10月26日
朝 8時半出発でバスでサリアまで
途中、ガウディの作ったアストルガ司教館へ 寄ります。まるでお城のようなかわいらしさです。
現在は宗教美術博物館として使われているそうです。
後ろの教会は ゴシック建築。
全員、朝、ホテルで巡礼者手帳をもらっていたので、最初の巡礼スタンプをおして、 教会の中を見せていただきます。
お気楽ツアーの私たちはさらに バスにまた乗せてもらって8キロ、ペルスカロ村から出発。
いよいよというか、やっと 始まったという感じです。
綺麗な青空のもと、牛など見ながら、田舎の道を 大人の遠足というところでしょうか?
道で出会った巡礼者とはお決まりの挨拶「ブエン・カミーノ」巡礼者が全員、サンティアゴまで向かうので、だれかを追い抜くか(ほとんど,無い) 後ろから来た人に抜かれながら、進むことになります。
簡単にどこから? ああ、またね。みたいな繰り返しで お互いに元気を分け合うようです。
最初に話した女性は オーストラリア、パースからきていて、 良いところだよと言っていましたが、 背中の荷物は私の2倍はありそうで、 大変そうでした。 私達みたいに、荷物は車で運ぶ人、 全部、持っていく人と別れ、 重い人はそれなりに重い足取りですが、 それでも抜いていかれるのは、やはり、皆さん、すごい。
モホンがずっと立っていて、残りの距離数を知らせます。
オレオといわれる高床式の倉庫を見て、 小さなリンゴを食べたり、栗を食べたり、 これが名物のスープに入っているケールではないかと思うのですが。 スペインといえば、パエリア、そこに入るサフランはこの雌しべからとります。 この可愛い花が沢山さいていました。
何か所か スタンプの場を見つけては押させてもらいました。
一日に2か所以上のスタンプがないと最後の巡礼証明書がもらえません。
皆さん、結構なスピードであるき、 途中待ち合わせのように待っているバス(もしもの時は、これに乗れます) に乗らずに全員完歩
この日は14キロ
急坂があるわけではなく、緩い丘陵地帯をただただ、歩きました。
ミーニョ川にかかるポルトマリンの村に続く橋を渡り、町のメインストリートに上がっていきます
最後、巡礼路を少し離れたホテルを探すのが大変でした。
海外で役に立つ、wifiでGPSを駆使しました。
ホテルでもらった鍵の使い方がよくわからず、 汗まみれの私は 廊下で出会ったどこの国かわからぬご婦人に助けをお願いしました。
ひどく草臥れて見えたのでしょう。 背中をなでなでしてくれて、鍵の使い方を教えてもらいました。
速攻、シャワーを浴びました。 この日は、ちゃんと歩けたことがとにかく嬉しく大満足
ホテル横のスーパーで地元のビールを飲み、 夕食を待ちます
夕食はステーキ。 でっかい噛み応えのあるものでした(笑)
ワインはテーブルに何本かおいてあり、ラッキーです。 こちらのは、濃くなく飲みやすいし、安い(スーパーで見てきました)
家に買ってきたのも1リットルで200円ぐらい
ほとんどの人が一人参加なので、皆さん、世界のどんなところも行っていらっしゃるみたいで
キリマンジャロに行かれた方、バイクで世界一周された方・・・
夜、役所のスタンプをいただき、横の教会を見ます。 これは、12世紀ロマネスク建築のサン・ニコラス教会。
あ、そうそう、忘れていました。ここにきて、マスクをすっかりと。
マスクのないのが普通になっていきます。
途中で道の両方にモホンがあって、右にも左にもある場合があります。
こういう時、私達は 距離の短いほうを進みました。
スタンプを押しながら進むのですか。
教会は石作りでどっしりしてますね。
道標も可愛い。
飲み過ぎないようにね。まだ先が有ります。
牛も羊もいるのどかな丘陵地でした。巡礼路は、彼らの歩く場所でもあるので、地面の彼らの落とし物に気をつけなくては。
ワイン、沢山飲んじゃいました