Chaprinの部屋。。

当たり前の生活の中に… ふと気づくと、素晴らしい瞬間と出会えます。それを繋いでいければ幸せです。

白黒で‥ OLYMPUS 幻のシリーズ Ace。。

2023年06月21日 | 日記

前回の記事。。

白黒でも撮っておりましたと。。

正直、花の写真は色がついて方がいいのですが‥

白黒では… どう見えるのだろうと、、

今のマイブームとしては1950年代のレンジファインダーカメラを使って、

スナップ的な写真で、味のある絵が撮れればと思っています。

今回、一緒に持ち歩いていたカメラは‥ 。。

「OLYMPUS-ACE」、、

エース?、、オリンパスにそんなカメラあったの?そんな感じ。。

オリンパスのカメラ第一号は1936年(昭和11年)

セミオリンパスⅠ型 中判カメラから始まり、

1948年(昭和23年)35mmカメラの オリンパス35Ⅰから

35シリーズ‥ 

1959年(昭和34年)35mmハーフカメラで有名な

PENシリーズ。。

1972年(昭和47年)35mm一眼レフカメラOMシリーズ。。

どのシリーズもカメラ史に残るロングランの名機達が知られている。。

その中で珍しく、一瞬の流れ星の様なカメラがあった。。

それは「Ace」。。1958年(昭和33年)に発売された。。

オリンパスの公式サイトの中で

「国内初のレンズシャッター式、交換レンズカメラ‥」と紹介されている。

実際のところ、このAce以前にトプコンやミノルタなど

当時発売されていたシリーズにレンズ交換ができるよう改造したレンズシャッターカメラはあったが、、

新規にボディーから開発したのはAceが初めて‥という意味だと思う、、

僕のは、標準4.5cmが装着されているが、それ以外、広角3.5cm、望遠8.0cm

がラインナップされているとの事。。

僕も色々探してみたのだが、未だに実物に出会ったことは無い、、

じゃ、なぜに流れ星のように消えていったのは、、

それは、1959年に歴史残る「Nikon F」が発売された。

カメラ史を塗り替えた一眼レフ、レンズ交換式カメラ。。

そんなこともあり、Aceを辞め、主力はPENシリーズへ、シフトされた。

オリンパスが世に出した一眼レフはNikonから約12年後‥

1972、OM-1となった。。

そんな、流れ星の様な幻のカメラで、撮ってみた。。

#前回と同様、多賀城跡あやめ園

#宮城県 美術館

OLYMPUS-ACE / E.Zuiko 1:2.8 4.5cm / Y2

NEW SEAGULL 400 / MARIX D76 9分30秒 20℃