韓国人がこれを見て、
いや~~ いわくつきの豊臣秀吉ですよ。
そして、この欲の塊の彼と同じ時代に生きた利休
この利休が美を追求する茶人であり、 この権力に屈することなく・・・素晴らしい
さらに、彼の初恋の相手が朝鮮から来た美女であり、
この彼女の持っていた朝鮮からの器に触発されて、そのようなシンプルながらも使い勝手のよいものをと
追求した・・・・なんて 熱弁を聞いたのでした。
そして、「あなた、見ましたか?」と聞かれれば、
行かないわけにはいかないでしょう。
海老蔵があまり好きでないから・・・スルーしておりましたが、
そんな韓国との因縁のある映画だと聞かされては
連休の末日、
二回目の上演は満席でした。
おもに、お年を召した方が多かったです。
私の横の女性は、途中で、早くもハンカチを出されていらっしゃいましたが、
何度目かの視聴だったと想像いたしました。
実は、表千家のお茶を8年ぐらいやっていたので、
お手前を見るのが懐かしかったです。
豊臣秀吉の描かれ方に少し、不満が残りますが。
ストーリーとしては面白かったと いや、物足らないかなあ。
何より、日本の美を意識して描いていたと思うのですけど。
さ、この利休の美の最初の火をつけたのが、朝鮮からの女性だという仮説。
ひどく感動して熱弁していた韓国の女性とは 温度が違う私の印象でした。
(いや~~ 土曜日の帰り、 韓国人は、日本人は良い人も悪い人もいると分かっていても、日本って国は好きではないって。 聞かされたばかりの私、 もやもやした物が残ります)
韓国の美女は色んなドラマで見たことがあるクララさん。
そんな映画だったんですね!
ちゃぎさんの感想を拝見して、
興味が引かれました。
最後のシーン、茶器をどうするかということで
監督がずっと悩まれたというのを聞きました。
(で、どうなったのかな~)
韓国人は日本を好きではないとのことですが
最近は日本人もそんな人が増えているのではないかと
残念に思います。
茶器の中におさめて会った高麗から来た女性の小指。
これを焼いて、器はまた懐におさめたと記憶しますが、
どうなったんだろう?
大事な物を壊さないでほしいと思いながら見ていました。
やはり、
以前の無条件での鑑賞とは違って
温度の変化・・・
私の中にあります。
特にこの映画のなかでは 美化されていて
韓国人が見たら、「ほらね!」と言いそうな部分。
反発しながら見ていました。