
アルバム「Chicago17」から、Peterの歌声の虜になり、Chicagoのオリジナルアルバムをタイトルをカウントダウンしながら、捜索活動を始めた高校時代。
前にも触れましたが、「Chicago16」は近所のレンタルレコードで、ホント直ぐに見つかりました。その次に「Chicago15(グテイテストヒットVol.2)を借りるも、内容はChicago13までのアルバムからのベストアルバムであったため、低迷した頃のChicago14からの選曲は一曲も無い上、「Chicago10や11」等、少し古い1970年代のヒット曲が中心となっていて、「愛ある別れ」「朝もやの二人」等、タイトルから、「素直になれなくて」のような曲調を期待して、聴いてみたら、どうしても、当事の自分には何か古臭さく感じられてしまう、音色や曲調なのが、今ひとつ、自分にはしっくりこないように感じてしまってました。
結局、Chicago15が気に入らなかった訳で、15の中で一切選曲が無いアルバムで、しかもChicago16に一番近い、80年代のアルバムである、「Chicago14【当事既に廃盤】」に、自分の好みの曲が含まれているのでは無いかと、期待は膨らんだのでした。
期待をしながら探し続けたのですが、Chicago低迷期であまり売れていない「廃盤アルバム」で、発売から年月が経っていたのもあり、全然見つかりませんでした。
今のようにインターネットなんてのも無いし、自分が高校時代に住んでたのは、地方の田舎町でしたので、最寄のレンタルレコード屋の数も、各店の品揃えも少なさもあり、捜索は難航したのでした。
そうこうしているうちに、私と、Peter Ceteraの歌とを、結びつけた決定的な出会い!である、2ndソロ「SOLITUDE/SOLITAIRE」がリリースされ、その後当分はソロの作品を追い続ける事に力が入っていったのでした。
そのため、Chicagoアルバムのカウントダウン捜索ペースが弱まって、(それでももちろん捜索し続けていましたが。。。)、結局その3年後ぐらいに、京都のタワーレコードで輸入版LPのChicago14を発見し購入までに至ったのでした。
Chicago14は、低迷期の作品ということで、どの音楽雑誌でも評価が低いですが、Peterの歌声が中心の曲が多く、「結果として、大ヒットしたChicago16に至るまでの、仕込みの時期のシカゴ」と言えそうなアルバムのように感じる作品です。
アルバム全体の特徴としては、インパクトのある曲はないですが、全体的にマイルドというか、聴いていて、何かほんわかと力が抜けるような気持ちになるアルバムです。
当時購入したのは、輸入版でライナーノートが無かったこと、当事はワープロ(電卓を大きくしたような液晶タイプで文字表示は一行か二行)を購入したてで、入力の練習がてらに、いろいろ文書を作っていたため、何故か自分自身で、このアルバムChicago14のライナーノートを作ったのを覚えています。
何か変な趣味のようですが、今こうしてブログを書いているのと同じノリです。
只、それを誰かに見せた訳でもなく、印刷してそのLPの中に入れて満足していました。。。(暇なんかって言われそう)
アルバムを見つけた際に、一曲ぐらいは気に入る曲があるだろうと期待して聴き入っていたら、最初から、自分の耳に残ったのがこの曲。
Peterの作詞、作曲のバラード曲「Song For You」でした。
最初の頃は、ピーターが1人で歌っているのかと思いましたが、前半のパートはすごく似ているけど、どうも彼の声ではありません。未練たらしいというか、軟弱男を歌った歌詞が多かったいかにも当事のピーターらしい詞です。当事の自分も恐らく、この歌詞に、当時の自身の気持ちに照らして、聴いていたと思いますが、何故かそれ程の思い出となるシーンは思い出せません。。。
以下リンク先(2021年2月リンク修正)、原曲をお愉しみ下さい。
Song for You
Song For You/Chicago
君は知りたいかい、
僕が頼れる男なんだってことを・・・
その言葉を言ってくれたら、
僕も繰り返し言うよ
僕は頼りになる男だって、
知りたいだろう
それが僕なんだってこと
君は見せて欲しかったんだろ、
僕が頼れる男なんだって、
そう言ってくれたら、僕も話つもりだよ
君は見せて欲しかったんだろ
僕が頼りになる男だって
それが、まさに僕なんだって
*Chorus
僕は頼れる男
名前を呼んでくれたら、僕はいつでもそばにいるよ
確信してくれていい、
ベイビー、君の愛だけが僕をそうさせる
そうさせるのさ
*(くりかえし)
訳)Ceterefan JOE
やった!一番乗り!?
