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musicapple

music + apple = musicapple (笑)

ラウタヴァーラ 

2005年11月11日 | 音楽
2005年9月24日NHKホールで行われた
第1550回N響定期公演で、
ウラディーミル・アシュケナージ氏が、
ラウタヴァーラ(Einojuhani Rautavaara, b.1928)の
「ブック・オブ・ビジョンズ(Book of Visions)」の
日本初演を行いました。
2004年に作曲されたこの作品は、NHK交響楽団,
ベルギー国立管弦楽団, ロイヤル・スコットランド国立管弦楽団
委嘱作品です。

1. 夜の物語
2. 火の物語
3. 愛の物語
4. 運命の物語

の4つの楽章から成っています。
(four orchestral tales - of night, fire, love and fate)
ちなみに世界初演は、Mikko Franckによりブリュッセルで
2005年4月に行われました。
作曲者の「天使」シリーズのように、
形而上学的に知覚される現象の本質をひきだすことを
意図しているようです。

2004年1月に作曲者を心臓発作が襲い、作曲が中断されたため
最後の楽章は自伝的要素を含んでいるらしいです。

この日の他のプログラムは、

リヒャルト・シュトラウス 4つの最後の歌
ドビュッシー バレエ音楽「遊戯」
ラヴェル 「ダフニスとクロエ」組曲 第2番

タリス・スコラーズ演奏会

2005年11月05日 | 音楽
2005年6月30日第一生命ホールで行われた
ピーター・フィリップス指揮
タリス・スコラーズの演奏会(BS2録画)。

1994年には、ミケランジェロのフレスコ画「最後の審判」の
修復完成を祝って、システィーナ礼拝堂での演奏が許された
といいますから、バチカン公認の世界的アンサンブルですね。

プログラムは

タリス  使徒らは口々に
     エレミヤの哀歌Ⅰ
ホワイト エレミヤの哀歌Ⅱ
     主が御身のことを聞きたまわんことを
タリス  めでたし、けがれなき乙女

ルネサンス期の教会音楽はいいですね。

ウラディーミル・ミシュク 

2005年11月04日 | 音楽
2005年7月30日東京オペラシティにおける
ウラディーミル・ミシュク ピアノ・リサイタル(BS2録画)。

ミシュクの演奏は、若かりしころ(多分10代)の演奏を
地元のホールで聴いたことがあります。
そのときはショパンの軍隊ポロネーズ、
スクリアービンのピアノ・ソナタ第5番とか弾いていました。
力任せにがんがん弾き通しちゃうっていう感じでしたが。

成長したミシュクさん。
ちょっと鳴らし過ぎている感はやはり否めません。

プログラムは、

バッハ=ブゾーニ コラール前奏曲
         「イエスよ、私は主の名を呼ぶ」
         「来たれ、異教徒の救い主よ」
         シャコンヌ
ショパン ノクターン ハ短調 Op.48-1
           嬰ハ短調 遺作
     アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ Op.22

コリン・デーヴィスのモツレク

2005年11月03日 | 音楽
2004年2月14日ドレスデン国立歌劇場における
コリン・デーヴィス指揮
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、ドレスデン国立歌劇場合唱団の
モーツァルト 「レクイエム」K.626 (BS2録画)

文化の日に放送されたフォーレのレクイエムと相前後して
放送されていました。

私の地元ではミシェル・コルボさんがこのモツレクと
フォーレのレクイエムをカップリングしたプログラムで
公演してくれたこともありました。なつかしいです。。

Valeri Polyansky

2005年06月04日 | 音楽
CHANDOS CHAN 10311

Alexander Scriabin (1872-1915)
Symphony No.1, Op.26 in E-Dur

Sergey Vasil'yevich Rachmaninov (1873-1943)
Six Choruses, Op.15

Russian State Symphonic Cappella
Russian State Symphony Orchestra
under
Valeri Polyansky

ラフマニノフのSix Chorusesはpremiere recordingらしい。

高橋悠治

2005年03月30日 | 音楽
高橋悠治さんの「ゴルトベルク変奏曲」聴きに行ってきました。
ちょっと、調子が乗らなかったのでしょうか。。。
独特なアクセントが入って、独特なフレージングに
独特なルバート。

この人にはやっぱり、前衛的な作品や、
サティ、モンポウなどが似合ってますよね?

ダニエル・バレンボイム

2005年02月26日 | 音楽
ベートーヴェンのピアノ協奏曲#2の弾き振り
を「見に」行ってきました。
クレンペラーの時と比べると少しまるくなったような感じですが。。。
しかし、マーラーの#7はやはり元気でした。
やっぱり彼は少しaggressiveなのかな。
選曲はきわめてclassicalですが。
東京公演ではやや集中力が低下気味だったようですが、
私の住んでいる地域での演奏会ではとても良かったようです。