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カリスの耳鳴り闘病記

Ⅰ章:耳鳴りバトル編
Ⅱ章:抑うつバトル編
Ⅲ章:ハラスメントバトル編(非公開)
Ⅳ章:肉体改造編

カリス、京都に出張

2011年07月30日 | 耳鳴り

今日も休日出勤、京都の工場に出張だ。
ガジェット(TCI装置)のボリュームを
大きくして出張に臨む。
ガジェット(TCI装置)を装着してから初めて
工場へ出張する。
工場の連中は、長髪で隠したガジェットに気づかない?
それとも、明らかにハンディキャップと思われるので
気づいていても言わないのか?
意外と優しいヤツらだ。


高音域の突発性難聴

2011年07月29日 | 耳鳴り

夏の盛り、本物のセミが、朝からガンガン鳴いている。
今年になって気づいたのだが、
オレの右耳はセミの鳴き声が聴こえない。
セミの鳴き声は左耳でしか、聴こえない。
うるさいと思っていたセミの鳴き声も、
聴こえなくなると、寂しいものだ。
気づかぬうちに、オレは高音域の突発性難聴に
なっていたのかもしれない。
高音域の突発性難聴で、軽度のものは
気づかないことが多いようだ。
突発性難聴は、感音性の難聴だが、
1週間以内に治療を開始すれば治る可能性が高い。
カリスは、いつ難聴になったのかすらわからない。
だが気づかなかったということは、
それほど重症ではないのかもしれない。


カリス、四国へ出張

2011年07月28日 | 耳鳴り

今日は、四国の取引先に出張だ。
ガジェット(TCI装置)を装着していく。
新幹線と特急電車を乗り継いでいく。
電車やクルマの中など、閉空間の中では、
耳鳴りが とても大きく感じる。
ガジェットを装着していても、
耳鳴りの大きさの方がが勝っている。
ダメだ…また悲壮感に襲われる。
ガジェットから出る音の大きさはダイヤルで
調整できるので、少し大きくしてみる。
うむ、耳鳴りのぼかしが効いた。
耳鳴りの大きさは、その日の気分・気圧によって
明らかに変動する。
それとガジェットを装着している右耳が、
聴こえにくい。
ガジェットの装着期間を終えたら、
耳鼻科医には勧められていないが
補聴器を検討しよう。
カリスは、老人性難聴と診断されたこともある。
43歳だが、すでに老眼が進んでいる。
クルマを運転するために、1.0がみえるコンタクトを
装着すると近くが見えにくい。
生きていく限り、“老い”は避けられない。
ただ この不快な耳鳴りだけは、なんとかしたい!
切実な願いだ。


体の不調(病気)と向き合う。

2011年07月27日 | 耳鳴り

人間は年齢を重ねるごとに、体の不調(病気)と
向き合わねばならない。
決して避けては通れない。
40代半ばを過ぎて、何の不調(病気)もないという人の方が、
めずらしいのではないか。
カリスも心の若さ、見かけの若さ、
そして強靭な筋肉とのギャップを感じるこの頃だ。
この不快な症状、耳鳴りだけは なんとかしたい!
ガジェット(TCI装置)からは、「シュー」という
水の流れる音を高くしたような、音が出ている。
このガジェットを付けていると、
耳鳴りに うまく“ぼかし”が入り、
少しだけ希望をもつことができる。
(耳鳴りはキンキン鳴っているのだが、
ぼかしが入っている状態だ。)

ガジェットの装着は、長くても2年だ。
装着後 2週間で、変化を感じている。
朝、起きてから、しばらくは耳鳴りが軽減されているのだ。
改善効果を感じるのは、結構早いかも…
ほのかな期待を抱く。


カリスは設計技術者

2011年07月26日 | 耳鳴り

カリスは設計技術者だ。
実験により求められた計算式、
有限要素法によるシミュレーション、
あらゆる解析手法を駆使し、設計を進める。
システムの安全設計には、命がけである。
間違えると、ユーザーが危険にさらされる。
ところで、ある文献によると、内耳、蝸牛が損傷していたら、
耳鳴りは治らないだと!?
ストレスごときで、オレの内耳、蝸牛が損傷などするものか!
人体実験などしていなだろうし、
解剖による分析もしていないのだろう。
耳鼻科の言うことだろうが、
専門家の言うことだろうが実績のない理論や
データのない報告書などは一切信用しない。
オレの耳鳴りが治って、はじめてそれが実績となるのだ。


