面白かったです。とりあえずストーリーはテレビと別物。
だからといってつまらなくならないのが良い。
テレビ版のストーリーこそ神と思っている人以外は観て損はないでしょ。
でも次回予告は見なくてもいいかな。
行き過ぎてKYな話
↓
アスカの名前が惣流・アスカ・ラングレーから式波・アスカ・ラングレーになってる訳ですが、ネタ元は駆逐艦「敷波」からですよね?
綾波と一緒に第2艦隊第3水雷戦隊組んでた船ですから、至極妥当なチョイスですが、じゃあなんで新キャラは真希波・マリ・イラストリアス?
こちらも駆逐艦「巻波」からでしょうけど、第2艦隊第3水雷戦隊は「綾波」「敷波」「浦波」なわけで、真希波はゴロがいいだけなんだろうな・・・
と言いつつ第3部で浦波カヲルとか改名してたらどうしよう。。
ラングレーは米空母、イラストリアスは英空母だけど、アスカは日本郵船の「飛鳥」なのかどうかは不明。
原爆の悲劇を全く新しい切り口から描いた「夕凪の街 桜の国」の、こうの史代最新作。
http://webaction.jp/title/15.php
太平洋戦争中期~終戦直後までの"軍都"呉市を舞台とする「銃後」を描いた物語です。3年かかって、やっと上中下巻で完結しました。
国が戦争をしていても、そのために生活が辛くなっていっても、どこかに幸せを見つけて普通に生きていく人々がとても魅力的に描かれています。一方で、周囲に死人が出始めることに対して、誰のためにこの人たちは死ななければならなかったのだろう、殺されなければならなかったのだろう、この人が死ぬことで戦争の何が変わるのだろう。そんな無常さが徐々に読み手に突き刺さってきます。
その辺の思想というか、訴えかけるものは「夕凪の街 桜の国」と変わりません。だからこそ心に残ります。
下巻については、読み終わって本を閉じた時に最大の衝撃が走ります。そして再び表紙をめくる恐ろしさと、その後に訪れる感情。
そこまで計算されて作られた作品が今まであったかなと。
作品のもう1つの見所として、膨大な参考文献に基づく、戦中の日常描写が見事。いずれこの作品自体が、貴重な参考文献として活用される日がくるでしょう。
自分の祖母は主人公と同世代でそんな時代を生きました。
そう思うと、作品の世界は我々の今に繋がってます。リアルです。
大げさかも知れませんが、1人でも多くの日本人が読むべき作品だと思います。後世に残るべき作品です。
っていうか、自分は絶対に伝えます。
TBSドラマ「スマイル」は最終2話で脚本家が替わってました。
残り2話で脚本家交代! TBS低視聴率ドラマ『スマイル』のドタバタ劇
http://www.cyzo.com/2009/06/post_2217.html
確かに序盤からずっと主人公に救いが無くて、結局ずるずると流されるままに不幸を突き進んで行くから視聴者には辛かったでしょう。その割に、最後エライ予定調和で終わったなぁとは思いましたが、まさか脚本家が交代とは・・・
9話までの脚本を手がけた宅間孝行さんは、ドラマ「歌姫」の脚本家サタケミキオさんと同一人物だそうです。「歌姫」は個人的にここ数年の連ドラでは大傑作だと思ってます。特に最終回はボロボロ泣きました。
その脚本家が交代してハッピーエンドってことは、ラストへの方向性で脚本家とTBSの間で対立があったのかなと。そう考えた場合、当初のシナリオでは、少なくともビトは助からなかったのかもしれません。
でも、彼の作品なら、ただ助からなくてブラックに終わってたわけでは無く、何か希望を残して終わったのではないかなとも思います。
だって毎回「これは壮絶な生き様をみせた男の・・・」って言いながら、あの終わり方は無いよなって気もしますもんね。まあエンディング自体はいい感じの映像ではありましたが。
何かの機会に宅間脚本のあらすじだけでも分かる機会があればいいなと思います。
っていうか、宅間さんが今後連ドラ脚本から消えるってのだけはナシで。