毎日編みもの、時々読書、たまぁに懸賞。

そろそろ身辺整理ですかね・・・。

春の陽気♪寒いトリノ!?

2006-02-15 15:01:26 | 懸賞




今日のお届けものは・・・

ありませんでした

何でしょう、このポカポカ陽気は。。。

今の気温、19℃~

そんでまた明日、寒いって~

一体どうなってるんでしょうねぇ。。。


一体どうなってるのか。。。といえばトリノ五輪。

あれは、マスコミの騒ぎ過ぎだと思いません???

まさに「風説の流布」だと私は思うのですが。。。

目をつけられて、騒がれて、プレッシャーばかりかけて

成績が思わしくなかったら容赦なくたたく。。。

その姿勢、毎度のことですが疑ってしまいます。

4年に1度のその一瞬に向けて、体調やモチベーションをベストに

持っていこうとしている選手のみなさんのことを考えた

秩序ある報道を望みたいですね。


椿山課長の七日間

2006-02-15 14:49:52 | トラックバック
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浅田次郎氏著 朝日文庫

やり残したことが多すぎるー
このまま死ぬわけにはいかない

46歳で突然死した椿山和昭は、家族に別れを告げるめ、
美女の肉体を借りて、七日間だけ“現世”に舞い戻った!
  
いやぁ、面白い!!一気に読めて、笑えて、泣ける1冊です。

まず死後の世界が笑える!まるで免許更新所のような施設、
「中陰役所」(これもグローバルな視点から「スピリッツ・アライバル・センター」
(SAC)などと今風なネーミングだから笑える)で、
「現世」での悪事は、講習をうけて、「反省ボタン」さえ押せば
みんな極楽浄土に行けちゃう!なんて設定も、死後の世界という
恐そうな先入観を払拭してくれる。

主人公の椿山課長は、どうしてももう一度現世に戻りたいと
「再審査」を申請し、「特別逆送」を勝ち取る。
その様子を、「税金の還付に似てるな」と主人公に言わせる
浅田さんに共感。
そうして、椿山課長、やくざの親分、小学生の少年が
七日間だけ“現世”に戻って、自分の人生を振り返る。

彼らの思い残したこと、気がかりなことは無事に解決するのか?
まるで接点のない3人が物語が進むにつれて、つながりを見せてくる。
親子の絆、捧げ尽くす無償の愛、人と人との縁など
笑える話あり、ホロッとさせられる場面もあり、
読み応え十分です。こんな死後の世界なら本当にいいのになぁと
思いました。(あまり急いでは行きたくありませんが)

読後、命には期限があること(当たり前!)を
今さらながら痛感しました。そして、ズボラな私はついつい
「明日やろう」と色んな事を先延ばししてしまいますが
なるべく「思いたったら」行動するようにしなきゃ!と
思いました。
。。。でないと、残された家族は悲しみの後、
「ちょっと、もっとちゃんと整理しといてほしかったよね!!」
と、怒りを買いそうですから。。。