでも楽しめるから。

 貞操帯のメインロックを掛けると、ゆきのは更に濡れた。
 俺は目の前にあるゆきのの腰と、そこに張り付いた貞操帯がしっくり馴染んで融合している様子が愛しくてたまらなくなり、腕を回してガシッと抱いた。
「はうっ! なによぅ、もう……!」
 ゆきのの腰の体温と、その体温がそのままにじみ出ているかのような貞操帯のステンレス表面の温かみが、俺の頬に心地よかった。
「やっぱコレいいわ。俺の求めていた物そのもの」
「へんなやつ ……でも、嬉しい…… ん……」
 俺はしばらくゆきのの腰を抱いたあと、顔を離した。

 自慰防止板を取り上げ、スリットから絞りだされてもなおドロドロに粘液を垂らすマソコのビラビラを広げ、その上からキッチリと重ねた。
 カチリ、とゆきのの自慰防止板がロックされると、またも目の前の腰がプルッと震え、自慰防止板の細かく明いた穴の奥から粘液がプツリと押し出されて来た。

「やっぱり、たまんないな…… 俺にとって、この光景は」
「うう…… あはァ…… あたしもぉ……」
「最後の実験と引き換えなら、1回イカせてやってもいいかもな」
「うう…… お願いぃ…… お願いしますぅ……」
「ところで、尻はちゃんときれいにしてあるよな?」
「うん…… 今朝ちゃんと出して、きれいにした」
「よし。出るぞ」
「うん……」

 風呂場を出て、いつもゆきののアナルをいじっていた場所にタオルを敷き、そこにゆきのを四つん這いにさせた。
 前回アナルを犯したのと全く同じ手順で、もういきなりチソコ突っ込み体制だ。
 1週間間が空いても、ゆきのの尻穴はたやすくほぐれ、ローションをつけた俺の指を簡単に飲み込む。
 今日はナマでやらせてもらおう。
 自分のチソコにもローションを塗り、ためらわずそのまま押し込む。
 お尻のケーブルが強く当たるので、少し引っ張って脇へ押し付け、さらにチソコをねじ込んだ。

「ウーーーーーッ!!」

 押し殺すような低い唸りのあと、肉が急に緩み、ゾクリとする激しい快感を伴ってチソコが根元まで呑み込まれた。
「うおっ!」
 あまりの気持ち良さに、おれは思わず叫んだ。

 絡み付く熱い肉の筒。

 うねる内壁。

 絞られる根元。

 ゴム越しの感覚とは天地の差。
 アナルが病みつきになる人の気持ちが良くわかった。

 高温の湿ったビロードに全周包まれた俺のチソコは、僅かな動きでも引き抜きざまに発射してしまいそうだ。

 しばらくそのまま固まっていたらゆきのの緊張がほぐれてきたらしく、過剰な締め付けがなくなりイイ感じになった。
 ズルッと抜き、ズドンと押し込む。

「ふわぁあああああっひいぃぃぃ~~!!」

 バカみたいな悲鳴だが、ゆきの本人は必死。
「はぁっ…… はぁっ…… スッゴイいいうんちがドンと出て、それがまだドドンて戻って来たァ……!」
「俺のナニはウンコかよ」
「ひゆだよばかぁ」
 俺が満足するよりも先にゆきのを満足させないといけないので、おっかなびっくり腰を使いながら、ゆっくりと抜き差しする。

「ふわっ! ふわっ! ふわっ! ふわっ! あ~~~~ あ~~~~ あ~~~~ あ~~~~」
 聞いてるこっちが恥ずかしくなるほどのあられもない声を上げて良がるゆきの。

 だんだん速度を上げると、もっと大きな声を出しはじめた。

 あとは前後運動の連続。
 ゆきのの調子に合わせて深く突いたり浅く突いたり。
「ああっ! ああん!」
「ああっ! ああん!」
「ああっ! ああん!」
「ああっ! ああん!」
 声が単調になってきた時は昇っている最中だ。
 手を緩めず、なるべく上まで持って行く。
「んっ!」
「んっ!」
「んっ!」
「んっ!」
「んっ!」
「んっ!」
 そろそろいいかな?
 一瞬一時停止して、またどんどん突く。

「んーーーーッ!!」
「んーーーーッ!!」
「つよいよぉお~~!!」
 同じにしか突いてないのに強いと言うから面白い。
「んーーーーッ!!」
「んーーーーッ!!」
「あああああああっ!」
 パパパパパっと短く強めに突き込む。

「ああーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」

 ググーーッと根元が締め付けられる。
 本当に気持ち良さそうな声を出してイクなぁ、ゆきのは。

 ゆきのがイッたので、俺もゆきのの肉を味わう気分になってきた。
 こっちも発射寸前でガチガチに硬くなっているが、それを柔らかい微細なひだが包み込む。
 きっと構造上膣より中の自由度が多いのだろう、全体で絞めつけるのではなく、根元ギチギチ、全体はトロッとふわっと包む感じだ。

「ハーーーーーッ……」
「ハーーーーーッ……」
「ハーーーーーッ……」
 ゆきのは自分がイッた余韻から抜け出せないようだ。

 それでいい。
 これから無限にイクのだから。

 とりあえず今のゆきのは無視して俺はイかせてもらう。
 自分の好きにパンパン突くと、サオの下面が尿道ごとギリギリ絞められて、急に溢れる感じがしてボビュルッと出た。

「ああん!」
 俺の射精がわかるのか、ゆきのはあえぎ声を出した。
 ゆきのの肛門括約筋で精液の残りをしごき出すようにびゅるびゅると全部出し、俺はチソコを引き抜いた。
 ゆきのの肛門は目の前で開いたままだ。
 さながらネット画像そのままに、開いたままの肛門から白い精液が溢れている。

 俺は自分のチソコを始末すると、貞操帯と同時に注文した専用のアナルディルドーを取り出した。
 先端が丸まっている他はほぼ円筒と言っていいほどの直線的な極太フォルム。
 表面は背の低いイボで覆われているが、低いといっても限界の太さにこの突起の数ミリは、ものすごい刺激に違いない。
 基底部には太い環が飛び出ていて、この環はネジを外すことにより半分に分解でき、そこへ尻を通るケーブルを通してネジを戻せば環の中をケーブルが通り、もう本人には抜くことが出来ない。

 早速、付属の特殊レンチで環に埋め込まれたネジを回し、環を分解した。
 その状態のアナルディルドーにローションをたっぷり塗り、ゆきのの尻にあてがう。

「ふわぁああ…… また、栓するの……? 今…… だめだよ、イッた感じからまだ戻らないよ…… プラグなんて、死んじゃうかも……」
「プラグじゃないぞ。ディルドーだ」
「なぁんだ…… ……エッ!!? ちょ! あの一番太いやつ? 待って! 待って!! 今やられたら刺激強いよ! 本当に死んじゃうよォ!!」
 ゆきのは慌てて立ち上がろうとするが、俺はその背中をドンと押し、無理矢理四つん這いに戻すと有無を言わさず押し込んだ。

「わーーーーーーーーーーーッ!!」

 丸い先端だけ穴に沈むが、それ以上入らない。
 しかし、今までの拡張でほぼ大丈夫とわかっているから、少し強引に押し込んだ。

「ひーーーーーーーーーーーッ!! 無理ッ! 無理ィ!」

 すこし捻りながら思い切り押すと、ズブッと2cmほど入った。

「キャアアアアアア!! ヒィッ!ヒィッ! ねぇ! ヒイッ!」

 ゆきのは何かを訴えたそうだったが、頭がパニックになっているらしく『ヒイッ』しか言わない。

 ちょっとローションを馴染ませてやろうと思い、グッと引いた。

 ――ギョッ!――

 真っ赤な環状の肉がまとわりついた状態で抜けてきて、さすがの俺も焦った。
 急いで元に戻す。
 だだだ脱腸ってヤツですか?

「アアン……」
 痛がっていなので大丈夫なのだろうか。
 もう一度ゆっくり抜くと、全く問題なかったのでホッとした。

 今の操作で抵抗がかなり減った感じで、残りの部分をゆっくり全部押し込む。

「キ! キ! キ! キ! キ! キ! キアッ! キアッ!」

 イボを呑み込むたびにゆきのが奇声を上げる。

「飛ぶッ! 意識飛ぶッ!」

 反応は一番太いプラグの時とだいたい一緒だ。
 しかし今度のディルドーは収まるべきくびれが無いから、直腸内を全部太いままにされて果たしてゆきのがどうなるか楽しみだ。

