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狙うべきは、70's以降のルブラン!

2016年03月17日 | クラリネット-ルブラン

ルブランのクラリネットの魅力は、技術力によることも多いです。
その魅力は、音色、音程はさることながら、リペアマンも感心するキーメカニズム、圧倒的なグレナディラの質で、海外でも国内でも感想などを読んでいると、ほとんどそうだと感じます。

ですので、せっかく手に入れるのでしたら、70年代以降に製造されたものを手にされたほうが良いと思います。
1つに、キーのメッキ方法で下地処理が改良されたこと。
銀めっきを剥がすと、ニッケルめっき。その下に銅めっきがあった。とリペアマンから絶賛されるルブランの分厚いメッキは、70年以降の改良だと言われています。
(他のメーカーとは銀めっき液の混合比率か成分も違うようで、硬いめっきのようです。 並べてみるとわかりますが、他のメーカーとは銀めっきの色味が違います。)

そして、高品質なグレナディラと、この分厚いメッキが音色にも影響していると思われているからです。

ですので、よっぽど手に入れたいモデルがあるのなら別として、70年以降のモデルを手にしたほうが良いと思います。

簡単な見分け方は、ルブランのロゴを見ます。

上記のようなブロック体のロゴであれば、改良後のモデルだと思います。
あまり古すぎないモデルを選ぶと、吹いても楽しいモデルに出会えると思います。

古いモデルだと、画像ではけっこう綺麗なキーだなって思って届いたら、わざとキーのめっきを全て落としているものとかあるので要注意ですよ。
ジャズプレイヤーは、そのほうが良いのかもしれませんが、手入れが大変です。 


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