Chaprinの部屋。。

当たり前の生活の中に… ふと気づくと、素晴らしい瞬間と出会えます。それを繋いでいければ幸せです。

迎えてくれた夏水仙。。橋野高炉跡 ※世界遺産

2017年08月29日 | みんなの花図鑑


岩手県釜石市。。
県道35号線、鵜住居町から遠野方面へ、、笛吹峠を目指します。。
途中、携帯電話も繋がらなくなり、、道路脇で、リスや鹿と出会いました。。

着いたのは、日本最古の洋式高炉が作られた世界遺産である橋野高炉跡。
大門を通り、左手で迎えてくれたのは「夏水仙」でした。。



黒船が来た日本の時代、敵国から飲み込まれないように頑張った偉人達がいました。



この山の上に 1000人と150頭の牛、50頭の馬が、来る日も来る日も…鉄鉱石を掘り、
牛馬と共に石を担ぎ、山道を歩いたのです。年間300.000貫(1.125t)の鉄と作り続けて…
でも僕は思うのです。
この人達の多くは、大義の為では無く、
日々生きる為に、家族の為に、山神に手を合わせ、ここで頑張っていたのだと思います。

昔も今も、変わらないのではないでしょうか…。





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2 コメント

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深いです。 (こお)
2017-08-30 17:42:53
写真の遺跡と、お話だけで吸い込まれました。
chaprinさんの言葉に深みがあるからかなぁ…。
その頃から至り南部鉄として残ったのかしら??ウチには、南部鉄器はないですが、
「羽釜のご~はん~♪」の某メーカー◯印の炊飯器ならあります!釜が南部鉄です(^^;
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こおさん。ありがとうございます。 (chaprin)
2017-08-30 23:40:36
僕の亡くなった父親は南部の人間なので、家に南部鉄がありました。真っ黒くて、重くて…

この高炉跡を見ながら、立っているその場所は、「大工長屋」の跡でした。
仕事の場所であり、生活の場所でもあります。
「なんで、雲の中に入ってしまいそうな山の中に… 」
決して華やかでは無い、力強い、野の花の様な人達が思い浮かんでしまいます。
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