「キイイイイイイイイ!! 奥まで太いよォ! たすけて~~! たすけてよおおおぉ~~~ あ~~ あ~~」

 大騒ぎしながらとうとう奥まで全部呑み込んだ。

 脇によけた尻のケーブルを半分になった環に通し、上から残り半分の環を戻し、特殊レンチでネジを締める。
 ゆきのの尻を縦に割る黒いケーブルが金具を貫通し、その金具が埋まっている極太ディルドーの尾栓部がゆきののピンクの尻穴から覗いている。
 このディルドーは尾栓部に平らな広がりは無く、僅かな丸みだけで切り落とされた形なので、尾栓部は肛門入り口で止まること無く内部へ引き込まれる。
 それがケーブルで貫かれた環状の金具によって、それ以上入ることもそれ以上抜けることも許されないため、ゆきのの肛門はまるで一口で食べ切れなかったゆで卵を頬ばる口のように、白いディルドーがはみ出ている。

「なにしたのぉ~~ きつーい。 きつーーいぃ!! ねぇ。 ねぇ。 あ? あ!!! イク!!! いやっ!!」

 意識が朦朧としているのか、甘えたような声で質問している途中に急に声が緊張し、『イク』と言った。

 目の前の半開きの肛門が突然くわっと開き、中からディルドーが押し出されて来た。
 しかし当然の如くケーブルに邪魔され、また押し戻された。
 するとこんどはパクッと吸い込まれ、肛門は環状の金具を取り囲む程に閉じた。

「いやあああああ!! ナニ?! ナニ?! とまんない!」

 この動作を僅か数秒のうちにニュプニュプと3回ほど繰り返して、ゆきのは股間からピュルッとおしっこのようなものを噴いた。

「ああああああああああああああああ」

 完全にイキ続ける体制に入ったようだ。

 尻の穴を絞めて楽になろうとすると先の動作を誘発するらしく、全身ピクピクさせながら勝手にニュプニュプとディルドーを動かしている。
 もちろん本人は動かしたくて動かしているわけではない。
 ピンクのシワシワが拡がったり閉じたりしながら、中からヌルヌル光るディルドーの尾栓部が出入りする様子が艶かしい。

「何したのォ!! 止めてぇ!! もうイクのたくさんなのォ!! あああああああああ!!」

 とうとうタオルの上にズシャッと横倒しになった。

「あああああああああン!!」
 そのショックでまたイクゆきの。
 手を尻に回してディルドーを引き抜こうとする。

「とえないよぅ! とえない!! ああん! ああん!」
 少しろれつも回らなくなってきたようだ。

「う~~~~ う~~~~ う~~~~! うくぅッ!! またイグぅ!! もうやああああ!!」
 ドスンバタンと床をのたうちまわる。
 快感の連続に酔って膀胱括約筋が緩むのか、時々ピュルッとおしっこを漏らす。

 全身に汗を浮かせ、悩ましげな表情のままイキ続けてだんだん瞳が虚ろになるゆきのは最高にエロくて、この蕩けた顔の口へ俺のモノを突っ込みたいと思った。

「あんん…… あんん……」
 俺の存在など忘れてしまったように、コロリと丸まってイキ続けるゆきのを抱き起こす。

「ひぅッ!! お尻の中、押されちゃうゥ!」
「ちゃんと膝で立てよ」
「あ”~~~~~~~~~!」
 こりゃだめだ。

 赤ん坊を扱うように抱いて、膝で立たせると、カクンと腰が落ちてしまう。
「もお何もしない~~~のぉ~~! 寝てる~~~のぉおおお~~~!」
 ヨッパライより始末が悪い。

 俺はチソコをしゃぶらせることを諦め、もう1つ思いついたことをやらせることにした。

 ゆきののバッグを勝手にあさり、中から競泳水着を取り出した。
 色はピンクだったので、濡れさえしなければ凹凸が目立ちにくくてちょうどいい。
 ゆきのが工夫した貞操帯を隠すパッドは着けず、ぐにゃぐにゃのゆきのを抱えるようにして、そのまま水着を穿かせた。

「あハァ…… 寝かせてよう…… 何? 水着ぃ? ケケケケ」
 何が『ケケケケ』なんだろう。
 酷い事されすぎて自暴自棄になったのか?

