英会話のクラスの最後のあつまりに
何か映画を見てランチをしようとなった。
所が、何を見て良いか探すところから。
場所的に都合のよい新宿のシネマカリテの
ショートタームが 評判が良い事をしって、
皆で見に行きました。
映画は、突然始まるって感じ。
早口のスタッフ同士の軽口から始まって
突然、 収容されている子供が走りだし、 それをダッシュで追いかけるところからはじまった。
その後、行きつく暇なく、ヘビーな内容が進むのですが。
見終わって、重たくは無く、 暖かく、希望に満ちた心持で映画館を後に出来る・・・
そんな力を持った作品でしたね。
いくつかのエピソードが進行していきます。
収容されているそれぞれの子供たちが抱える問題。
そして、そこのスタッフである主人公自身が抱えるもの。
彼女の妊娠、結婚問題。
自分の抱える問題が
ある時は、 収容されている子供によって癒されたり。
心の叫びをラップで歌い上げる黒人の少年の歌がこれまた良いのです。
そして、父から暴力を受けている少女の作ったサメと蛸の童話。
これがまた秀作で。 サメは多分 彼女の父。 そして、蛸は彼女自身。
他の説明が無くても、 サメの愛情が欲しい蛸は、自分の足を全部彼にあげるのですが、
サメはそれでもまだ足りません。 ・・・・・・・・・
蛸は全部をあげるのですが。 そのあと、サメは友達がいなくなってさみしくなるのです・・・
カラっとしたトーンで 2時間弱。
この押さえ方が絶妙。
そして、彼女と一緒に暮らしている男性は
養父母の30年の結婚記念日で 両親の前でお祝のメッセージを言う場面。
これも、良かったシーンでした。
世の中でこんな大変なお仕事している人がいるんだって驚きと
自分も少しでも何か出来るのかなあなんて 思っちゃいますね。
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