利休の映画を見ていなくても、
ちょっと気になる部分であります。
日本人が無理やりお金を払って高麗から連れてきた美女。 彼女の世話をしているうちに、
若い時の利休は、高麗へ逃がしてあげたいと思うようになります。 二人で逃げよう~~
そんな場面で、
探している人達に見つかり 最後 廃屋になった漁師の家に閉じこもった二人。
このまま、捕まれば、 彼女は、日本の大名かだれかの慰め物に・・・
そこで、最後の決意です。
利休がたてるお茶の中に毒をいれて
まずは、彼女が飲みます。
そして、彼が自分の分をたてようとすると
「タンシヌン サセヨ」
あなたは生きて・・・・と
これがもちろん彼女の最後の言葉になります。
この言葉。
韓国人ならば。
「タンシヌン サラヤデヨ』 あなたは行きなくては・・・
「サンシヌン サルギ ピロヨ?(ちょっと記憶曖昧)」 あなたは生きるように祈ります・
とならなければ、 おかしい・・・と。
そうか~~
確かにそうかもしれません。
でも、息も絶え絶えの彼女。
最後に一言 言えたならば。 それは 「あなたは生きて」でも十分であったかもと
日本人の私は思いました。
このあたり、微妙に人間関係の温度差があると見たのは 私だけでしょうか?
もう一言突っ込んで あんたがどう思うか聞きたかった・・・と思う韓国人。
少し足りないあたりで言葉をとめて、 そのあとは、発した人の心の内を読みとり、そこに余韻を感じる日本人。
そんなところでしょうか?
あなたは生きて・・・ そこにすがっても無い、自分の希望も強く述べてもいないあたり、 女としての潔さとあとは 主張の少ないあたり。 日本人の台詞ならば、 ありだと思いましたけど・・・
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