Charme de France

小さなフランス語教室の主宰者の個人的なブログです。(*^-^*)

行楽の季節に☆枚方菊人形展復活!(*^-^*)

2010年09月28日 | 動植物

今秋限定で、枚方菊人形展が復活しますと言われても、地元の人以外には、全くぴんと来ない話題だと思うのですが、ただ、ちょっとだけ不思議に思うことがありますので、今回は菊人形の話を取り上げます。



枚方の菊人形展は96年の長い歴史と伝統を誇り、地元の人々に愛されて来ました。毎年、NHKの大河ドラマをテーマにして名場面を菊人形で表現するというのが枚方菊人形展でした。そして、その長い歴史の最後の幕は、2005年「義経」で閉じました。菊人形展が終わってしまった理由は、菊人形を作る「菊師」と言われる人達が高齢化し、伝統の技を継承していく後継者が充分に育っていないということでした。



さて、ここが疑問なのです。科捜研の榊マリコなら「でもなんだか変じゃない。だって、その後の菊のガーデンショーを見てちょうだい。菊の魅力を最大限に生かした展示が出来る有能な若者達が沢山いるってことが見て取れるわ。それなのに、後継者が育っていないなんておかしいわ。むしろ、高齢の菊師と若い後継者の間に、なんらかの確執があって、菊人形作りが行き詰ったって考える方が妥当じゃないかしら。菊人形の菊って、短く切られて、しょっちゅう手入れをしなくちゃいけないでしょう。自然の草花を大切にしたいという若い世代の人達には、もったいないほど菊を短く切って沢山使うというやり方に抵抗があったのじゃないかしら。とにかく、わたし、さっそく、菊師に会ってくるわ(沢口靖子さんの声)」と有給休暇を返上しても捜査にあたってくれると思うのですが、現実には、殆ど誰も菊人形展の終幕にミステリーを感じていません。



実は私も菊人形展が終了した年が「功名が辻」の2006年なら、全く何も気にしませんでした。只、2005年にぴしゃっと終わってしまったので、「どういうこっちゃなんで中途半端な96年目に終わんのんな~ややこしい節目の100年までやってくれたらええやんか~」とぼやいていました。只、ぼやきつつも、好き勝手に菊人形の世界を妄想していました。すると、「節目の100年目、今年はやるぜよ」という声を聞いて、「も~う、ほんまにまたやるんかいな~ほんだら「功名が辻」の年もやってくれたら良かったやんか~」とまたぼやきそうになりました。



いずれにしても、私は季節の花々を観るのが大好きですので、これからの季節が楽しみです。皆さんも心地良い時節、アウトドアライフを満喫して下さい。


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