原因不明の耳鳴り

2011年07月25日 | 耳鳴り

原因不明の耳鳴りは、命に別状が無いと判断されれば
放置されてしまう。
原因の無い耳鳴りはない。原因は必ずある。
だが原因が分からなければ、治療は
できない。
カリスは多角的な検査、実験により、
原因の特定に努めている。
現在、頚椎(けいつい)の歪みが、
聴覚神経を圧迫し、耳鳴り、
そして難聴になっているのではないかと
仮説を立てて、整骨院にて矯正を継続している。


花火~音に包まれて生活する。

2011年07月24日 | 耳鳴り

昨晩は、わが子といっしょに花火を見に行った。
打ち上げ花火の音は、カリスの耳鳴りをかき消した。
大きな音は、カリスの耳鳴り伝達回路を
しばらく麻痺させる。
しばらくどころか今朝になっても、
耳鳴りが麻痺している??
まさか?もうTRTの効果が!?
ガジェット(TCI)の装着してからまだ10日目だぞ?


耳鳴りを改善するには、静寂を避けて、
音に包まれて生活することだ。
もう静けさの中で暮らす権利は、
カリスから奪われた。
だが音の無い世界で暮らしたいとは思わない。
これからは優しい音に包まれて生きていこう。


耳鳴りに屈しない精神力

2011年07月23日 | 耳鳴り
鍛え上げられたカリスの体には、強い精神力が宿っている。
この程度の耳鳴りで、オレがくたばると思っているのか。
オレは強靭な筋肉をもつことで、耳鳴りに屈しない
精神力を得ている。うつ状態などとは、ほど遠い。
だから精神安定剤、頓服薬などは、とうに捨て去った。
耳鳴りは、必ずカリスの手で封印してみせる。
耳鳴症が、治るか治らないか…
それを決めるのは他のダレでもない、
このオレだ!


心療内科では「適応障害」という病名をつけられた。
いつでも どこでも なんにでも「適応」することが
最善の策とは思わない。
カリスにいかなる健康食品も全く効かなかったのは何故か?
いや必要なかったのだ。そもそも このカリスに健康食品だと?
フッ、片腹痛い。笑わせるな。
カリスの体は健康そのものだからだ。
右耳の調子が少々ワルいだけだ。








瞑眩(めんけん)反応

2011年07月21日 | 耳鳴り

東洋医学にて治療時に、治癒に先立って起こる
一過性の症状悪化…、
これを瞑眩(めんけん)反応または好転反応と言う。
週2回、鍼灸院に通っていて、その翌日と翌々日は
瞑眩反応が起こっている?と感じる。
よって鍼・整体治療に通っていても、
症状悪化に苦しむ毎日である。
今は、ガジェット(TCI)の装着で、
少し気分が楽である。
鍼灸院に通うのは週1回にし、
あせらず、ゆっくり治していこうと思う。
きっと治るという気持ちがあるかぎり、
治そうという努力を続けているかぎり、
いつでも希望は、そこにある。


殴ってはいけない!(後編)

2011年07月20日 | 耳鳴り

オレは、大学附属病院にてようやく
TRT療法を見つけた。
大学病院に行ったのは、オレの妻の提案だ。
それまでの医者は高い診察料を受け取っておいて、
「治らない、慣れるしかない。」としか言わない。
コイツらは、耳鳴りに慣れるためのTRT療法すら
言わなかった。(知らなかったのか?)
TRT療法とマスカー療法の違いすら知らない医者もいた。
耳鳴りで苦痛のドン底にいるオレに対し、
うすら笑いを浮かべながら、
「気の毒ですが…」などという医者には
鉄拳が飛びそうになった。
コイツらが、オレの耳鳴りを慢性化しやがった犯人だ。
しかしコイツラを裁く法律はない。
ゴルゴ13やブラックエンジェルに、
始末してもらいたいが、現実には彼らはいない。
それでは、裁くのはオレだ!と言いたいが、
ホントに裁いたら、裁きを受けるのは、
オレであり、苦しむのはオレの家族だ。
殴ってはいけない!裁いてもいけない!
このようなヤツらは、相手にしないことが最善の策のようだ。
ストレスは、うまく発散しなければならない。


殴ってはいけない!(前編)

