映画「ハンサムスーツ」＠試写会

一昨日、映画「ハンサムスーツ」を観てきました！

ストーリーは優しくて料理上手、でもブサイクでメタボな琢朗（塚地）が、たまたま訪れた紳士服店の店長から１着のスーツを勧められる。それはなんと着ると顔も体型も見違えるようなハンサムになれる「ハンサムスーツ」だった。

変身後の琢朗＝杏仁役に谷原章介という、正反対の２人が一つの役を演じる妙がとても可笑しくて爆笑の連続、でもラストではほろっと泣けちゃう、なんだか観た後あったかい気持ちになれる映画です。

脚本は「ブスの瞳に恋してる」の鈴木おさむ。（森三中大島美幸の旦那さん）
失礼な話だけど、この人にブサイクの心情を書かせたら右に出る人はいないんじゃないでしょうか？

共演は北川景子、ブラザートム、佐田真由美、池内博之、本条まなみ、山本裕典、と豪華出演陣。
他にも奥さんの大島さんに、えっこんな人も出てる～！？っていうお楽しみもあり、小ネタ満載、面白すぎてあっという間の２時間でした。
音楽も渡辺美里の「My Revolution」やプリプリの「M」など、懐かしい音楽が沢山流れてるのもよかったです。

ブサイクだって、ハンサムだって、誰だってコンプレックスを抱えて生きているもの。
無理して変わろうとするのではなく、ありのままの自分を受け入れて正直に生きていけば、必ず幸せな未来が待っている！そう勇気づけられる映画でした。

映画の内容を色んな人に喋りたい衝動にかられるけど、公開前だし、試写会でもネタバレ禁止！って紙をいただいてしまったので我慢、我慢。

とにかくハンサムスーツを着た、見た目は杏仁（谷原さん）、でも性格は琢朗（塚地）のギャップがおかしすぎて、これだけでも必見だと思います。
谷原さんって２枚目なのに３枚目もサラッと演じられちゃうところがすごく魅力的。
何年か前の「ニューデザインパラダイス」の司会をやっていた時から好きなんだけど、ますます好きになっちゃいました。

あと、脚本の鈴木おさむさんは、奥さんを本当に好きなんだなぁっていうのが映画全体を通して伝わってきて、なんだか羨ましくなっちゃいました。

「ハンサムスーツ」は11/1公開です。