 ぐにゃぐにゃの腕を肩紐に通し、まっすぐ抱きかかえると胸の位置がいびつだ。
 水着の胸を引っ張り、一度空間を作ってから戻す。
 乳首が水着の上からはっきり判るほど尖っている。
 ついでに乳首を左右キュキュっとつまんだ。

「アハア!!!」

 それこそ犬の身震いのようにブルブルッと震えて、また股間からピュピュッとおしっこのような液を出し、もう水着を汚してしまった。
 ピンクの単色の水着の股間に拡がる、暗赤色のシミ。


「ほら、気を付け!」
「ああん!! あうあうあうあうあう」
 ぐにゃぐにゃのグダグダだが、辛うじて立った。

 ジャージを出して来て、ズボンを穿かせ、上を着せる。
 涙でグチャグチャの顔をタオルで拭い、脇から抱えて玄関まで連れて行った。
 苦労してスニーカーを履かせ、玄関の扉を開けた。

「ヒイイ! こっ…… 露出狂…… みたい…… マネ…… させる……の? ひど……ンン!!」
「お前、自分で『ケツマソコ奴隷でいい』って言ったろ? ケツマソコ支配されてる時は何でも言うこと聞けよ」
「あ! ああああああああ!!!」
 玄関でガクガクと体を振るわせると、もうジャージの股間にまで汁が染みてきた。


 本当にマンションの部屋から出た。
 ゆきのは真っ青になりながらもイクのが止められないようで、真剣に具合が悪そうだ。
 しかし本当に気分が悪い時は、唇の色が薄くなり体温が低くなるが、今のゆきのは表情が怯えて虚ろなだけで、耳の付け根の産毛まで真っ赤に染まっていて、うなじに触れると火傷しそうなほど熱い。

 俺は一人の人間の快感を、完全禁欲からイキっぱなしまで支配できて凄く満足している。
 こんな状況はもちろん本人への負担が大きいので何度も出来ないとは思うが、快感を植えつける調教としては効果バツグンだろう。

 なんとか廊下を歩き切り、スポーツクラブのある階へ向かう。
 急にゆきのの目に光が戻り、滲んだ涙を指で拭った。

「だだしクン今のあたしの状況わかってる?」
「ああ、まぁ」
「『まぁ』ぢゃないよう! ねぇ!ねぇ! 便秘の極太カチカチうんちしたことある? あるッ!?」
 エレベーター内ですごい形相で俺に迫る。
「えと……」
「ねえッ!! お尻が裂けたと思う瞬間が来るスゴイやつッ!! ねぇッ!? あるッッ??!!」
「あ、あるかも……」
「あれ! あの瞬間! あのピークの瞬間でッ! あたしの時間が止まってンのッ!!」
 ―― ピーン ――
 エレベーターが目的階へ着いた。

「ああああああああンンン……」
 興奮して喋った分の揺れ返しが来たみたいだ。


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 受付に無愛想に会釈してチェックインし、更衣室へ向かった。
「一人で歩けるか?」
「あたし、プールサイドで寝てるだけしかしないからね ……ン!!! もし出てこなかったら、女子更衣室に迎えに来ンだぞああああ!! ぷう」
「はいはい」

 すばやく水着に着替え、更衣室出口で待っていると、ゆきのがヨロヨロと出てきた。
 股間をタオルで隠し、そのままプールサイドのシャワーを使って、わざと全身を濡らした。
 そのままガクガクと歩いてデッキチェアまで行き、倒れ込むように横になった。
 水着が濡れて貞操帯が透けて見える。
 ゆきのは腹にタオルを掛けた。

「ぁぁ…… ぁぁん……」

 俺が隣のチェアに座ると、ゆきのはもう部屋の時と同じ淫乱モードに戻っていて、声を押し殺しながらイッていた。
 髪の毛の間から覗く真っ赤な耳が、ゆきのの心の中の様子を表わしている。

 俺はゆきのの様子を横で見ながら、自分も水着の股間がヤバいことになって、ソノ先端から透明な粘液が水着を突き通ってぷつっと輝く玉を浮き上がらせていることに気付いた。

 ゆきのはもう俺のことなんか忘れて、満足そうな笑みを浮かべながら、ずっと、ずーーっとイッている。

 髪の毛を掻き分けてうなじに触れると、ブルッと全身を震わせ、ゾクッとするような細い目でチロリと俺を見た。
 そしてまた目を閉じて、深くイク。

 それから30分も同じ状態だったろうか。
 ゆきのは次第に呼吸が穏やかになり、眠ったようになった。
 俺は少し安心したが、いきなりゆきのは股間からジョーーッとかなりの量のおしっこを漏らした。
「んん……」
 快感の海の底で、死にそうに脱力してるらしい。

