韓国一人旅（紅白の灯台）

１０月２７日

　サムチョクのバスターミナルで次のホサン行きのバスを教えてもらって待った。　バスには２種類あるようだったが、どちらがどうなのか　分からない。　とにかく早く行く方と言って決めた。

　実は、サムチョクへ着く前からお腹の調子が悪い私。　必死にトイレに駆け込んだ

　ソウルで買った卵の燻製？　６３ビルで飲んだ冷たいビール？　昨日朝食べた露天のキンパｐ？　　とにかく　御蔭でこの日は水分以外は何も食べないことになった。

 

サムチョクからホサンまでは海岸沿いを走ったり、山を登ったり下りたり。　なんせ江原道の最南まで行くのだ。　　

途中で気が付いたこと。　紅白の灯台があちら、こちらにあるではないか？

私はこの紅白の灯台というのは　殆どのドラマも映画も『復活』で出てくるものと同じだと勘違いしていた。　　

確かに『春の日』はチェジュ島。　『ファンタスティックカップル』は釜山。　

 

バスから見えたホサン以外の紅白の灯台。

 

やっと着いたバス停「ホサン」

 

ここから海岸までは徒歩１０分以上と教えてもらっていた（サムチョクの市の観光課の人に親切に教えてもらっていたのだ）

バス停で聞けば良かったのに、　なにも聞かずにとにかく海に歩けば分かるのだろうと進むと、灯台が　すぐに見えるわけではない。　　海の方向が分かるだけだ。

車を止めて教えてもらい、　さらに、心配になって、呑気そうな飴をなめて歩いてきた女子高生に尋ねた。　　私が『復活』の灯台としてスクラップしてきたものの中に違う灯台が混ざっていて・・　　これはここだけど、　これは違うと教えてもらう。

まずは、この橋を渡って、

 

で、灯台が見えた。

流石、地元っ子。　それに彼女は高校で日本語を勉強していたのだ。

 

弾む楽しい会話。　　日本語、英語、ハングルとちゃんぽんでドラマや俳優の話ができた。　　　彼女と撮ったツーショット

で、あまりの楽しさと嬉しさで　結局紅白の灯台にじっくり浸る時間が無かったけど・・・　　ま、いいか！

お天気がよく　イカ干しの向こうの灯台もナカナカ！

 

帰りは同じバス停まで戻って切符をかったら、切符の他に飴を一個つけてくれた。　親切なお兄さんだった。　　今来たクネクネの道を辿りながら、サムチョク到着。

そして、ソウルに少しでも早く帰ろうと、東ソウルまでの切符を買った。

ルートを聞かなかったけど、　まさか、東海、江陵とすっかり同じルートでソウルまで行くとは思わなかった。

 

ソウルまで４時間の予定が　週末の渋滞で５時間かかり、８時半到着。　　中には気持ちが悪くなった人がいたけど、　バスの運転手さんはトイレ休憩一回以外はバスを止めなかった。

 

で、馴染みになった明洞へ戻り、　チンジルバンを探すエネルギーが無くなって、モーテルへの宿泊になった。　　　　この日も爆睡。