シツレンジャー活動日報

チャンスとピンチにものすごく弱いCHAPPI&かなめ姉さンの惨敗日報

今年の戦略、どうする?

2007-01-11 21:51:57 | 為替奉行・張替衛門
張替衛門「皆の者、遅くなってしまったがあけましておめでとう」
神楽坂英昭「殿にしては珍しく早起きだな。明日は大雪かもしれんぞ」
かなめ「・・・相変わらず、ひどい言いようねー。・・・あながち間違いでもないかも」

年が明けた。正月はそれぞれ散り散りに過ごしていたが、ようやく一同すべて
城に戻ってきている。

長瀬晋介「働きたくないでござるなぁ」
佐々木正友「まぁまぁ、そう言わず。少しずつ体を馴染ませていきましょう」
車たん吉「さて、せっかく一同が城に集まったわけですから、昨年の反省と、
今年の方針を決めてみてはいかがでしょう?」
車みさき「じゃあ、お茶を入れてきますね・・・」


か「一年を通してみると、ドル/円についてはほとんど変わりが無かったのよね」
C「うむ。ドル買いをする我々にしてみれば、陣を組んだまま放置戦術でも良かった」
英「去年の春先と、秋~冬でバタついて損失を出したのはダメだったな」
正「退却時の見極めがまだ甘いのかなー」
た「初志貫徹ですね。後で慌てて部隊を動かして後悔するよりは良いかと」
晋「今年は、もう少し落ち着いて戦況を判断してから動くと良いでござるな」

張「で、だ。今年の方針を決める前に、昨年の戦果の使い道を決めようと思うのだが」


皆の目の色が変わった。


正「えーと、それなら、俺、新しい魔術士用の杖と魔道書が欲しいんだけど」
全員「正友殿、危ない魔術禁止っ!」
正「・・・」

晋「慰労を兼ねて米国で格闘技観戦というのはどうでござろう」
英「まずは城の改修が先だろう。少しはこの城も広くしたいとは思わぬか?」
た「船が欲しいですねぇ。新しい船でまた海へ」

み「・・・ちょっと待ちなさい」

か「あれ、みさきさん。・・・お茶を入れてくるって出ていったけど・・・?」
み「この間、城が燃え落ちた時、お茶の道具を含めて家財道具が全部燃えちゃってたのよ」
C「そういえば、買いなおしたのでは無いのですか?」
張「買い換える費用は、俺が「あいどるますたぁ」と「戦国志大戦」のプレイ費用にしたぞ」
晋「・・・胸を張って言うようなセリフでは無いでござるな」
か「ご飯をみさきさんの家で食べてたから全然気がつかなかったよ」

み「・・・だから、この費用は、去年の食費と、この城の家財道具の買い替えに充てるの」

晋「まぁ、その申し出も一理あるでござるよ。せっかくだから蒲団なども揃えるでござる」
英「人数が居るから気にならないが、これから一段と寒くなるしな」
正「障子紙も張り替えよう。さすがに破れたままなのはダメだろ」
張「あぁ、俺の遊技場の費用が・・・」
C「まぁ諦めましょう。まずは生活の質の向上をしませんと」


三ツ星「にゃう!」


た「おや三ツ星。城内で見かけないと思ったら・・・おや、それは・・・」
み「お帰り三ツ星。口に加えてるのは何かの報告書ね?」


米ドル、1年1ヶ月ぶりに1ドル:120円台へ


C「昨年は1度も120円台を見ることなく終わりましたが、今年は早々に乗せましたな」
か「・・・あれ、わたしたちって、まだ米ドルの陣を敷いてたよね?」
英「ああ。毎日少しずつ増援が来て大きくなる陣がある。そう簡単には落ちないから、
重要な拠点だな」
晋「引き上げさせずとも、少しずつ戦果があがるから、まだ引き払うには早いでござるよ」
正「・・・そのドルの陣・・・、無くなってるんだけど・・・」

戦場を見ても、敷いていたはずのドル/円の陣は綺麗さっぱり消えていた。

た「・・・指値(その値まで来たら買いor売りを実行する。この場合はドル売りの利益確定)を
  失敗しましたな」
C「むう、こんなに早く乗せてくるとは思ってなかったからな。戦況の分析をした上で
  指値の再設定をするつもりだったのだが、うかつであった・・・」
晋「【勝ってる時は勝負】かの高名な、さいばー道場の才場老師の言葉にもあったでござるなぁ」
か「まぁまぁ、負けたわけじゃないんだから。次はこんな失敗しないようにするってことで」
張「で、今我らはどれぐらい陣を敷いた状態なのだ?」
正「カナダドル・カエデ隊が2万」
C「・・・他には無いですね。全部撤収済みです」

た「原油価格が以前より落ちています。カナダドルで攻め上がれるには時間がかかるかと」
張「そうか。ではそれはしばらく置いておくとして、頃合を見計らって再出撃するとしよう」
晋「阿呆は寝て待て、でござるな」
か「いや、それ、ちょっと違う・・・」


さて、一方の植林城。こちらも同じように昨年の反省と今年の戦略立てをしていた。


植林旦吾「夏にやっと円も利上げをしてくれた割には、円高にはならなかったな」
エディ「御意に。やはり諸外国との金利差は大きいですからな」
高倉伊吹「今年の1月~3月あたりで、もう1回利上げをするかどうかですな」
このみ「利上げをしたとして、それでも0.5%。まだまだ低いよね」

エ「時折、ポジション調整やら要人発言やらで激しい円高の攻勢がありまする。
  それに乗じて攻める、という戦略は今年も継続して宜しいかと」
旦「そうだな。・・・そういえば、光徳はどうした?姿が見えぬようだが」
伊「・・・それが」


伊吹は、手にした書状を旦吾に見せた。


旦「なになに・・・。


さがさないでください。  光徳


・・・なんだこれは?」

伊「・・・カンダで飲み明かしすぎて、本業の絵描きの締め切りに間に合わないと」
エ「光徳らしいな。ではどこかでカンヅメになって絵を描いているわけだな」
旦「そうか。まぁそのうち戻ってくるだろう。では今年も皆の頑張りに期待しておるぞ」


さて、今年は円高になるか、円安になるか。
臨機応変に動き、仕掛けどころを見極める。去年1年の経験を生かした戦いをしたい所。

がんばっていきまっしょい。