この日は、電車でバツー洞窟まで行くことに決定。
ラウンジで朝食後。 モノレールでセントラル駅まで。 そこから鉄道の駅までは歩いて。10分。
何の表示も無かったけど、 駅の上にヒルトンともう一つホテルが入っている事を覚えていたので、駅が見つかり、そちらの方向へ歩きました。
一人60円くらいのチケットを買って、 プラットホームに下りました。 この赤いラインの終点まで行けば良いだけなんですけど・・・・
女性専用車両がしっかり仕切ってあるようで、 なあるほど・・・なんて思っていましたが。
初め表示されていた時間が いつの間にか15分遅れになっている・・・ おや、また違う時刻が・・・ と表示板を何回もチェックしてただ、待っていたのですが。 一時間後、 また同じように15分遅れの時間が表示されて・・・・・ 一台も来ないまま・・・・
「もうタクシーで行こう」と亭主に申しました。
どこかの番組ではありませんが、 今日の我ら、「時間に限りがございます」
60円くらいのチケットを お金返してというのも、ためらわれ、 そのまま、タクシー乗り場へ。
「バツーケーブ」までというと、インド系のおじさんが、 亭主の手を引いて、クーポン売り場まで連れて行ってくれました。 お互い、顔を見合わせて笑ったことです。 21リンギット。 600円くらいでしょうか?
クーラーのきいた、新しい車両のタクシーで、おまけに頭に白い帽子をかぶっている運転手さんは、巡礼に行ったことがある敬虔な信者。 安心して連れて行ってもらいました。
下りるときに、30分で戻るからね。 ここに来てねとお願いして。 私は、「8233」と車両番号を覚えていたのですが。 (やにみみ。ヤニのついた耳だと) 亭主は、そんなことは覚えてはおらず。
大急ぎでこの洞窟へ
凄い階段も。
周りにいるってサルも
ちゃんと見て。 ふーーむ。 ただ、行っただけって感じではありますが。 洞窟の奥はイスラムの神様が祀ってあります。
スケジュールをこなし。
無事、30分後。
寄ってくるタクシー運転手を追い払い。
お気楽亭主は、「あの車だ~~~」とか、全然違う車に寄って行ったりします。
で、「8233」と無事また再会できて、
今度はホテルまでお願いしました。 行きと同じで良いと言うので。
今度は、ホテルに着いてから空港までの乗車も彼にお願いして。
値段を聞くと100リンギットって事です。 「行きは75だったけど?」と言うと、帰りには、割高になる理由があるようです。 タイでも空港を出るときはタクシーにプラスで支払うお金があるので、 理解出来ました。
でも、おじさんは10リンギット値下げしてくれましたけど・・・・
シャワーを浴びて、
チェックアウトして、ラウンジでお茶を飲んだら、約束の12時でした。
約束通り、運転手さんが来てくれて、 我らは空港へ。
旅って、こういう小さい事がドキドキしたり、楽しかったり、思い出になったりするんですね。
クアラルンプールの国際航空はまだ規模が小さく、
おまけにエアーアジアのチェックインカウンターでは、 ベトナムやカンボジアもタイも二つで処理している。 その長い列でひたすらおりこうさんに待っていると、中国系の旅行者が、沢山束ねたパスポートを持って、横入りしてくる。 後ろにいる中国系のお兄ちゃんが横に広がって、何故か私の前に出ようとしている。 いつかテレビで見た中国の帰省ラッシュの図のようになっていました。
きっと列を作るという意識がないんでしょうね。 彼らに物をいうエネルギーが無いので、 というより、迫力負けですね。 文句を言ってやればよかった~~~
小さな免税店で残りのリンギットを使って、 無事飛行機に乗り込みました。
タイに到着後は、 沢山の荷物を背負った西洋人たちが バックパッカーの集まる通りにある宿の名前を紙に書いて、タクシーの運転手に説明しながら、乗り込んで行きました。
我らは、タイの水のお祭りの中、 車の中から 水かけ祭り、 ソングランを見物しながら、 またアパートへ戻ってきました。 そして、我が家に戻ったという気持ちもしました。 (完)
若者の冒険旅行のようで、読んでるこちらがハラハラドキドキしました。
旅慣れてるご夫婦だからこそ出来るんでしょうね。
そしてマレーシアも熱い。日本以外のアジアは今まさに熱く活気がありますね。
日本人のように列を作って順番を待つ国ってないのですかねぇ。
当たり前のように駅のホームで列を作って電車を待っている光景は外国人には異様に見えるようですね。
マレーシアも ほとんど英語が喋れるような感じだし、 道は高速道路が沢山出来ているし、 外国企業が来ても魅力あるんだろうなと思いました。
列の習慣。 日本でも以前は無かったように思いますけど。 早いもの勝ち。 これって、国民がどんどん海外に出て行ってみて、分かってくる習慣なのかもしれませんね。