 さすがにもうヤバそうなので、バケツで水を汲んできて、チェアの下の水溜りを流した。

 ゆきのを起こす。
「ああん……」
「ほら、もう行くぞ」
「ん」

 ゆきのは自力でそっと立ち上がり、比較的普通に歩いて戻ったが、更衣室のドアの直前で壁にもたれて、またピュルッと液を漏らした。

「大丈夫か?」
「ふひい」
「答えになってねぇぞ」
「あは」
 こっちが不安になる笑みを残し、更衣室に消えた。

 不安なまま更衣室出口で待っていたら、あまり問題なさげに出てきた。
「おま…… たせ……」
 やはりヨロヨロしているので、肩を貸して、そのままチェックアウトした。

 部屋に戻るとすぐにタオルを敷き、ゆきのを裸にして四つん這いにさせた。
 ソコの見た目は部屋を出る前と変わらなかったが、もう何もかもがベトベトのドロドロだった。

 特殊レンチで環を外し、尻のケーブルを脇へどけた。
 一瞬、尻の穴がピクッと収縮した。

「ああああああん!!」

 ―― ズルン!! ――

 ゆきのの鼻に掛かった甘ったるい声と同時に、ディルドーが一気に押し出されて来た。
 そして俺が支える手を出すより早く虚空を飛んで、ゴトン!と激しい音を立てて床に落ちた。
 慌てて拾うと、やはり火傷しそうなほど熱かった。

「ああん……」
 四つん這いのまま尻を振り立てて余韻を楽しむゆきの。
「落ち着いたらシャワー使えよ」
「うん……」
 返事をするなりゆきのはタオルの上にベッタリと寝た。
「ふひー」

 俺はゆきのを放っておいて、ディルドーやら水着やらを片づけた。
 横になったゆきのはしばらくグッタリしていたが、ブビブビッと茶色く汚れた俺の精液を、ケツの穴から噴いた。
「あぎゃー! ご、ごめん! うんち漏らしたぁ!」
 少し正気に戻って跳ね起き、フラフラしながらタオルを丸めて風呂場へ消えた。
 ザーザーと水音がする間に、俺は気分がだんだん普通に戻って来た。

 水音が止まり、トイレを流す音がしてからまた水音がする。
 しばらくして静かになったら、ゆきのが貞操帯だけの裸で髪を拭きながら戻って来た。
 すごく不機嫌な顔をしている。
「ねぇ、お尻の穴閉じなくなっちゃったよ、どうしょう」
「しばらくすればちゃんと閉じるそうだぞ」
「だいじょうぶかなぁ」
「ちょっと見せてみろよ」
「ばかぁ、そんな恥ずかしいことできないよ」
「ハァ? いいから四つん這いになれよ」
「はずかしぃ~」
 タオルを置いてしぶしぶ四つん這いになる。

 ケーブルを持ち上げてみるとちゃんと尻の穴は閉じていた。
 しかしそっと触れると、そのまま指を呑み込みそうに柔らかくほぐれている。
 この抵抗感の無さが、ゆきのには開きっぱなしに感じるのだろう。
「ちゃんと閉じてるぜ。 抵抗感がないけど」
「そ、そう? 良かった」
 ゆきのはすぐ立ち上がり、パンツを穿いて服を着込んだ。

「水着、片しておいたけど、自分でしまってくれよな」
「うん」
「体、平気?」
「さすがにお尻がヒリヒリする」
「軟膏塗っとけよ」
「うん」
 しばらくゆきのを休ませてから、マンションをあとにした。

 この限界に挑戦したイベントのあと、ゆきのの貞操帯は急速にゆきのの日常に溶け込んでいった。
 それはちょっとつまらないことだったが、もともと永く続けることを目標に始めたので、これは初期のお祭りの終わり、そして永く続く楽しみの始まりだった。




 新学期。


「小竹原さん」
 教室で俺が声を掛けると、ゆきのがものすごい歪んだ三日月目になって笑いをこらえる。
「ぷ! プクク! キキキ! いきなり何の冗談?」
「2学期始まったら、元の言葉遣いに戻さないとだめだろ」
「プププププ、そ、そうだね、神・山・君!」

 俺の胸には金メッキした貞操帯の鍵がぶら下がっている。
 俺はそれを小竹原の前で取り出してニヤリと笑う。
 小竹原は青ざめ、俺に従順な表情になる。

「神山くん、お願い、これ、外して……」
「なんで? トイレも風呂も出来るし、スポーツもできるタイプの貞操帯だから体育も平気でだろ? 水泳の授業だって普通にしてたじゃないか」
「ちがうの……  その…… エッチな気分が治らないのぉ……」
 俺はニヤリと笑って場所を人気のない倉庫に移し、小竹原にチソコをしゃぶらせた。



(おわり)





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