Charme de France

小さなフランス語教室の主宰者の個人的なブログです。(*^-^*)

案山子けんぱ、知っていますか?(*^-^*)☆La marelle?!

2009年03月21日 | 娯楽・スポーツ

穏やかな気候が続いて、子供達が外に出て、楽しそうに遊んでいる姿をよく目にするようになりました。以前、ジュリア先生と生徒さんがレッスン後、子供の頃の遊びの話で盛り上がったことがあって、「子供の頃の遊びの話」が大好きな私は、即、そのお話の仲間に加えて頂きました。私が子供の頃は、小学校から帰ると、塾にも習い事にも行かず、年がら年中、外で近所の子供達とずっと遊んでいました。母親に「ご飯やで~。はよ、帰っておいでや~」と呼ばれて、えっ、もう、そんな時間と思う程、夢中で遊んでいました。あの「ご飯やで~」の頃が今はとても懐かしいのですが、その頃、私がよく遊んでいた遊びに、「ホームランけんぱ」と「案山子けんぱ」があります。私は今まで、この遊びは全国区的な遊びだと思い込んでいたのですが、どうもそうではなく、しかも時代、地域が非常に限定されていることが分かって来ました。が、しかし、ジュリア先生はどういうわけか、子供の頃、「案山子けんぱ」に似た(彼女曰く)Marelle(石けり遊び)に夢中になっていたそうです。どうみても、それが「けんぱ!」と私は思うのですが、全国の皆さん、「けんぱ」で遊んだ思い出のある人いますか。大阪では、子供の頃、けんぱ遊びをした人がきっとかなりいたと思うのですが、山口県から上京なさった若い生徒さんは「けんぱって言葉自体、初めて聞きました」とびっくりなさっていました。



ジュリア先生「私が遊んだ石けりって、こうなってるのよ
和枝さん「へぇ~面白そうですね。
私「案山子けんぱのルーツはフランスにあるのかなぁ(独り言)」



私が子供の頃、けんぱとともに、女の子に人気があった遊びに「ごむとび」(大阪弁では時に、「ごむとびん」)がありましたが、福岡出身の生徒さんは、なんと「ごむとび」のごむを輪ゴムでず~っとつないでいって、長いごむひもにしていたそうです。すんばらし~いです。さらには、パンツの白いゴムを使っていたこともあったそうです。「どうしてもごむとびで遊びたい」という子供達の情熱と一途さが伝わってくるお話に私は感嘆しました。私は、こういうお話、大好きです。

私の界隈では、「あひるの遠足」とか「たばこ一本落とした」とか、今思えば、かなりマニアックな遊びもありました。実は私は、「たばこ一本落とした」という遊びのルールを完全に把握出来ないまま遊び続けていたので、そのことがいつばれるかと半分焦りつつ、でも遊びたい、そして今さら「ところで、この遊びのルールって本当のところ、どうなってるの」って聞けないっていう葛藤の中で、遊んでいました。何もそんなにややこしい気持ちを抱えて遊ばなくてもと今は思うのですが、とにかく私は余程、遊ぶのが好きな子供だったのでしょう。



鈴枝さん「ホームランけんぱも案山子けんぱも知ってまっせ~
由美子さん「うん、うん、みんな知ってるよね~、それぐらい。


ということで、大人になった今、敢えて知りたい、あの懐かしい遊びのことを。それで、私が大好きだった「ホームランけんぱ」や「案山子けんぱ」の想い出を胸に温めている人、いませんか。あなたの地方の子供の頃の楽しい遊びのお話を聞かせて下さい。懐かしい思い出の遊びを教えて下さいね。



「けんぱ」はひょっとしたら、「絹の道」を通ってヨーロッパに伝わり、やがて日本を含む世界各地に広まったのかもしれませんね。(何の根拠もなく、直観で感じたことを書いて、ごめんなさい。)「けんけん」に関しては、「けんけんがくがく」の議論が交わされそうですが、興味のある人は、是非、しんぱの「けんぱ学説」を打ち立てて下さいね。


最新の画像もっと見る