2011年07月19日 | 耳鳴り

今年の健康診断の問診票に、
健康上 困っていることがないか書く欄があったので、
オレは「耳鳴りで困っている。」と書いた。
担当医は これを見るなり
「耳鳴りは治らん!しかも何の補償もない!」
補償のことなんて きいてないだろう、ないなら言うなよ!
さすがにアタマにきたので、オレは
「じゃ、どうすりゃいいんだ!」と くってかかったら
「慣れるしかない!」とありきたりの一言だ。
コイツ、患者を何だと思っているんだ。
怒りがこみあげ、殴りたくなった。
鉄拳でコイツのアゴの骨を砕きたかった。
しかしながら、殴ることで一番損をするのは、
オレであり、悲しむのはオレの家族だ。
殴ってはいけない!
でも言葉でカウンターを飛ばすのはOKだ。
正しく適切な言葉で反撃しよう。
言われっぱなしでは、ナメられるからだ。
          …つづく


潜水25メートル

2011年07月18日 | 耳鳴り

カリスの鋼鉄のような体は、水に浮きにくい。
よって泳ぐときは、潜水で進む。
小学校6年生のときのクラスメイト、
潜水で25メートルを泳げる男の子、カリスの親友だった。
オレもいつか彼のように。潜水で25メートルを
泳げるようになりたいと思っていた。
彼のようになりたいと思うのは好ましくないと考えるが、
彼のように○○ができるようになりたいと思うことは
自分を成長させるために良いことかもしれない。
カリスは今、潜水で25メートルどころか
40メートル近く泳げることに気が付いた。
息継ぎなしに40メートルだ!
ライフセーバーになれるか!?

ライフセーバーになるには、
泳力:400mを10分以内、50mを50秒以内、
潜行15m以上、立ち泳ぎ2分以上が必要だ。
アドバンス・ライフセーバーになるには、
泳力:800mを14分以内、50mを35秒以内、
潜行25m以上、立ち泳ぎ10分以上が必要だ。
耳鳴りを克服できたら、挑戦してみたい。

耳鳴りは、非常に不快である。
しかし めまいは、ほとんどなく、食欲もあり、顔色もよい、
睡眠も(なんとか)取れている。いいじゃないか。
だが決して、耳鳴り怪物との闘いを放棄したわけではない。


耳栓とA型人間

2011年07月17日 | 耳鳴り

カリスは、いつも耳栓を携帯している。
電車に乗っていて、トンネルに入ったときなどの
騒音から耳を守るためにだ。
そうやって耳を守ってきたのに、
どうして騒音性?難聴になってしまったのか?

カリスは典型的なA型人間だ。
真面目で繊細で努力家で…
でもA型人間が みんながみんな耳鳴りを発症するだろうか?
もう無理しなくてもいい。
ドロップアウトして肩の力を抜き、
仕事もユーザーの安全に関わる設計以外は
適切に手を抜いて、ゆっくりと、
そしておだやかに生きようではないか。


耳鳴りの音圧レベル

2011年07月16日 | 耳鳴り

音の大きさは、SI単位(国際単位系)で
音圧レベルと表記される。
単位はデジベル(dB)である。
耳鳴りの音圧レベルは、どのくらいなのだろうか?
50dB?,100dB?,きっと相当大きな音に違いない…
と思いきや! ドクター・レンゲルからもらった
耳鳴りのはなしガイドブックによると、
耳鳴りの音圧レベルは、たったの15dBだ。
本当だろうか?もし本当ならば、
耳鳴り怪物などザコにすぎない。
こんなザコに、無敵のカリスが苦戦しているのか?
耳鳴りのはなしガイドブックは
シーメンス社のホームページから
無料で入手できる。

シーメンス社のHP


人生の折り返し地点での ひと休み

2011年07月15日 | 耳鳴り

カリスは20年間、雨の日も風の日も、
設計技術者一筋で、ひとときも休まずに勤務してきた。
激務の中、次々と去っていく精鋭の技術者たち…、
手塩にかけて育てた後継者もすべて去っていった…。
それでもカリスは生き残り、
最後のひとりとなっても なお誠実に勤務してきた。
その結果、事業部は会社の大きな柱となり、
日本の技術の発展に大きく貢献した。
しかしながらカリスは、縁の下の力持ち…
表舞台にでることなく、満足な評価もされず、
残ったのは、難聴と耳鳴りというダメージだけ…。
今、勤続20年という人生の折り返し地点において、
ひと休みしてもバチは当たらないだろう。
1ヶ月か2ヶ月か…、
休めばダメージも少しは回復するかもしれない。