築地魚河岸三代目＠試写会

6/7公開の映画「築地魚河岸三代目」を観てきました。

エリートサラリーマン旬太郎（大沢たかお）が仲卸の一人娘で恋人の明日香（田中麗奈）のお店を手伝ううちに築地の魅力に気づき築地で働きたいと思うが、食のプロを相手にした魚河岸の世界は生易しいものではなく、悪戦苦闘の日々が始まる・・・というのが大まかなストーリー。

撮影のほとんどが実際の築地の営業時間内に行われていたこともあり、映像にとても臨場感があって、一般の人はなかなか入ることができない場内の様子を見ることができて興味深かったです。

前向きで思い込んだら一直線な主人公を大沢たかおが熱演しています。
大沢たかおって今までクールなイメージだったけど、こういう役もなかなか素敵だなって思いました。
恋人役の田中麗奈は私の最近のお気に入り。芯が強くて、でもかわいい女性役がぴったりです。

魚河岸の人々は口は悪いけど優しくて人情味がある、これぞ江戸っ子って感じでなんかいいなって思いました。
伊原剛志、甲本雅弘、荒川良々、江口のりこ、マギー、柄本明、伊東四郎、温水洋一、森下愛子、大杉蓮など実力派キャストが脇を固めます。

築地なので美味しそうな魚やお料理も出てくるので食いしん坊にはたまらないし、ストーリーも笑って泣けるというベタなんだけど日本人好みの映画になっているので、とても安心して観ることができました。

シリーズ化が決定していますが、頑張れば釣りバカ日誌みたいな人気作になるかもしれません。
私も続きが気になるので２作目が出たらまた観てみたいなって思います。
それにしても、大沢たかおがかっこよかったな～