夫VS日本の水際対策

前回まではこちら

野球観戦とコロナ感染 - ねこのひたい

出発前より、夫の懸念は日本の水際対策で必須の

「72時間以内の陰性証明」でした。

それがないと、日本行きの飛行機には乗れません。

滞在する街の日本の定める検査方式をやってくれる場所、

検査証明書の準備、

検査の際、困らないようにガイドの手配、

夫は相当の力を入れていました。

ちなみにガイドというのは現地に住む日本人で

検査などのお手伝いをしてくれるのだそうです。

そうした依頼をするサイトもあるんだそう。

出国まで72時間を切った時点で夫とBはガイドの力を借り

ドラッグストアのドライブスルー検査に臨んだと言います。

2人とも無事陰性の証明をGET。

証明書はメールで通知され、

それをホテルで印刷して日本入国時に提示したそうです。

そしてA。

感染の時期を考えると

夫たちが検査する時点で陰性になるのはないだろうと。

また、海外旅行保険を使って

予定変更で発生したキャンセル料や宿泊代を補填するため

ここは敢えて陽性の検査結果が必要との判断。

それに加え、人によっては陰性になるのに時間がかかると言います。

それを待って帰国するといつになったら帰国できるのかわからない。

そういう時は医師の「回復証明」と領事館レターの二つが必要。

この２つを手に入れて帰国する方針を3人で決定したそうです。

しかし、あいにく週末で領事館レターや医師の回復証明も

週明けでないともらえない。

この時点でAは夫たちと一緒の帰国を断念したみたいです。

そして夫たち。

大谷くんを見たい。

とにかく大谷くん。

本来の予定では

陰性証明を手に入れたら

車でロサンジェルスに移動、

すぐ大谷くんの試合、

試合後はホテルに戻って就寝、

翌日起きたら（そのまま起きていてもいいくらいの早朝）、

空港へ行ってレンタカーの返却など…

とタイトだったそうです。

Aが一緒にロサンジェルスに移動することも

選択肢としてはあったようですが

この予定にAの帰国のための検査を入れるのは無理。

ロサンジェルスで検査できる場所を探さないといけないし

空港へのアクセスがよい（シャトルバスがあるなど）宿も必要。

だったら検査の場所やガイドが確保できている

今の場所に留まる方がいいのではと判断、

Aをその地にとどめ、二人でロサンジェルスに向かったそうです。

Aが滞在していたホテルは空港や繁華街までのシャトルバスが出ていて

それを使えば一人でも大丈夫というのも大きかったようです。

そこからは夫とBは当初の予定通りの行動ができ

予定の飛行機で帰国、

家に帰っても特に問題なく今に至ります。

そしてA、

夫たちより1日遅れで帰国するはずが

なんと新たに手配した航空会社が

「発症から10日経たないと乗っちゃだめ」

って決まりだったらしく、

（これも航空会社によるらしい）

再び帰国便を変更、遅れること2日で帰国できました。

日本の水際対策…

Aは間違いなく日本で感染していて

けれどアメリカ入国は何も問題なくできている。

（アメリカは、6月12日に陰性証明または回復証明の提示を

取り消してました）。

一方の日本。

出国前72時間以内の陰性証明を課しているので

感染場所がどこでも、感染した人は入国できない。

そして、夫の話ではアメリカの検査はとってもいい加減。

誰か見ているわけでもないから

鼻うがいしてからやっても

他の人の検体を出しても問題なさそうとか。

（本当か…？場所による？）

夫の感想ですが「抜け道はありそう…」

海外からも批判が多いとされる日本の水際対策。

国内からも緩和を求める声が出ていると

だいぶ前から報道されていたのにもかかわらず

8月後半の現在でも72時間以内の陰性証明が必要。

ワクチン接種3回を条件に廃止を検討するとか報道みたけど

ワクチン接種を4回してる岸田さんが感染してたら

説得力ないような。

日本や東アジアの少数の国を除いて

コロナ？何それ？

って感じに多くの国がなっているのに

未だに「外国からの流入を防ぐ！！！！」

とか言ってるの見ると、

なんだろう日本…

いろいろな分野でガラパゴスになるのもわかるね。

ある日野球中継で見た栗山さん一行

夫撮影によるアメリカの風景

ほぼノーマスク＆密だったそう

夫が手にした陰性証明

これ取るための費用も結構かかる模様。