先月末に日記が書かれていたので、今回の更新はフェイントでした。見に来てよかった♪
Chicago14、私も学生時代は見つけられないまま(というか14の存在を知らなかった)
そのままになり、このアルバムを通しで聴いたのは実は去年です。
とてもいいアルバムだと思うのですが、人気を思うとChicagoにとってもファンにとっても
テリーの存在は絶大だったんでしょうね。
当時からリアルでファンだった方は低迷期のこのあたりをどういう風に感じて
過ごしていたのか興味があります。私は当時はまだ幼児だったので...
ジョーさんのライナー読みたい!特にWhere did the lovin' go?
学生時代Heart Of Chicagoを聴きまくっていたせいか、私の中で14と言えばこれですかね。
Remember The Feelingと同じくたたみかけるメロディ展開が大好きです。
Song For Youも好きです。ピーター一人で歌っているのを聴いてみたかったな。
このブログは日々だいたい30件程度のアクセスがせいぜいな状況ですから、コメントがあるのはこちらも嬉しい限りです。ありがとうございます。
さて、14については、遅かった私でも発売10年後の入手でしたが、最近の再販のお陰で、あきはるさんの様に完全盤CDで、発売から30年以上して、初めて入手されてる方も沢山おられるでしょうね。
思えば私はホント大学時代前半は、ソロ1st「夢のライムライト」と「Chicago14」を探し回ってました。輸入盤LP入手から3年後には、米国盤再販CDを入手したものの、例によってライナーノーツは無かったので、当時のPCファンの恩師からコピーを頂き、それをCD用のサイズに切って表裏印刷して、そのまま中に入れてあります。
ところで、Where did the lovin' go?がお好みとは以外です。歌詞も含めて少し本気で聴いてみることにします・・・
何かにつけてワキの甘いウェインです。タイトルにあるように、曲の存在を忘れていました。
実は僕も恐らくジョーさんと同じ時分に「14」を探し回っていた筈です。
渋谷の線路脇の中古レコード店で、指紋のジャケットのLPを見つけた時には非常に嬉しかったものの、当時CDラジカセを手に入れたばかりで、他の再生手段が無かったので、CDの再販を信じて購入を見送った経緯があるアルバムでした。
ジョーさんとあきはるさんのコメントが気になり、早速「14」を聴いてみました。一番縁が遠かったアルバムでしたから、何年振りかで聴いて実に新鮮でしたね。
そう、PETERも当時まだ36歳。現在のLIVEでは原曲よりキーを1~3ピッチ程度下げて歌うこともありますが、声量もキーの高さも基本的には変わっていないんですよね。贔屓目に見なくてもこれは66歳の歌手としては凄いことだと思いますよ。
そんなこんなでいいきっかけを貰ったようなので、暫くはCHICAGOを「13」から遡って聴いてみることにします。
確か14のCDを見つける前に、コロンビアレコードが自社のレーベルの間の曲をまとめて発売した、シカゴBox?という企画物ベストCD(1~10からの選曲)が出てたので、思い切って購入したものの、初期のホーン全面に出てる点、楽器や音源の古臭ささを感じる点、からAOR系を求めていた自分にはギャップを感じてしまった【オールドシカゴファンの方すいません】記憶があります。
その後、'88年?のシカゴ来日公演へ参加した時に、Just Youn' Meのライブを聴いて、Chicago10までの曲もいける気がして、改めてそのアルバムを聴きなおし少し、その状況は変わっていきましたけど。。。
そして一方で、Chicago10~14の頃については、ギャップは感じつつも、未練たらしい男の歌を中心としたバラードには10まで程の古臭さは無く、Peterが全面に出た曲では、彼ならではの美声に惹かれるものを感じ、そのオールドCeteraの曲ばかりでベストを作ったような記憶があります。
いずれにしても、彼のニューアルバムや新曲があまりにも長い間出ないと、いつもこうして、過去に遡っていくクセがあります。
私もウェインさんのように、今週は12、13、14を集中して聴いてみようと思います・・・何か新たな発見あるかも。
私も後追いで14を聴いた世代です。最初聴いた時はあまり印象に残らなかった感じでしたが、その後聴き直してから16で大ブレイクする序曲を感じさせるアルバムであったと思います。
私の好みは躍動感あるラストのThe American Dreamです。