手刻みと自然素材で造る大工さんのブログ…

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屋根瓦…

2011-05-23 12:50:19 | ひとりごと
最近の建物に関するキーワードは、‘耐震、太陽光発電、オール電化…’

なのかな?……

私のキーワードは…、たくさんありすぎて絞れませんが今日のところは

耐久性、しっかりした施工、自然素材=エコ…

耐震に関することで言えば、だれが言い出したか知らないが

『屋根は軽いほうがいい』なんて言われてる、そうなの?軽くなきゃいかんの?というのが私の

思い…。

屋根を軽くするよりもそれをささえる骨組みがしっかりしてなきゃいかんだろう、

骨組みが丈夫=耐久性、耐震、につながると思う。

屋根の重みよりそのしたのほうが重量があるはず、したの(土台からを含めて)骨組みが細いから

屋根を軽くしないかんのだろ?、である…

しかも、屋根の下地材は野地板といって、合板ではなく無垢の板、自然素材のほうがいいのです。

合板を打ったほうが丈夫かもしれませんが、耐久性は?としたときどうかな、と思います。



ある程度の重みで家を押さえるということも必要ではなかろうか…

瓦葺きの屋根でもなんら問題ない骨組み、それが普通の家であるはず

画像は熊崎製瓦所の熊崎さんが開発した‘唯美(ゆいび)’です、穴があいていて、その下に樋があります

樋が雪や直射日光で傷みにくい=耐久性がある、です。





下からみるとこんな感じです、ちょっと画像ではわかりにくいね

コメント (3)
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