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バッハ:ブランデンブルク協奏曲を聴く

2008年08月19日 | 今日聴いたCD
いつまでも『ブランデンブルク』でもないだろうと言う人もいるだろうが,旅の準備の合い間にブランデンブルク・コンチェルトを流した。腰にはボルタレンが利いている。

この協奏曲の中でも特に第1番は私が最初に聞いたクラシック(LP)だったので思い出深い。もう40年近くも前のことである。当時は螺旋状に上昇を続けるお経のような音楽という印象だった。楽団はイタリアのセント・チェチェーリアだったかと記憶する。だからモダンの演奏。その後はイ・ムジチ盤,レオンハルト盤を買って聴いていた。今回,ナクソスの『バッハの生涯』の朗読CDに挿入されていたブリュール盤がドイツ的な中にも現代的でよいように思えて買った。(ナクソスの思う壺,か(笑))

ドイツ的という表現は曖昧だが,固いけれども適度に柔らかくニュアンスもある演奏というところか。ドイツ車でアウトバーンを飛ばすような(あくまでも比喩(笑))現代的な感覚もある。最近は退屈なところも感じるようになってはいるが,折に触れて当時のバッハの心境などを偲びながら聴いている。

                   □ □ □

昨日,12時間の空の旅のための本も買った。田舎の本屋のこととて地味な本は置いておらず,結局,新潮文庫の『草枕』を買った。再読となる今回はじっくりと日本語の深さを味わいつつ,晩年,その英訳本を愛読したというグレン・グールドを気取ってみようかと思う(笑)。

楽器も実家に預けた。何となく心許ない。ああ,楽器・ロス(?) 
さあ,これから集中して出張の準備である。このブログの更新も,首尾良く携帯が接続できるまでしばらくお休みとせざるを得ませんので,予めご了承くださいませ。
では,またの投稿まで。See you soon!

■J.S.Bach;Brandenburg Concertos No.1-6(BWV1046-1051), Concerto in A minor, BWV1044, Concerto in F major, BWV1057. Helmut Mueller-Bruehl cond., Cologne Chamber Orchestra, Naxos, 8.554607-8, recorded in 1995, 1999.(J.S.バッハ;ブランデンブルク協奏曲第1,2集[J.S.バッハ管弦楽曲・協奏曲協奏曲全集第6,7集])


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