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バイオリンをちょっとレストアしてみる

2020年10月01日 | その日その日
 
思い出の詰まったマイ・オールド・バイオリン。今は埃がたっぷり詰まっています(笑)。

 
レストア(修復)というタイトルですが大袈裟です(笑)。
私が子供の頃弾いていたバイオリンが埃を被っていたので、念を入れてクリーニングと若干の調整をすることにしました。
そう考えたのは、子供の私に父親が与えてくれた思い出の楽器だからです。
楽器自体は鈴木バイオリンの低価格帯のものだと思われます。工作も粗削りな部分も見られます。しかし、音楽とは無縁の父親がどこでどう工面したのか、ある日突然私の目の前に置いたものです。初めて見る現実のバイオリンは西洋音楽そのもののように見えました。
 
 

今では貴重かも知れない「木曽鈴木バイオリン」のラベル。子供だった私はその下の「Copy of Antonius Stradivarus...」を見て本物のストラドだと思った田舎っぺ(笑)。

 
それから幾星霜。今はチェロを弾く私(笑)。
ケースの方は捨ててしまったので、バイオリンは針金で壁に掛けられオーナメントに。そして、何年そこでチェロの音を聴かされていたことか。日に晒され、いつからか掃除もされなくなりほぼ放置されていたようなものでした。弦も錆び、買い替えた駒はそのままで哀れな姿となっていました。
 
 

こうしてバイオリンを扱っていると、なんだか職人になった気分(笑)。

 
というわけで、レストアです。
まずは、たまりにたまった埃を払い新兵器マイクロファイバークロスで拭いてみました。それでもまだ汚れが目立ちくすんで見えます。木製の楽器にはよくないのですが、濡らしたタオルをかたく絞って汚れた部分を拭きました。
ここまでくると、元どおりとはいきませんが、まずまずバイオリンらしさが戻ってきました。
(つづく)


Nikon D500/AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6 G VR II





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