かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

占い師登場

2014年01月23日 | KIMONO
今朝、まだベッドの中にいるとき、ふと思いついた。

そうだ、今日の授業はキモノを着ていこう。

午前中は市内のYZ小学校の4年生、午後は隣町のYD小学校の6年生にタバコの授業をすることになっていた。

どちらの学校も、何回も行っているから、少し気が楽というのもあった。

ベッドに入ったまま、何を着るか思案。

子どもたちのことを考えて、福助どんの帯を締めることにした。
普段着らしくするために、キモノは弁慶格子の伊兵衛織りに。
大人の集まりでは気が引けるけれど、小学校ならばと、福助どんはお太鼓だけでなく、前帯にもフル出場させた。

YZ小の校長先生には、「(キモノだと)雰囲気が柔らかくなるんですかね…」と言われた。

以前、禁煙講座でも、同じようなことを言われたことがある。
タバコの話というと、恐いとかキツいというイメージを持つ人は多いらしく、それがキモノを着た人が喋ると、いくらか和らいだ印象を与えるようだ。


子どもたちの反応は、意外やクールだった。
いや、じゃなくて、唖然としていたのかな?
いわゆる晴れ着じゃない普段キモノというのは、実際あまり見たことがないのかもしれない。

キモノを着ている人のイメージを子どもたちに訊いてみると、お茶の先生とかお花の先生という答えが返ってきた。


『落語家の人なんかもそうだよね?』と言うと、「あぁ~(なるほど)!」という返事。

他には、「お祭りのとき」や、「成人式」で見たことがあるという答えも。

しかし、誰のことを言っていたのだろう?「占い師」と言った子がいた(笑)。


福助どんを話題にすることはなく、いつもどおりに授業開始。

授業中、いつもの調子で、両手をぶんぶんと振り回したら、袖で自分の顔をひっぱたいてしまったことは、着付けの先生には言わないでおいたほうがいいな…
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